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「この3日間いい雰囲気でトレーニングできている」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 6/10)

6月10日にオンラインで行われた会見でのコメント

(中断期間にしばらくオフがあったが、リカルド監督はどのように過ごしたのか?)
「非常に良かったです。休暇を取って家族で伊豆に行きました。天気はあまりよくなかったですが、ビーチで過ごしてリフレッシュできました。タイから40日ほど非常に多くのゲームをこなしたタフな日々が続きましたが、ここで頭が一度すっきりしました」

(中断期間はどんなトレーニングを行っているのか?)
「トレーニングは攻撃を中心に行っています。チームの連動性を高めること、全体で同じイメージを持ってプレーすることに注力しています。また、アレックス(シャルク)や(ダヴィド)モーベルグが全体のトレーニングをこなすようになりましたので、それも良かったと思います。3日間、非常に満足のいくトレーニングができていて、チームとしての理解も深まっていると思います。そのトレーニングによって、さらに危険な場面をつくることができればと思いますが、今までもチャンスメークという意味では、そこまで悪くなかったと思います。ただ、最後のところで決め切ることができていませんでしたので、そこを改善点として取り組んでいます。引いた相手に対してどうするかということもやっています」

(昨季は5レーンに基づいたポジショナルプレーをやっていたと思うが、そこをもっと突き詰めていると考えてもいいのか?)
「今までやってきたことに何かを増やすより、トレーニングからやってきているコンセプトの復習のトレーニングをしています。トレーニングキャンプのときにはまだ合流していなかった選手がいますし、最初はサイドで起用していたけど今は前線でプレーしている松尾(佑介)のように違うポジションでプレーしている選手もいますので、そういった選手たちが全員同じ考えのもと、基準を合わせていくことを行っています。連戦の中でもトレーニングをしていなかったわけではありませんが、この3日間はそこをテーマにトレーニングできたと思います。3月に少しトレーニングする時間があった際は、ビルドアップの改善をテーマに行い、そこは非常に良くなってきていると思います。今はさらに前に行ったところ、前線でのトレーニングを中心に行っています。トレーニングをしなければ忘れてしまうということで、今は復習を行っています」

(オフが明けてトレーニングを再開した際の選手たちの表情や雰囲気はどうだったか?)
「非常にたくさんの試合があり、ストレスやフラストレーションを多く抱えていた時期の後のオフでしたので、選手たちもすっきりとした表情で帰ってきました。勝てない試合、引き分けの試合が多く、内容としては勝てたけど、という試合が続いていましたので、メンタル的にも影響していたと思います。心身ともにフレッシュな状態で戻ってきたと思います。4月、5月のスケジュールは彼らにとってもタフだったと思います」

(この3日間行ってきたトレーニングについて説明していただいたが、これから18日の名古屋グランパス戦までの1週間はどのように進めていきたいのか?)
「今週は名古屋を想定するより、自分たちの攻撃で足りないところをトレーニングしています。イメージを合わせるトレーニングやシュート練習だったりします。戦術的にも足りないことがありますので、チーム作りも進めています。今までの状況でメンバーをある程度、固定することもできませんでしたので、選手の組み合わせも見ています。来週に入れば名古屋を想定したトレーニングも増えてくると思いますが、同時にチームビルディングは続けていきたいです」

(中断期間はミニトレーニングキャンプのようなもので、チームコンセプトの復習や途中加入の選手への植え付けがあると思うが、選手それぞれがアピールする期間でもあると思う。特にこれまで出場機会が少なかった選手にどういった姿勢やプレーを見せてほしいか?)
「それぞれの選手が個人としてコンディションを含めて、最高のパフォーマンスを出せるようにすることが大事だと思います。結局は個人のパフォーマンスを合わせたものがチームパフォーマンスになりますし、全員がそのように取り組んでいると思います。それができているからこそ、この3日間いい雰囲気でトレーニングできていると思います」

(これまで出場機会が少ない選手で、こういったプレーを見せてほしい、こういった選手が出てきてほしいということはあるか?)
「たとえば松崎(快)は最近の試合で中でもプレーしながらチームに貢献してくれていると思います。トモ(大久保智明)も天皇杯などでいい活躍を見せてくれました。テツ(知念哲矢)は試合の出場時間はまだ短いですが、トレーニングで非常にいい姿を見せてくれています。もしかしたらFC琉球とは違ったビルドアップで1月は苦しんだかもしれませんが、そういった部分でも非常に良くなってきています。内部の競争は必要だと思います。試合が多い連戦の中で、全員の力が必要になってくると思いますし、彼らはしっかりと見せてくれていると思います。(安居)海渡も高いレベルのボランチがそろっているなかでポジション争いをしていますが、常に全力でトレーニングしてくれていますし、全員がそのような姿勢を見せてくれています」

(まとまったトレーニングの時間が取れるこの期間、ビルドアップから先の崩しのところで新たに取り組んでいきたいと思うことはあるのか?)
「先ほど言いましたように、今は復習を行っています。全員でプレーのイメージを合わせることが重要だと思っています。このタイミングでコンセプトを増やすことを行うより、頭では分かっていても連動できていない部分を合わせることや分かっていることをより良く実行するために、浸透させることを行っています。アレックスやモーベルグなどに対しても、それぞれのポジションで必要なことを理解させながら、全体で連動できるようにしています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「この3日間いい雰囲気でトレーニングできている」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 6/10)

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