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浦和レッズOBマッチ、感謝セレモニー

23日、駒場スタジアムにて、『さいたまホームタウンサッカーフェスタ 浦和レッズOBスペシャルマッチ』が行なわれた。

試合に先立って、サブグラウンドでは『キックターゲット』『ちびっ子ワンデートーナメント』も開催された。トーナメントではさいたま市サッカー協会所属の子供たちがゲームに参加。各チームにそれぞれOBが1人ずつ入って、チームを牽引するとともに、子供たちと交流を図った。
午後になり13時30分、いよいよOBマッチのキックオフを迎えた。キックオフに先立って、2008年限りで現役を引退した内舘秀樹、桜井直人、西谷正也の3人に花束が贈呈された。

そして、平澤憲浦和区長によるキックオフセレモニーの後、総勢47名のOBが参加し、30分ハーフで、内舘秀樹率いる「TEAM UCHIDATE(RED STARS)」と、桜井直人・西谷正也率いる「TEAM SAKU&NISHITANI(WHITE STARS)」との試合がスタート。スタンドには6,052人もの観衆が集まった。ピッチ上では、キレのある動きを見せる選手もいれば、なかなか足がついてこない選手も多く、MCによる突っ込みも選手たちに飛ばされて、しばしば大きな笑いも起こる中で試合が進んだ。前半は、桜井が何度も決定的チャンスを迎えた他、内舘も積極的なミドルシュートを見せたものの、スコアレスで終了。後半2分、保坂信之がゴール右の角度のないところから右足で決めて「TEAM UCHIDATE」が先制。さらに、後半22分には、左サイドからのグラウンダーのボールをペナルティーエリア中央で内舘がワントラップ、左足で枠内左に決めて2-0とリードした。この日の「主役」のゴールに、スタンドからは大きな拍手が送られていた。

後半23分には、何度も決定機を外していた桜井がようやくゴール、さらに佐藤慶明が相手DF裏に飛び出して得点を決めて同点に。それでも最後は「TEAM UCHIDATE」が左サイドからボールをつないで、最後は菊原伸郎がゴール、3-2で勝利を収めた。

試合後の『感謝セレモニー』開始時にはバックスタンドに、ハートに「19」が入った大旗が掲示された。また、この日、会場に集まったたくさんのサポーターがメッセージを書き入れたフラッグが内舘に手渡された。最後に内舘は「このようなイベントをしていただける機会をいただいて本当にありがとうございました。さいたま市のスタッフの方、イベントを協賛してくださった企業の方々、参加していただいたOBの方々、本当にありがとうございます。イベントに携わってくれたすべての人々に感謝しています。そして今日、足を運んでくださった、サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。今後、自分が他の人にこうしたイベントをやっていけるように、恩返しができるように、頑張っていきたいと思います。これからも浦和レッズをよろしくお願いします」と挨拶。その後、参加したOBとともに、場内を1周、集まったサポーターの方々から、たくさんの拍手と声援を受けていた。チームとして初めて、行なわれたOBマッチは、大盛況のまま締めくくりとなった。 【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

【試合結果】30分ハーフ
TEAM UCHIDATE/RED STARS 3-2(前半0-0) TEAM SAKU&NISHITANI/WHITE STARS
◆得点者
32分 保坂信之(TEAM UCHIDATE/RED STARS)
52分 内舘秀樹(TEAM UCHIDATE/RED STARS)
53分 桜井直人(TEAM SAKU&NISHITANI/WHITE STARS)
55分 佐藤慶明(TEAM SAKU&NISHITANI/WHITE STARS)
60分 菊原伸郎(TEAM UCHIDATE/RED STARS)

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