NEWS
ACL 決勝 第2戦 vs アルヒラル「大会史上最多、3度目のACL制覇!」
6日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022 ノックアウトステージ 決勝 第2戦 アルヒラル戦に臨んだ。
レッズは、岩尾 憲のFKをマリウス ホイボラーテンがヘディングで折り返し、興梠慎三の動き出しから相手のオウンゴールを誘って先制。その後も集中力を切らさずに闘い続けて第2戦を1-0で勝利し、2戦合計2-1で2017年以来5大会ぶり、大会史上最多となる3度目のACL制覇を果たした。
前半、圧倒的なビジュアルサポートに迎えられたレッズの選手たちは、立ち上がりから闘う姿勢を前面に出していく。
相手GKに対してプレッシャーを掛けるなど前からボールを奪いにいきながら、相手が体勢を整えてビルドアップする際にはしっかりと組織された守備で守り、マイボールにした際にもスペースを突く素早い攻撃と最終ラインからのビルドアップを使い分けながら攻撃を展開した。
20分過ぎには浦和陣内でボールをつながれ、右から左、中央に展開された攻撃からCKが続いたが、西川周作が相手のシュートをビッグセーブで防げば、DF陣もヘディングでのクリアや体を張った守備で失点を許さない。
相手の時間帯でしっかりと耐えると、次第にレッズがペースをつかんでいく。中盤での激しい守備でボールを奪いながら、縦に素早い攻撃を続けて繰り出していった。
そして30分、右サイドでボールを受けた酒井宏樹が相手を抜き去ってクロスを入れると、ファーサイドの興梠がジャンプしながら右足アウトでボレーシュート。それぞれの特長が出た見事な攻撃だったが、ボールはクロスバーを叩いて枠の上へ。惜しくもゴールは決まらなかった。
その後もマチェイ スコルジャ監督が前日会見で話していた通り、第1戦に比べてオープンな展開にしつつ、ゴールを狙いながら集中して相手の攻撃を跳ね返し続け、0-0で前半を終えた。
後半、前半とは異なるビジュアルサポートに迎えられたレッズの選手たち。2019年の決勝経験者で、前半から攻守にわたって闘志あふれるプレーを見せていた関根貴大が左サイドで一気に3人を抜くドリブル突破を見せるなど、レッズがボールを支配していく。
そして48分、小泉佳穂が巧みなターンでファウルを受けて獲得したFKからだった。センターサークルの敵陣側から少し出た中央の位置。岩尾が敵陣ペナルティーエリア内の左に送ったボールをマリウスが頭で折り返すと、ゴール前に飛び込んだ興梠はボールに触れなかったものの、その動きで対応が乱された相手選手がオウンゴール。この試合で先制するとともに、2戦合計でも2-1とリードを奪った。
リードを奪ったあともレッズの選手たちは、守りに入らず先制前の流れのままに闘い続けた。
72分にはゴールに関与した興梠、小泉に代わってホセ カンテ、安居海渡がピッチへ入ると、その2分後に2人でチャンスメーク。関根のプレッシャーから相手が中に入れたボールを安居が奪うと、安居からボールを受けたカンテがドリブルで持ち運んでから右のスペースへパス。これを受けた大久保智明が敵陣ペナルティーエリア内に侵入してシュートを打ったが、枠を捉えられなかった。
ピンチの際にも、アレクサンダー ショルツが素早いカバーリングでクロスを弾けば、こぼれ球を西川がしっかりと抑え、アルヒラルにチャンスをつくらせない。
86分にピッチに入った柴戸 海、荻原拓也も含む全員が集中して闘い続け、90+1分には押し込まれた状態からシュートを打たれたものの、西川がビッグセーブでゴールに鍵を掛ける。
アディショナルタイム4分も足を止めずに闘い続け、第2戦を1-0、2戦合計2-1で試合を終えた浦和レッズが、アジアの頂点に立った。
試合後のセレモニーでは、阿部勇樹ユースコーチがエスコートした優勝カップを、MVPを受賞したキャプテンの酒井が受け取り、準決勝までをキャプテンとして闘った西川とともに力強く掲げた。
次戦は、5月10日(水)19時30分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第10節 サガン鳥栖戦となる。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
レッズは、岩尾 憲のFKをマリウス ホイボラーテンがヘディングで折り返し、興梠慎三の動き出しから相手のオウンゴールを誘って先制。その後も集中力を切らさずに闘い続けて第2戦を1-0で勝利し、2戦合計2-1で2017年以来5大会ぶり、大会史上最多となる3度目のACL制覇を果たした。
前半、圧倒的なビジュアルサポートに迎えられたレッズの選手たちは、立ち上がりから闘う姿勢を前面に出していく。
相手GKに対してプレッシャーを掛けるなど前からボールを奪いにいきながら、相手が体勢を整えてビルドアップする際にはしっかりと組織された守備で守り、マイボールにした際にもスペースを突く素早い攻撃と最終ラインからのビルドアップを使い分けながら攻撃を展開した。
20分過ぎには浦和陣内でボールをつながれ、右から左、中央に展開された攻撃からCKが続いたが、西川周作が相手のシュートをビッグセーブで防げば、DF陣もヘディングでのクリアや体を張った守備で失点を許さない。
相手の時間帯でしっかりと耐えると、次第にレッズがペースをつかんでいく。中盤での激しい守備でボールを奪いながら、縦に素早い攻撃を続けて繰り出していった。
そして30分、右サイドでボールを受けた酒井宏樹が相手を抜き去ってクロスを入れると、ファーサイドの興梠がジャンプしながら右足アウトでボレーシュート。それぞれの特長が出た見事な攻撃だったが、ボールはクロスバーを叩いて枠の上へ。惜しくもゴールは決まらなかった。
その後もマチェイ スコルジャ監督が前日会見で話していた通り、第1戦に比べてオープンな展開にしつつ、ゴールを狙いながら集中して相手の攻撃を跳ね返し続け、0-0で前半を終えた。
後半、前半とは異なるビジュアルサポートに迎えられたレッズの選手たち。2019年の決勝経験者で、前半から攻守にわたって闘志あふれるプレーを見せていた関根貴大が左サイドで一気に3人を抜くドリブル突破を見せるなど、レッズがボールを支配していく。
そして48分、小泉佳穂が巧みなターンでファウルを受けて獲得したFKからだった。センターサークルの敵陣側から少し出た中央の位置。岩尾が敵陣ペナルティーエリア内の左に送ったボールをマリウスが頭で折り返すと、ゴール前に飛び込んだ興梠はボールに触れなかったものの、その動きで対応が乱された相手選手がオウンゴール。この試合で先制するとともに、2戦合計でも2-1とリードを奪った。
リードを奪ったあともレッズの選手たちは、守りに入らず先制前の流れのままに闘い続けた。
72分にはゴールに関与した興梠、小泉に代わってホセ カンテ、安居海渡がピッチへ入ると、その2分後に2人でチャンスメーク。関根のプレッシャーから相手が中に入れたボールを安居が奪うと、安居からボールを受けたカンテがドリブルで持ち運んでから右のスペースへパス。これを受けた大久保智明が敵陣ペナルティーエリア内に侵入してシュートを打ったが、枠を捉えられなかった。
ピンチの際にも、アレクサンダー ショルツが素早いカバーリングでクロスを弾けば、こぼれ球を西川がしっかりと抑え、アルヒラルにチャンスをつくらせない。
86分にピッチに入った柴戸 海、荻原拓也も含む全員が集中して闘い続け、90+1分には押し込まれた状態からシュートを打たれたものの、西川がビッグセーブでゴールに鍵を掛ける。
アディショナルタイム4分も足を止めずに闘い続け、第2戦を1-0、2戦合計2-1で試合を終えた浦和レッズが、アジアの頂点に立った。
試合後のセレモニーでは、阿部勇樹ユースコーチがエスコートした優勝カップを、MVPを受賞したキャプテンの酒井が受け取り、準決勝までをキャプテンとして闘った西川とともに力強く掲げた。
次戦は、5月10日(水)19時30分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第10節 サガン鳥栖戦となる。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】