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Jリーグ再開に向けて
世界中のサッカーファミリーが熱狂したワールドカップが終わり、いよいよ週末からJリーグが再開します。
この中断期間、チームは静岡キャンプを通して、もう一度コンビネーションを中心にトレーニングを重ねてきました。浦和レッズの目指す「攻撃的で魅力あるサッカー」の水準を高めるべく汗を流してきました。充実したキャンプを過ごし、再開後はクラブ一丸となってタイトルを目指して戦っていきます。
クラブとしては「安全で快適なスタジアム」に関して、クラブ主導で取組むべき「子供からお年寄りまで笑顔あふれる安全なスタジアムづくり」と、サポーターと取組んでいくべき「応援の熱気が溢れる快適なスタジアムづくり」の2点について、現時点での考え方や今後の取り組みについてご説明させて頂きます。
●クラブ主導で取組むべきこと=安全なスタジアムづくり
「安全で快適なスタジアム(レッズワンダーランド)」を実現するには、まずクラブが自信を持って安全なスタジアムを提供することが大切です。クラブは累積的なトラブル事案の発生と無観客試合という制裁に強い危機意識を持っています。現時点では自信を持って安全なスタジアムを提供できる状態には至っていないと考えています。安全なスタジアムには「重点禁止6項目を守ることが徹底されている」ことと、「仮にルールが守れない事態が発生した際に厳格に対応できる体制が確立されている」ことが必要だと考えています。これに目処が立たなければ、本格的に快適なスタジアムづくりに取り組めないというほど、安全確保は重要なことと考えています。3月以降、クラブスタッフがスタンドに入って、セキュリティとコミュニケーションに取組んできましたが、これを継続・強化し、ルール遵守の徹底と公正で適切な対処ができるよう対応力を備えていきます。特に以下の項目を重点的に取組みます。
(1) Jリーグの試合運営管理規程改定に伴う、「安全確保のためのルール」と「ルール違反に対するペナルティ」を告知する
(2) 重点禁止6項目遵守の呼びかけを強化し、協力を求める
(3) 警備体制とあらゆるトラブル時の対応力を強化する
(4) 重点禁止6項目などのルール違反に対してはスタジアムへの入場禁止など厳格に対応する
●サポーターとクラブで取組んでいくべきこと=快適なスタジアムづくり
(1)応援スタイルや応援アイテム
コールリーダーを含むリーディングチームをはじめとする従来のゴール裏の中心グループが、「過去のトラブル及び今回の事案について、当事者としての責任を認識しています」などとして3月末に自主的に解散し、その後はコールリーダーも不在の状況が続いています。
フラッグや横断幕等装飾物といった応援アイテムについては、公式フラッグなどを除き掲出禁止という状況も続いております。太鼓などリーディングアイテムについては、利用を希望するチームからの申請を受け、当該チームとの話し合いを行ないましたが、「スタジアムで新しい応援スタイルを模索する動きも見られ、当面は一人ひとりの取り組みを大切にしたほうがいい」などの声が多く、リーディングアイテムの利用に至っていない状況です。
浦和レッズの応援スタイルは、クラブとサポーターが互いに信頼関係で結ばれた中で、サポーターのみなさんの創造的で自由な活動の中から出来あがってきたものです。
現状の応援についてクラブに対しご意見ご要望を頂いておりますが、今後につきましては、リーディングチームや応援スタイルについて様々な模索がある中、自発的に応援に取組むグループに対してクラブとの話し合いを呼びかけていきます。それが発展して、サポーターとクラブが定期的に話し合いをする場が出来れば、お互いの新たな信頼構築を強く後押しするものになるはずです。その中で、クラブは「サポーターの自主的活動をサポートする」という立場から、応援アイテムの解禁やそのためのルール作りを進めていきます。
応援アイテムの解禁には、「安全なスタジアムづくり」の目処が立った上で、サポーターとクラブで合意されたルールが構築されることが必要となります。このため、2014シーズンいっぱいは対話やルール構築の期間になるものと考えています。応援アイテムの取り扱いについては、アイテムごとに判断できる可能性もあり、段階的に進めることも視野に入れて検討していきます。
(2)スタジアムのホスピタリティ
これまでのサポーターミーティングやスタジアムでの意見交換をふまえ、「入場方法(抽選や入場方式)」、「子供やファミリーにやさしいシーティング(席割り)」、「観戦スタイルにあった自由席のすみわけ」などを来シーズンに向けて検討していきます。浦和レッズとファン・サポーターのみなさんとの絆作りのためのサービスやしくみも現在取り組み中です。特に、シーズンチケットホルダーの方々との絆を深めることが重要と考えています。ホルダー向けに実施したサポーターミーティングはその一環ですが、子供や孫の世代、そしてその後まで代々受け継いでいけるようなシーズンチケットになるよう取組んでいきます。
また、暑熱対策や売店での電子マネー利用拡大など、今シーズン中で実施可能なものは、適宜実施していきます。
●世界に誇れるスタジアムに・・・
クラブが安全なスタジアムを自信を持って提供していくことを大前提に、サポーターとクラブで取り組んでいくべき「快適なスタジアムづくり」について、自発的に応援するグループとクラブとの対話が生まれ、応援アイテムのルールづくりがスタートしたその先に、生まれ変わった浦和レッズと熱狂的なスタジアムの姿があり、あらたな「世界に誇れる浦和レッズのスタジアム」が出来上がるものと強く信じています。
みなさんのご理解とご協力よろしくお願い致します。
浦和レッドダイヤモンズ
この中断期間、チームは静岡キャンプを通して、もう一度コンビネーションを中心にトレーニングを重ねてきました。浦和レッズの目指す「攻撃的で魅力あるサッカー」の水準を高めるべく汗を流してきました。充実したキャンプを過ごし、再開後はクラブ一丸となってタイトルを目指して戦っていきます。
クラブとしては「安全で快適なスタジアム」に関して、クラブ主導で取組むべき「子供からお年寄りまで笑顔あふれる安全なスタジアムづくり」と、サポーターと取組んでいくべき「応援の熱気が溢れる快適なスタジアムづくり」の2点について、現時点での考え方や今後の取り組みについてご説明させて頂きます。
●クラブ主導で取組むべきこと=安全なスタジアムづくり
「安全で快適なスタジアム(レッズワンダーランド)」を実現するには、まずクラブが自信を持って安全なスタジアムを提供することが大切です。クラブは累積的なトラブル事案の発生と無観客試合という制裁に強い危機意識を持っています。現時点では自信を持って安全なスタジアムを提供できる状態には至っていないと考えています。安全なスタジアムには「重点禁止6項目を守ることが徹底されている」ことと、「仮にルールが守れない事態が発生した際に厳格に対応できる体制が確立されている」ことが必要だと考えています。これに目処が立たなければ、本格的に快適なスタジアムづくりに取り組めないというほど、安全確保は重要なことと考えています。3月以降、クラブスタッフがスタンドに入って、セキュリティとコミュニケーションに取組んできましたが、これを継続・強化し、ルール遵守の徹底と公正で適切な対処ができるよう対応力を備えていきます。特に以下の項目を重点的に取組みます。
(1) Jリーグの試合運営管理規程改定に伴う、「安全確保のためのルール」と「ルール違反に対するペナルティ」を告知する
(2) 重点禁止6項目遵守の呼びかけを強化し、協力を求める
(3) 警備体制とあらゆるトラブル時の対応力を強化する
(4) 重点禁止6項目などのルール違反に対してはスタジアムへの入場禁止など厳格に対応する
●サポーターとクラブで取組んでいくべきこと=快適なスタジアムづくり
(1)応援スタイルや応援アイテム
コールリーダーを含むリーディングチームをはじめとする従来のゴール裏の中心グループが、「過去のトラブル及び今回の事案について、当事者としての責任を認識しています」などとして3月末に自主的に解散し、その後はコールリーダーも不在の状況が続いています。
フラッグや横断幕等装飾物といった応援アイテムについては、公式フラッグなどを除き掲出禁止という状況も続いております。太鼓などリーディングアイテムについては、利用を希望するチームからの申請を受け、当該チームとの話し合いを行ないましたが、「スタジアムで新しい応援スタイルを模索する動きも見られ、当面は一人ひとりの取り組みを大切にしたほうがいい」などの声が多く、リーディングアイテムの利用に至っていない状況です。
浦和レッズの応援スタイルは、クラブとサポーターが互いに信頼関係で結ばれた中で、サポーターのみなさんの創造的で自由な活動の中から出来あがってきたものです。
現状の応援についてクラブに対しご意見ご要望を頂いておりますが、今後につきましては、リーディングチームや応援スタイルについて様々な模索がある中、自発的に応援に取組むグループに対してクラブとの話し合いを呼びかけていきます。それが発展して、サポーターとクラブが定期的に話し合いをする場が出来れば、お互いの新たな信頼構築を強く後押しするものになるはずです。その中で、クラブは「サポーターの自主的活動をサポートする」という立場から、応援アイテムの解禁やそのためのルール作りを進めていきます。
応援アイテムの解禁には、「安全なスタジアムづくり」の目処が立った上で、サポーターとクラブで合意されたルールが構築されることが必要となります。このため、2014シーズンいっぱいは対話やルール構築の期間になるものと考えています。応援アイテムの取り扱いについては、アイテムごとに判断できる可能性もあり、段階的に進めることも視野に入れて検討していきます。
(2)スタジアムのホスピタリティ
これまでのサポーターミーティングやスタジアムでの意見交換をふまえ、「入場方法(抽選や入場方式)」、「子供やファミリーにやさしいシーティング(席割り)」、「観戦スタイルにあった自由席のすみわけ」などを来シーズンに向けて検討していきます。浦和レッズとファン・サポーターのみなさんとの絆作りのためのサービスやしくみも現在取り組み中です。特に、シーズンチケットホルダーの方々との絆を深めることが重要と考えています。ホルダー向けに実施したサポーターミーティングはその一環ですが、子供や孫の世代、そしてその後まで代々受け継いでいけるようなシーズンチケットになるよう取組んでいきます。
また、暑熱対策や売店での電子マネー利用拡大など、今シーズン中で実施可能なものは、適宜実施していきます。
●世界に誇れるスタジアムに・・・
クラブが安全なスタジアムを自信を持って提供していくことを大前提に、サポーターとクラブで取り組んでいくべき「快適なスタジアムづくり」について、自発的に応援するグループとクラブとの対話が生まれ、応援アイテムのルールづくりがスタートしたその先に、生まれ変わった浦和レッズと熱狂的なスタジアムの姿があり、あらたな「世界に誇れる浦和レッズのスタジアム」が出来上がるものと強く信じています。
みなさんのご理解とご協力よろしくお願い致します。
浦和レッドダイヤモンズ