2011年3月11日14時46分に起こった東日本大震災から11年を迎えます。
災害の犠牲となられた方々に対し、あらためてご冥福をお祈りいたします。
また、復興と呼ぶにはまだまだ長い道のりの途中だと思います。被災された方々の一日も早い復興を心より祈念申しあげます。

浦和レッズはこれまで「東日本大震災等支援プロジェクト ハートフルサッカー in 東北」などを通じ、被災された子どもたちの心のケアを中心に、浦和レッズハートフルクラブによる被災地支援活動を継続的に行ってまいりました。震災発生直後から今日までに22回被災地を訪問し、ハートフルサッカー教室や交流会を開催し、4,500名を超える方々とふれあってきました。

近年は、新型コロナウイルス感染症の影響で以前と同じような活動はできておりませんが、感染防止対策をした上で、訪問先のご協力とご調整により継続した活動をしております。

また、ホームゲーム開催時には、被災地に足を運べない方へ被災地の現状を伝え、震災の記憶を風化させないことを目的に、ハートフルクラブブースを設置。写真展示や被災地支援募金活動を実施しています。

浦和レッズは社会の一員であり、未曾有の大災害となった東日本大震災で被災された方々への支援が復興の一助になれればとの思いで、活動に取り組んでまいりました。
そして、こうした活動は、「社会の一員として青少年の健全な発育に寄与する」という浦和レッズの活動理念実現につながっているという考えに基づいております。

今後も、浦和レッズは「こころ」に寄り添った活動を継続して行ってまいります。
支援とともに交流をし、次世代を担う子どもたちを中心に震災の記憶を風化させず、新しい未来に向かうお手伝いができるよう活動してまいります。

引き続きみなさまのご協力をよろしくお願いいたします。