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長沼洋一 囲み取材コメント

9日、新加入の長沼洋一の囲み取材がオンラインで行われ、メディアからの質問に答えた。

(4月の対戦時にペア マティアス ヘグモ監督のサッカーに初めて触れたと思うが、そのときの印象とあらためてチームの一員になって感じる勝利のために重要なことをどう考えているか?)
「しっかりボールを握りたいところは昨年もおととしも、監督が替わっても浦和レッズのそういう印象はあります。今後上に行くためにどうしていかなければいけないかといったら、まずは失点を減らすところと、より攻撃的なサッカーでゴールを奪うことが大事になってくると思います」

(これまでのプロキャリアを振り返ったときに、この1年は重要だったと思えるシーズンはあったか?)
「どのシーズンも大事だと思っているので難しいです。ただ、期限付き移籍から(サンフレッチェ)広島に戻った後の1年半、鳥栖に行くまでの1年半はなかなか試合に出られませんでしたが、練習やそうではないところでの取り組みをすごく大事にしていて、その1年半は自分にとっても大事でしたし、今のサッカー人生に生きていると思います」

(なぜこのタイミングでレッズで戦おうと決意したのか?)
「難しい質問ですね。オファーをいただいて、浦和レッズがすごくいいクラブ、魅力あるクラブということは誰もが思うところだと思いますが、サガン鳥栖でやってきたことをレッズでどれくらいできるか、勝負をしたいという思いでこの夏に移籍してきました」

(試合に出るためにはいろいろなアピールをしなければいけないと思うが、ここは自分のストロングポイントだと思うことは?マティアス監督はサイドバックでの起用を考えているようだが自身が最も得意とするポジションは?)
「昨シーズンは前で2桁得点取れましたし、前で勝負したいと思っていますが、自分の強みは与えられたポジションで与えられた役割、そこでの良さを出すポリバレントなところだと思っていますので、与えられたポジションでまずは試合に出ること、そして活躍することしか今は考えていないです」

(背番号はどうして88番にしたのか?)
「8が自分の中でラッキーナンバーですが、8番が空いていないので、8を重ねて88にしました」

(レッズのファン・サポーターの方々について、対戦相手としては嫌だと思うこともあったかもしれないが、味方になることについてどう感じているか?)
「嫌だと思ったことはなくて、アウェイで埼玉スタジアムに来たときにすごくいいスタジアムだな、すごい歓声だなと思っていたので、選手としてはアウェイでも気持ちが乗っていました。それがホームになると思うとワクワクしますし、楽しみです」

(キックオフカンファレンスのときは、リーダータイプではないがそういうこともやっていかなければいけないということを言っていた。レッズは自己主張が強い選手が多いかもしれないが、プレー面に加えて発揮したいことは?)
「加入してまだ1週間しか経っていないですが、主張が強い選手、『自分が、自分が』という選手が多いことも分かっていますし、それに負けずに自分も『自分が、自分が』となって、いいプレーをしていきたいと思っています。夏の移籍はどの選手も難しいと思いますが、とにかく今は早くチームに慣れてチームの力になれるように頑張っていきたいと思っています」

(昨シーズンは埼玉スタジアムでゴールを決めているが、あのときの感覚をどうつなげていきたいか?)
「サイドバックでも攻撃参加をしていって、ゴールを取って、早くチームのみんなやファン・サポーターの方々にも認められる活躍をしたいと思っています」

(レッズに加入するということは日の丸を目指すこととつながっていると思うが、その意識についてはどうか?)
「どのチームでも競争はありますが、よりレベルの高い選手たちにもまれながら競争を勝ち抜いた先に日の丸があると思いますし、自分の成長にもつながると思います。もういい年齢ですけど、また1から、ルーキーみたいな気持ちでしっかり取り組んで、自分の成長につなげていきたいと思っています」

(レッズに来る前から付き合いがあった選手はいるのか?)
「試合で対戦するので顔や名前は分かりますが、年代別で一緒だった安部(裕葵)選手くらいです。西川(周作)選手は広島時代に重なってはいませんが、ユースのときに見ていたので一方的に知っているというか、会えばあいさつをしていました」

(ほぼ初めての選手が多い集団に入った中、この1週間でどんなことを大事にしていたのか?)
「ピッチ内でもそうですけど、ピッチ外の食事やロッカールームでもコミュニケーションを積極的に取っているつもりです。いろいろな人と話をして、レッズがどんな感じなのかを聞いています」

(選手たちに話を聞くとレッズは伝統的にプレッシャーが強いクラブだと思うが、浦和レッズのクラブに持っていた印象はどういうものがあり、その中で自分がどうしていきたいと考えているのか?)
「まさにプレッシャーがあるクラブということは思っていました。勝ったらすごく称賛されて負けたら批判されるという、そこはJリーグの他のクラブにはなく、海外に似たところだと思いますし、そういうところでサッカーをする、そういうクラブの一員としてプレーできることを誇りに思いますし、自分の成長にもつながると思っています」

(勝利への欲が強いファン・サポーターの方々と共に闘うことを前向きに捉えているということか?)
「そうですね。鳥栖では今シーズンは特に負けが多くなってしまっていましたし、また違うような求められ方があると思うので、そこにトライしていきたいですし、勝利に貢献したいと思っています」

(マティアス監督はサイドバックでの起用を考えているようで、それは他の選手との兼ね合いもあると思うが、選手層が厚いチームというのも事実だと思う。1週間くらいトレーニングした率直な印象や通用すると感じたことは?)
「レッズに来てからはサイドバックでしかプレーしていませんし、もちろんサイドバックにいい選手がいますが、また違う色を出せていけると思っています。それをしっかり練習からアピールしていきたいと思っています」

(最近は2列目で起用されていたり、過去にはウイングバックのイメージもあったりしたが、4バックのサイドで出していける強みをどのように考えているか?)
「鳥栖でもそうでしたけど、レッズもボールを握りたいと考えていると思うので、より攻撃的なサイドバック、高い位置を取ってゴール前に入っていく、追い越していくというところは出していけると思います。他には内側を取れることは自分の強みだと思っています」

(いろいろなポジションができるイメージだが、右と左で感覚は変わるのか?)
「そんなに嫌な感覚はないです。右でも左でもどちらでも大丈夫です」

(左右でプレーが変わることもあまりないのか?)
「左の方がドリブルはしやすいですけど、苦手だとは思っていません」

(今週末、明後日11日はアウェイで鳥栖と対戦する。加入後初戦が古巣戦になるかもしれないことへの心境はどうか?)
「しっかり勝ちたいと思っていますし、まずはメンバーに入って鳥栖に行きたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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