ハートフルサッカーinアジア2024 ラオス・タイ(バンコク)(ハートフルサッカーinアジア)
2024年6月4日から9日までラオス・タイにて浦和レッズハートフルクラブがアジア諸国の子ども達にサッカーの楽しさ「こころ」の大切さを伝える「草の根国際交流」を実施いたしました。
日 時:2024年6月4日(火)~6月9日(日)
訪問先:
①ラオス6/4~6/7
②タイ(バンコク)6/7~6/9
共 催:国連の友アジア-パシフィック
協 賛:三菱重工
特別協力:DHLジャパン株式会社、ムアントンユナイテッド
協 力:JICAラオス事務所・特定非営利活動法人 国際協力NGO・IV-JAPAN・特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会
ラオスは初の訪問となりJICAラオス事務所・特定非営利活動法人 国際協力NGO・IV-JAPAN協力のもと、現地小学校2校、日本語補習校、ラオスブラインドサッカー代表チームの方々と交流しました。
①ハートフルサッカーinアジア(ラオス)
6/6(木)
活動初日1コマ目は首都ビエンチャンから車で約2時間をかけ、ポンミ村にあるJICA海外協力隊(体育)活動先ポンミー高校を訪問し32人の子ども達とサッカーをしました。
夜中から降る雨の中向かいましたが、到着すると雨はすっかり止んでサッカーをするのは良い気温になりました。
講話・実技共に小礒コーチが担当し、グラウンド近くにある校舎内の教室で、ハートフルクラブのキーワードでもある「おもいやり、一生懸命、楽しむ、考える」を伝えるとともに、浦和レッズのACL優勝についてもスタジアムの写真を交えて話しました。 担当した小礒コーチは、「11歳から14歳の男の子と女の子がいて、すごく一生懸命やってくれて、すごく良いハートフルクラブのアジアになったと思います。天気も来る時まではすごい雨が降ってどうなるかなと思ったのですが、晴れ過ぎず雨も止んでちょうど良い感じでできたかなと思います。
グランドは少しぬかるんでいましたが、子どもたちは全然気にせず泥んこになりながらコーチも皆で泥んこになって楽しくできました。話も皆すごく聞いてくれて、ハートフルが大事にしている「おもいやり」であったり「一生懸命やる」ということも伝わったかなと思います。一年振りにアジアに来てこういう感覚を味わえて、また埼玉に帰っても地元の子どもたちに伝えていきたいなと思いました。ありがとうございました」
JICAでこの学校に来られている職員の方の感想は、「今日は朝から雨が降っていましたので生徒が来るか心配だったのですが、生徒が約30人来てくれて、本当に楽しく笑顔で活動している様子を見て、私もすごく嬉しくなりました。指導者の方に指導していただく機会がないので、子どもたちが休憩なして取り組んでいる姿であったり、応援をするとか人をおもいやる気持ちっていうのを多分今日感じて活動していたんじゃないかなとすごく思いました。是非また機会がありましたらラオスを訪れていただいて、またこういう機会を生んでくれたらすごく嬉しいです。今日は本当にありがとうございました」
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2時間かけ首都ビエンチャンに戻り、午後はビエンチャン市内にある「日本語補習授業校」を訪問し35人の子ども達とサッカーをしました。
午前中のグラウンドとは違い綺麗な天然芝での開催、朝方の雨が嘘かのように晴天となり夕日が眩しいなかおこなわれました。
講話・実技共に西川コーチが担当。日本語補習校なので通訳を介さず話すことが出来ました。参加者の中に埼玉で行っている「レッズキッズサッカー(保育園・幼稚園巡回)」を過去に経験していた子がいて、驚きと世界の狭さを感じました。
担当した西川コーチは「日本語補習授業校ということで言葉も日本語が通じたので非常にやりやすい部分もありましたが、低学年小学校1年生から中学3年生まで幅広い年代でしたので、低学年はすごく元気でキャッキャしている部分があったのですが、特に高学年4年生、中学生はちょっとあまのじゃく的な子がいたりとか、逆の言葉「無理~」とかって言ったり応援が恥ずかしかったりする子もいたのですが、時間が経つにつれて元気よく応援したりハイタッチしていたり「ドンマイ」と声を掛けてくれたて盛り上がったりする部分もあったので、もちろんハートフルのキーワードが大事という話もしたのですが、それ以外にも話を聞くことが大事なことであったり、後は自分で発する言葉っていう力も大事だよという話もしたので、それが上手く伝わってこれからに活かしてもらえればなと思います。
また、青いとり幼稚園の時に4年前4年生の子が体験したという話もしてくれて、そういう縁をこういうラオスで感じられるのも良かったなと思ったので、またそういう縁を大事にしながら力に変えていきたいなと思います。ありがとうございました」
今回参加された保護者の方は、「見ている方も、とても楽しく見せていただきました。というのも、コーチの方がとても面白くすごくパワフルに元気にリードしてやっていただいているので、芸人なんじゃないかっていうくらい喋りがとても素晴らしい方もいらっしゃったし、子どもの心をキャッチするやり方を心得ているのかなとすごく見ていて微笑ましくてずっと見ていていたかったです。ありがとうございました」
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6/7(金)
午前中は、ブラインドサッカーラオス代表候補の方々、6名と一緒に実施いたしました。この日は、朝から晴天に恵まれ、真夏日以上の体感のなかでの実施となりました。
グラウンドは、きれいな人工芝で前日のグラウンドとは違い恵まれた環境のもとで行いました。また、ラオス女子代表監督の豊田奈夕葉さんも見学に来られ、時折、一緒に交じりながら交流を図りました。
石黒コーチが担当となり、浦和レッズの紹介やハートフルクラブが大事にしている4つのこと(おもいやり、一生懸命、楽しむ、考える)を伝え、代表メンバーの方々とブラインドサッカーをプレーしました。
担当した石黒コーチは、「ブラインドサッカーのラオス代表の方たちと一時間半ぐらい交流しました。僕自身、ブラインドサッカーの人たちとサッカーをやるのが初めてで、ちょっとやる前はどうしようかなと悩んだり不安だったのですが、やってみてすごく受け入れてくれたり、選手たちが一生懸命やってくれたり、あとこちらのコーチの方が積極的にサポートしてくれたり、トレーナーの方が日本人の方でラオス語も分かるということで助けていただいたりでやることができました。やってみて、本当にサッカーと同じでブラインドサッカーの人たちも最初から上手くいかない、上手くならない、なかなか上手くできないということを言っていたのですが、見える見えないというのはあるものの、大切なものは変わらないのだなということを認識できました。ありがとうございました」
ブラインドサッカーラオス代表のトレーナーの方は、「今日は皆さん来ていただきありがとうございました。普段は練習をしていてもあまり笑顔が見られなかったり、暑くてしんどくてやりたくないと言っていることが多いのですが、今日はすごく楽しそうに練習もしてくれていたし、疲れたとか足が痛いと言っている選手も少なくて、本当に楽しく練習してくれたなと思いました。いつも練習をしていた内容と違うことをしてくれたので、また彼らにとっての刺激にもなったかなと思います。私もこれからまた色々教えなければいけないのですが、今日のことをきっかけにまた色々できたらなと思います。ありがとうございました」
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午後は、同市内のあるホアンカオ小学校を訪問し44名の子ども達と交流いたしました。
午前中に続き石黒コーチが担当。サッカーを始める前に、子どもたちがみんなで歓迎のダンスを披露してくれとても和やかな雰囲気でスタートしました。決して広くないグラウンドでしたが、ツリーハウスがあったり日本では見られない環境でした。子ども達も、みんな元気で、所狭しと一所懸命ボールを追いかけていました。
担当した石黒コーチは、「日本人の子も一人いて、ハーフの日本人の子も一人いて、日本語が分かっている子も沢山いました。日本人の関係の方が創設された学校みたいなので、片言の日本語を理解している子どもたちだったのですが、すごく暑い中でしたが、子どもたちは一生懸命すごいパワーでやってくれたので、こちらとしてもすごく嬉しかったです。ボールやビブスをプレゼントできたので、またこれからもボールで遊んだり、サッカーを楽しくやったり友だちと楽しく遊んで欲しいなと思います」
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ラオスはインドシナ半島唯一の内陸国でメコン川流に位置するASEAN諸国のひとつで、面積は日本の本州と同じくらい。国土のほとんどが山岳地帯で首都ビエンチャン周辺とメコン川流域を中心に平地が広がっています。1975年に王政を廃して人民革命党による一党独裁体制の社会主義国家・ラオス人民民主共和国が成立し現在に至ります。
国土の1/3以上にベトナム戦争時に投下された爆弾が不発弾として残っているともいわれ、農作業中に爆発、子どもがおもちゃと勘違いして爆発してしまうなど悲惨な事故もまだ起こっています。
しかし、ラオスの方々は豊かな自然に恵まれており、また穏やかな方が多く笑顔が多いことも今回の訪問でわかりました。
国としての課題も多くあり、子どもたちを中心に継続的な支援も必要であると感じました。
今回の訪問で多くの子ども達とは交流できませんでしたが、少しでも我々ハートフルクラブが大切にしている「おもいやろこころ」「楽しむこころ」「一生懸命やるこころ」が伝わり今後の日常生活の中で思い出してくれたら嬉しいと思いました。
②ハートフルサッカーinアジア(バンコク)
6/8(土)
ムアントンユナイテッド協力のもと、ホームスタジアムの隣にある人工芝グラウンドを借りて、午前中は三菱重工タイにお勤めのご家族16名、ムアントンユナイテッドのアカデミーの子どもたち20名、午後から地元小学校の子どもたち30名とサッカーをしました。
三菱重工タイのご家族を対象とした親子サッカーを担当した鰺坂コーチは「今回、ムアントンの練習場で三菱重工の親子サッカーを担当させていただきました。予定していた人数ではなかったり、急遽変更になった部分が結構大きかったのですが、そういう急な変更にも臨機応変に対応していくことが海外のハートフルではすごく必要なことだったので、とても良い経験ができたと思います。あともう一つは、日本の方とタイの方が入り混じっていたので、何か話した時の様子が違っていたり、少し難しい部分もあったのですが、そういうところも含めて僕も自分の勉強にもなったので、また今後も自分の活動に活かせたらと思いました。ありがとうございました」
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ムアントンユナイテッドアカデミー、地元小学校を担当した酒井コーチは「午前中はムアントンFCアカデミーの子どもたちとサッカーをして、午後はムアントンのスタジアムの近くの地域の子たちが来て、その子たちとサッカーをしました。アジアや東南アジアの国に来て毎回思うのは、みんな元気、とにかく元気で、今日は皆しっかりコーチの話も聞いてくれて、ハートフルクラブが大事にしていることもちゃんと理解してくれた上でサッカーもすごく頑張ってくれました。ムアントンFCのアカデミーのコーチも入ってすごく盛り上げてくれたので本当に助かりました。いつも来たら逆に元気をもらうような練習になっています。やはりこういうところに来てハートフルクラブの活動や「こころ」が大事、一生懸命、楽しむ、おもいやりを持ってやる、色んな事を考えてやるということを子どもたちにも伝えたのですが、今日だけで終わらせないで、これからもサッカーの中でも学校生活でもちょっとでも本当に一個だけでもいいので思い出してもらって、続けてそういうのをこころの中に覚えておいてもらえたらなという思いでずっとこういう活動は続けているので、今日やった子たちも二年前に一緒にやっている子たちですし、この先また会った時に、あの時こんな話をしてくれていたなとか、「おもいやり」とかそういう言葉もしてくれたら嬉しいなと思います。またそういう時を楽しみにこれからも続けていきたいと思います。ありがとうございました」
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ハートフルサッカーinアジア2023 ネパール・チェンマイ・バンコク(ハートフルサッカーinアジア)
2023年8月8日から11日までネパール、8月9日から11日までチェンマイ、8月12日・13日はバンコクにて浦和レッズハートフルクラブがアジア諸国の子ども達にサッカーの楽しさ「こころ」の大切さを伝え「草の根国際交流」を実施いたしました。
日 時:2023年8月9日(水)~8月14日(月)
訪問先:
①ネパール(カトマンズ)8/9~8/11
②タイ(チェンマイ)8/9~8/11
③バンコク8/12~8/13
共 催:国連の友アジア-パシフィック
協 賛:三菱重工
特別協力:DHLジャパン株式会社、ムアントンユナイテッド
協 力:NPO法人REALE WORLD (ネパール)、NPO法人 バーンロムサイジャパン(チェンマイ)
ネパールは2019年以来の訪問となり「NPO法人REALE WORLD」協力のもと、現地小学校2校、現地クラブチームの子どもたちと交流いたしました。
チェンマイは2008年より交流している「バーンロムサイ」協力のもとバーンロムサイと現地小学校2校を訪問しました。
「バーンロムサイ」とは、HIVに母子感染した孤児たちの生活施設として1999年12月、タイ北部のチェンマイ郊外に設立され、当時タイではエイズが猛威をふるい治療薬も行き渡らず、たくさんの人が感染し亡くなっていきました。この病気により両親を失い、自らもHIVに母子感染した子どもたちが増加、バーンロムサイには国立孤児院からそのような30名の子どもたちがやってきました。開設から3年の間に10名のこどもたちがエイズを発症し命を落としましたが、やっと普及し始めた抗HIV療法を取り入れた後、2002年10月以降はだれ一人亡くなっておりません。 HIV/AIDSはその後の躍進的な医療の発達により、投薬を続けていれば普通に生活を送ることが可能となり、子どもたちは全員、元気に暮らしています。また母子感染を防ぐことが出来るようになり、タイのエイズ孤児やHIV感染児童は激減しています。そのため2012年より、バーンロムサイにもHIVに感染はしていない、しかし様々な事情で孤児となってしまった子どもたちや、親と一緒に生活出来ない子どもたちも入園してくるようになりました。 一方、タイの法律により18歳を超えた子どもたちは園外で生活をしています。卒園した子どもたちのうち、学校へ通っている子どもには教育費と生活費の支援をしており、体調を崩した子どもたちへのケアなど、園外に暮らしていても繋がりを持ち続けています。またHIVに感染したこどもたちの中には、病気の影響により軽度の知的障害を持つ子もおり、彼らの支援も行っているところです。
この施設に2008年に初めて訪問し交流がスタート。サッカーを通じた交流は、村人たちの意識を変える大きなきっかけとなり、現在では近所の子どもたちがバーンロムサイを訪れ、一緒に勉強をしたり、サッカーなどのスポーツに参加しています。
2021年ムアントンユナイテッドと提携したことからムアントンユナイテッド協力のもと昨年に続き開催。
三菱重工タイのスタッフの方々とムアントンユナイテッドのアカデミーの子どもたちと交流いたしました。
「NPO法人REALE WORLD」「バーンロムサイ」「ムアントンユナイテッド」の協力を得て共催することで、浦和レッズの理念やハートフルクラブが大事にしている「おもいやりのこころ、一生懸命やるこころ、楽しむこころ」を伝え「草の根国際交流」として活動をいたしました。
現地の方々が一生懸命に話を聞き、実技を楽しんでやってくれ笑顔の多くこれまでの活動が間違っていなかったことの確認もでき、一方で現地小学校ではいろいろな子どもがいて教えること、伝えることの難しさを改めて気付き今後の課題になったのでこれからも継続して「草の根国際交流」をおこなうなかで日々の活動で改善していきながら、この経験をホームタウンである埼玉で還元していきながら伝えていけたらと思います。
8/9(水)
トリブバン国際空港着(ネパール)に到着したらたくさんの関係者が温かく迎えてくれました。額に赤い粉をつけ、花で作成したネックレスもいただきました。
飛行機が3時間ほど遅れ、ネパールに到着してからは、ホテルによる時間もなく、直接FCレアーレキッズの練習場へ向かいました。
練習場に向かう途中の道も舗装はされておらず、車も左右に揺られながら1時間ほどで到着しました。
FCレアーレキッズでのハートフルサッカーは曇りの26°~28°と比較的過ごしやすいなかでの実施となりました。
グラウンドに到着する前の道で子どもたちがみんなお出迎えをするために待ってくれていました。
講話は酒井コーチが担当し、グラウンド近くの階段になっているところで実施いたしました。ハートフルクラブのキーワードでもある「おもいやり、一生懸命、楽しむ、考える」を伝えるとともに、ACL優勝についてもスタジアムの写真を交えて話しました。
野良犬が多いネパールらしく、最前列に犬が座り、子どもたちと一緒に講話を聞いていました。
講話を担当した酒井コーチは、「今日はFCレアーレというサッカーチームとサッカーをしました。サッカーをする前に少し僕が講話をしてハートフルクラブがどういったことを子どもたちに伝えているかということを子どもたちに話をして、一生懸命やるとか楽しむとかおもいやりを持つということをみんなに聞いてもい、それをサッカーで表現してもらうということをやりました。
「おもいやり」という言葉もみんな日本語も覚えてくれ、また今度来た時に「おもいやり」という日本語だったり一生懸命やって楽しむということを覚えてくれていたら嬉しいなと思います。4年前もここのクラブに来た時に、落合さんの話やサッカーをしたことを覚えてくれている子たちもいて、すごく嬉しい気持ちになりました。
今日みんな子供たち元気よくやってくれたので、嬉しかったです。楽しかったです。僕自身も楽しめました」
実技は室井コーチと盛田コーチが担当しました。
コーチたちがタイ語で自己紹介をした後に学年で2つに分けてサッカーを開始しました。
最後は人数ゲームで締めくくり、子どもたちも自分のチームを必死に応援し、盛り上がりを見せました。
実技を担当した室井コーチ、盛田コーチは
室井コーチ「僕自身は2回目のネパールで、前回もすごく元気で楽しく子どもたちと一緒にやりましたが、今回は前回以上にすごく元気で、目をキラキラさせながらみんながサッカーをやってくれて、僕自身もすごく楽しい時間となりました。
日本でも伝えていることをネパールの子どもたちにも少しでも心の中に残ってくれればなと思います。また機会があればこの地でみんなと一緒にサッカーをやりたいと思います。
一人でも多くの子どもたちにサッカーの楽しさとサッカーの大切なことを伝えらたらいいなと思います。
盛田コーチ「今日はレアーレの子たちの高学年の子たちを担当しました。勝負のところでどうやって勝てるか、あとは次の人の為にこういうことをやるんだよというのを伝えました。みんなで相談しながら勝つために色んな工夫をして、みんなで「おもいやり」というのを日本語で「おもいやり」伝えて、みんな日本語で「おもいやり」と覚えてくれていたので、いいなと思いました。試合も含めてですが、すごく一生懸命やる子たちで、応援もそうですがすごく盛り上げてくれました。今回僕は初めてでしたが、また来てみんなの成長を見てみたいなと、あとは技術的にもすごく上手な子もいたので、その先も見てみたいなというのをすごく感じました。
8/10(木)
午前中は、Advance Schoolのコンクリートのグラウンドで31名の子どもたちと一緒にハートフルサッカーを実施いたしました。気温は33°まであがり、晴天のなかでの実施となりました。
グラウンドには、写真が飾ってあり、レッズのビブスを着てサッカーをする子どもたちも写っていました。ハートフルクラブの歴史を感じることが出来ました。
講話は西川コーチが担当し、ステージの日陰があるところで実施いたしました。
ハートフルが大事にしている4つのこと(おもいやり、一生懸命、楽しむ、考える)を伝えるとともに、ACL優勝についてもスタジアムの写真を交えて話しました。
講話を担当した西川コーチは、「初めて海外で講話をしたんですけれども、自分が話していう事を通訳してもらって伝えるということの難しさを感じました。本当に伝わっているのかなということが少し分からなかったところもあったのですが、頷いてくれたり反応してくれたりするのが分かりやすく、それは世界共通だなと思ったので、またこういう機会があればやりたいと思います。素晴らしい経験ができたと思います」
実技が始まる前には、先生がコンクリートの地面をきれいに掃除していて、優しさに心が温まるシーンもありました。
実技は島田コーチが担当。コンクリートの狭いグラウンドの中、創意工夫しながらサッカーをしました。最初は緊張していた子どもたちも島田コーチの笑顔に心を開き、最後はすごく盛り上がりました。
2人1組でサッカーボールを使ったものから、最後は人数ゲームで終わりました。
周りには、他の学年の子どもたちも周りを囲み、盛大な盛り上がりをみせました。
午後は、Shankhadhar Memorial Schoolを訪問、こちらもコンクリートのグラウンドで41名の子どもたちとサッカーを実施いたしました。午前とは変わり曇りの中、気温も27°まで下がり過ごしやすくなりました。こちらも学校前で子どもたちが出迎えでくれました。
学校の周りは自然やネパールを感じることが出来る景色が広がっていました。
講話は盛田コーチが屋根のあるところで実施をしました。
こちらもハートフルが大事にしている4つのこと(おもいやり、一生懸命、楽しむ、考える)を伝えました。盛田コーチも終始笑顔で子どもたちに対しての講話を楽しんでいました。
実技は西川コーチが担当。グラウンドがコンクリートの上、そこまで広くない中、西川コーチも考え工夫しながら行ないました。
2人1組でサッカーボールを使ったものは、他の人にぶつからないように小さくコンパクトにできるメニューが多く、最後は人数ゲームで終了。
途中から他の学年の生徒がグラウンドを囲み、盛り上がりました。西川コーチが実際にドリブルを披露した際には、周りの子どもたちも盛り上がり、人数ゲームの際は、周りの子どもたちも掛け声をあげて、みんなが笑顔な時間となりました。
実技を担当した西川コーチは、「日差しが出る中で少し暑かったのですが子どもたちはすごく元気にやってくれてとても良かったです。小学校3年生から中学3年生約50人が参加してくれたのですが、バスケットコートの広さしかないなかで、みんなが一生懸命応援してくれたり、試合も一生懸命プレーしてくれたので、楽しんでやってくれたかなと思います。
やはり通訳を介しての人数ゲームはなかなか難しいところもあったのですが、ポイントが入る時に喜んでくれたりする姿も見られたので良かったです。素晴らし経験ができました。
ありがとうございました」
今回のハートフルサッカーinネパールを通じて、ネパールの子どもたちの優しさや明るさに元気をもらいましたし、コーチたちの子どもたちに関心をもってもらい、大切にしている4つのことをサッカーを通じて伝え、実践している姿をみました。子どもたちもすぐに心をひらき、笑顔な姿をみせてくれており、こちらも笑顔になりました。
もちろん、先生とは違い毎日子どもたちと触れ合っているわけではなく、1回のみの交流ですので、子どもたちもコーチたちに興味津々であり、サッカーを一緒に出来ることに喜びを感じておりました。毎日子どもたちを触れ合う先生たちのすごさも実感いたしました。サッカーを通じて浦和レッズハートフルクラブの理念である「おもいやり」「信頼」「一生懸命」の大切さを伝えて「草の根国際交流」を行えたと感じました。
ネパールの現状として、経済的に成長している国としてはやむを得ないことかもしれませんが、貧富の格差は広がっていると話しをよく聞きましたし、実際に街を歩いていて服などからもそれを感じました。実際に20万上の月収がある層がいるものの、月収8000円ほどで生活している層も一定数いる事実をみさせていただきました。しかしながら、思っていたよりも国としては豊かになっているのかと感じました。たしかにネパールの物価はまだ安いですが、そこまでの安さも感じなかったため、円の力が弱くなっていることは痛感させられました。
ネパールの方々は優しく、基本的には笑顔であると感じました。もちろん今回関わるのが、レッズに理解がある方たちであったのもありますが、車の中から街を見ても、下を向き暗い人たちは少なかったと思います。
8/10(木)
8/9にチェンマイに到着し、10日午前中はチェンマイ市内にあるBan Huai Nam Khao Schoolを訪問。雨季という事もあり天気を心配していたが快晴のなか実施できた。
参加した子どもたちは小礒コーチの講話を真剣に時には笑いながら聞いていました。
実技は池田コーチ指導のもと、講話同様に一生懸命、楽しくやってくれました。
講話を担当した小礒コーチは、「講話を初めて行いました。初めてやるので講話のイメージはしていたのですが、上手くいかないだろうなというのは少しあり、海外でどんな子が来るか分からないというので上手くいかないというイメージもあって色々な想像をしていたのですが、実際やってみて質問形式を多くやりました。もう少し質問が返ってくるかなと思ったのですが、自分のイメージとは違いあまり質問が返ってこなかったり反応が薄かったりと、もう少し海外だと反応があるかなと思いました。反省点としてはもう少し自分が惹きつけられる間だったり、そういうことがもっと勉強だったり必要かなと思いました。
やってみてすごく勉強になりました。またこういう機会があれば、どんどん講話だったり色々チャレンジして、子どもたちにおもいやりや一生懸命楽しむことを伝えていきたいと思います。ただ、最後の実技はみんな子供たち一生懸命楽しんでくれたので、タイに来てすごく有意義な良い時間を過ごせていたと思います。これをまた持ち帰って、日本の子供たちに伝えていきたいと思います」
実技を担当した池田コーチは「講話ではいそコーチがおもいやりについて色々話をしてくれました。トイレのスリッパもそうですし、なかなか日本とこちらで文化が違うところもあるのですが、それをうまくおもいやりにつなげて沢山お話をいそコーチがしてくれました。
僕自身もその中から実技についてそのおもいやりの部分を持ってもらいたいということを念頭に置いて対応しました。最初は女の子も実技をやらないという子がほとんどで、引っ込み思案だったのですが、難しくないからやってみようと声を掛けたところ、高学年の女の子はほとんど参加をしてくれて、最初の引っ込み思案と言いますか消極的な姿勢は打って変わって、ボールを触ったりすると本当に積極的に元気いっぱい取り組んでくれました。
応援もすごく良かったですし、「ドンマイ」だとか「マイペンライ」の掛け声、応援、おもいやりを持つ気持ち、とても良かったと思います。去年初めて来た時にはなかなか大きな声が出せなかったり、僕自身も初めてということで少し余裕がない部分もあったのですが、今回2回目ということで昨年より更に子どもたちの表情を近くに感じることができ、更には元気いっぱいな声だとかを近くに聞けてとても充実した、こちらが元気をもらうような今回の実技となりました」
学校の先生からは「今日は浦和レッズのハートフルクラブの皆さんに来ていただいて本当にありがとうございます。子どもたちはあまりこういった機会には恵まれておらず、今日はとっても楽しそうに遊んでいたのが印象に残りました。
この学校に通う子どもたちは比較的貧しい子供たちが多いので、あまりサッカーと触れ合う機会もありません。そんな子どもたちが今日は一生懸命サッカーに取り組み、また幸せそうな顔をしていたことを教師として非常に嬉しく思っています。
浦和レッズハートフルクラブの皆さん、今日は本当にありがとうございました」
8/10午後は、Romsai FC(バーンロムサイ)の子どもたちとサッカーをしました。午前中と同様、真夏日の中での実施となりましたが。終始笑顔の絶えない時間となりました。
担当した石黒コーチは「昔から知っているバーンロムサイの施設の子どもたちとサッカーをしました。この施設の子どもたちとサッカーを一緒にやるのはすごく久し振りでしたが、ちょっと懐かしい気持ちにもなりながら、浦和レッズとバーンロムサイが一緒にサッカーをするのがすごく時間が空いてしまったので、恐らく初めて一緒に僕たちとサッカーをする子が多かったのですが、以前来た時にプレゼントしたユニフォームを着てくれている子たちが沢山いたのですごく嬉しい気持ちになりましたし、一生懸命すごく暑い中だったのですが、頑張って楽しくサッカーをやってくれたので、コーチたちも嬉しくなりました。
また子どもたちもやりたいと言ってくれていたので、次いつ来られるか分かりませんが、また機会があれば一緒にサッカーをやりたいと思います」
8/11(金)
チェンマイ2日目もチェンマイ市内のBan nam pare schoolを訪問しました。
前日同様この日も真夏日の陽気でした。タイの学校らしくピンクを基調とした校舎の一角で鰺坂コーチの講話を実施。神野コーチが実技を担当いたしました。
学校側からのリクエストで実技後にコーチ陣との対決も行いました。
講話を担当した鰺坂コーチは「今回初めて海外で講話をしました。自分の中では2つキーワードがあって、それはやっぱりハートフルでもキーワードになっている一生懸命とおもいやりということの2つを生徒達には覚えてもらいたくて準備したつもりだったのですが、自分の想像の中ではもっと話を聞かない子やおもいやりとか一生懸命について考えない子がいると予想していました。途中でグループディスカッションを設けたのですが、予想以上にすごく真剣に考えてくれている子が沢山いて、その後ディスカッションをした内容を回収したのですが、自分でも想像しないようなおもいやりの行動とかエピソードが出てきたので、講話している身なのですが自分も勉強になり、とても考えさせられることが多かったので自分の中ですごく為になったと思います」
実技を担当した神野コーチは「小学生から中学生54名の参加者がいました。ハートフルの理念を講話として伝え、その後実技でも鰺坂コーチが伝えたハートフルの活動理念というものも伝えさせてもらいました。子どもたちの反応もとても良くて、とても元気のいい小学生から中学生まででした。こちらの印象としては、得点が1点入った時の爆発力とか応援する力とかそういうものも強く感じました。
そして最後にエキシビションとして中学生の選抜チームと試合をすることになりまして、コーチチームが見事勝利することができました」
この学校のスポーツを担当している先生は「お話や実技を今日はありがとうございました。今日は浦和レッズのハートフルクラブの方が来てくださって大変嬉しく思っています。
この学校は田舎であまり色々な機会には恵まれていないような学校です。
そこにサッカークリニックのような形でチームの方が来て下さり、サッカーのゲームをはじめ様々な役立つことを勉強させてくださったことは子どもたちにとって大変良い機会だったと思います。通常の授業ではこういったアクティビティを含むような指導はなかなかすることができません。子どもたちにとっては大変新しい思い出に残る機会になったと思います。この機会に子どもたちの気持ちは非常に盛り上がったと思いますので、今後もサッカーを通じてあるいはそれ以外においても子どもたちの気持ちを大切に指導していきたいと思います。サッカーの道具、スポーツの道具や技術はまだまだ足りません。
ですが今日教えてもらったこと、心構えを大切にし、この後もサッカーや色々なスポーツを楽しんでいけたらと思います。
最後に浦和レッズハートフルクラブの皆さん、どうもありがとうございました」
8/12(土)
ネパール組、チェンマイ組がバンコクで合流し、ムアントンユナイテッド協力のもとホームスタジアムの隣にあるサンダードームを借りて、三菱重工タイ、ムアントンユナイテッドのアカデミーの子どもたちとサッカーをしました。
バンコクでの講話は日本同様に落合キャプテンが行いました。
三菱重工タイを担当した酒井コーチは「日本人の子ども、現地のタイの子どもがいたりそこの交流もできましたし、コーチと保護者の皆さん、子どもたちとも良い交流ができたと思います。
落合キャプテンが話で伝えてくれた通り、みんなすごく元気に一生懸命やってくれて、楽しむことをみんなサッカーで表現してくれました。
コーチも自分自身もすごく嬉しかったし、皆が本当に一生懸命楽しそうにやってくれたのでそれで十分だと思います。
こういう活動をこれからもできれば続けていきたいですし、いつも海外に行くとそうなのですが、子どもたちから元気を逆にもらうというか、そういう気持ちで帰れるので僕自身もすごくみんなに感謝していますし、こういう形で楽しくサッカーができたのが良かったなと思います。これからもその元気やパワーをもらいながら頑張っていきたいと思います」
ムアントンユナイテッドのアカデミーを担当した鰺坂コーチは「普段からサッカーを一生懸命練習しているだけあって、サッカーに対しての気持ちというのは一緒にサッカーをしていて伝わりました。
一生懸命やるというのはもう当たり前になっているなという印象だったのですが、僕たちとしては何が教えられるかなというところで、おもいやりということを強調して声に出して子どもたちに伝えられるように意識してやりました。
ただ、色んな年代がムアントンの子たちにもいるのですが、年上の子が年下の子に対して思いやりのある行動が多いな、優しいなという印象もすごく見受けられました。そういう思いやりという言葉は知らなくてもおもいやりの行動が普段からできる子が多いということは見ていて感じました。
サッカーをやっていく上でそういう気持ちというのはすごく大切だと思うので、この先ムアントンの子たちがプレーしていく限り、おもいやりと一生懸命やるということを常日頃から忘れないで続けて欲しいなと思うので、今回その2点を強く言葉にして言わせていただきました」
『タイ・チェンマイの子どもたちと途上国の青少年に、浦和レッズのウェアを届けよう!』
6月24日、川崎フロンターレ戦にて『タイ・チェンマイの子どもたちと途上国の青少年に、浦和レッズのウェアを届けよう!』をDHLジャパン株式会社協力のもと実施し、多くのファン・サポーターのみなさまにご協力をいただきました。
そこで回収したユニフォームをDHLジャパン株式会社に物資輸送していただきネパール、チェンマイの子どもたちに寄付いたしました。
チェンマイ
ハートフルサッカー inアジア2023 ①ネパール・バンコク ②チェンマイ ③バンコクで開催(ハートフルサッカーinアジア)
日 時:2023年8月9日(水)~8月14日(月)
訪問先:
①ネパール(カトマンズ)8/9~8/11
②タイ(チェンマイ)8/9~8/11
③バンコク8/12~8/13
共 催:国連の友アジア-パシフィック
協 賛:三菱重工
特別協力:DHLジャパン株式会社、ムアントンユナイテッド
協 力:NPO法人REALE WORLD (ネパール)、NPO法人 バーンロムサイジャパン(チェンマイ)
浦和レッズハートフルクラブは8月9日(水)~8月14日(月)で
①『ハートフルサッカーinアジア2023 ネパール』
②『ハートフルサッカーinアジア2023 チェンマイ』
③『ハートフルサッカーinアジア2023 バンコク』
を開催しますのでお知らせいたします。
「技術ではなく子供たちの“こころ”を育む」ことを目的に、さいたま市を中心に活動する浦和レッズハートフルクラブは、アジアで延べ36回開催17ヶ国・24都市で141回8,563名(2022年度終了時点)の子供たちと交流してきました。
①ネパール(カトマンズ)
今回ハートフルクラブとして2度目となるネパールを訪問。2015年のネパール大震災後、早々に復興支援を開始したレアーレワールドのサントス理事に、当時の浦和レッズの選手(柏木)が支援、協力したことがきっかけとなり前回2019年にハートフルクラブが現地に伺うこととなりました。前回同様に「平和」をテーマにネパールの訪問先では被災地の視察を行う予定となっております。また国内と同様一過性のイベントではなく現地の小学校を訪問し、サッカーを通じて浦和レッズハートフルクラブの理念である「おもいやり」「信頼」「一生懸命」の大切さを伝えて「草の根国際交流」を行ってまいります。
②タイ(チェンマイ)
2018年に受賞したHEROsで取り上げたタイ、チェンマイのバーンロムサイを訪問。現地小学校及び施設を訪問、この活動を通じ経験した内容をホームタウンの子供達を中心に伝え、還元し、クラブの活動理念を具現化していきます。 (※HEROsとはコチラ)
2008年、ハートフルクラブがタイ・チェンマイを訪問した際に、日本人の女性が経営しているHIVに母子感染した孤児たちの生活施設「バーンロムサイ」を紹介され、当時はHIV/AIDS感染者への偏見や差別も強く、村と施設の交流はなく、迫害を受けることすらあった中で、村のグラウンドを借りて村の子供たちと一緒にバーンロムサイの子供たちに継続的にサッカーを教えたことによりHIV/AIDSへの差別偏見が払拭されるきっかけをつくった。この活動に対しての継続及び新しい施設もしくは小学校での仲間へのおもいやりのこころ・お互いに信頼しあうこころ・何事にも一生懸命やるこころを埼玉での活動と同様の内容で行い活動目標とする。
6月24日、川崎フロンターレ戦にて『タイ・チェンマイの子どもたちと途上国の青少年に、浦和レッズのウェアを届けよう!』をDHLジャパン株式会社協力のもと実施し、多くのファン・サポーターのみなさまにご協力をいただきました。
そこで回収したユニフォームをDHLジャパン株式会社に物資輸送していただきネパール、チェンマイの子供たちに寄付してきます。
③タイ(バンコク)
バンコクでは、ネパール組①とチェンマイ組②が合流し、三菱重工タイのスタッフ家族向けサッカー教室、2021年にパートナー提携をしたムアントン・ユナイテッドの下部組織の子どもたちとサッカー教室を実施いたします。
【ハートフルクラブ】
ハートフルクラブとは
→ https://www.urawa-reds.co.jp/heartfull/
ハートフルクラブTwitter
→ https://twitter.com/REDSHEARTFULL
浦和レッズハートフルクラブ20周年記念 「20年の軌跡」動画配信中
→ https://www.urawa-reds.co.jp/heartfull/blog/?p=3460
ハートフルサッカーinアジア2022(タイ・バンコク)(ハートフルサッカーinアジア)
2022年8月4日から7日までの期間、浦和レッズハートフルクラブがアジア諸国の子供達にサッカーの楽しさ「こころ」の大切さを伝え「草の根国際交流」を実施いたしました。
2021年ムアントンユナイテッドと提携したことからムアントンユナイテッド協力のもと開催。現地で小学校訪問、イベント参加の活動を通じ、経験した内容をホームタウンの子供達を中心に伝え、還元し、クラブの活動理念を具現化していくことを目的に4コマのサッカー教室を開催いたしました。
ムアントンユナイテッドと共催することで、浦和レッズの理念やハートフルクラブが大事にしている「おもいやりのこころ、一生懸命やるこころ、楽しむこころ」をムアントンユナイテッドと参加者に伝え「草の根国際交流」として活動をいたしました。
今回も現地の方々が喜んでくれたので今までの活動が間違っていなかったことやこれからも継続して「草の根国際交流」をおこない、また現地小学校ではいろいろな子供がいて教えること、伝えることの難しさを改めて気付き今後の課題になったので日々の活動で改善していきながら、この経験をホームタウンであるさいたまで還元していきながら伝えていけたらと思います。
8月4日(木)
Day1
初日は、早朝バンコクに到着しPCR検査を実施後、ムアントンユナイテッドの本拠地に向かいました。当日は、ムアントンユナイテッドと三菱重工のパートナーシップ締結の記者会見がありその後、スタジアムを見学し翌日からのサッカー教室に向けて準備及び打ち合わせをおこなった。
今回はクラブが用意した、Tシャツ400枚、ボール、ビブスを事前にDHL社協力のもと輸送した。
メインスタジアムのすぐ隣にドーム型の人工芝グラウンドがあり育成の子どもたちが練習場として使用。また、メインスタジアム内には、グッズショップ、ミュージアム、寮が併設されておりコンパクトながらとても効率の良い使い勝手の良さそうな施設となっていた。敷地内には大きなホールもありコンサート等の会場として運用していた。
8月5日(金)
DAY2AM
2日目午前は、ムアントンユナイテッドが提携している近郊の小学生50名にサッカー教室をおこなった。
講話を池田コーチが担当し、実技を鰺坂コーチが仕切りました。
池田コーチは、最初は「話が聞けないかもしれない」と現地の通訳の方から伺ってたんですけれども、いざ講話を始めてみるとみんな興味津々で真剣に本当によく話を聞いてくれました。
ハートフルでキーワードとしている「楽しむ、一生懸命する、おもいやりを持つ、そして更に考える」それを中心に色んな講話、中身を子供たちに伝えました。実際にその後の実技のところでも最初から一生懸命取り組んでくれましたし、一人が倒れた時には周りにいた子がスッと「大丈夫か?」と声を掛けてくれるシーンなんかは、見ていてとても「おもいやり」を感じた場面です。
全部が伝わったかどうか分からないですけれど、最初の時の顔より終わった時の表情、これがとてもいい表情に見えたので、僕個人としてはとても嬉しく思いました。
鰺坂コーチは、日本の子供たちに教えているのと違いはやっぱりあって、すごい自分の中では難しかったなというのが終わってみての印象。でも言葉の壁があったとしても伝えたいことは伝えたいなと思ったので、「おもいやり」という言葉は覚えてもらったり、「こころ」に関しては覚えてくれて良かったなというのは感じています。やっぱり日本人の方が教えやすいというのは思ったところですけど、でも自分の中ですごくいい勉強になりました。
8月5日(金)
DAY2PM
2日目午後は、ムアントンユナイテッドが近隣の小学校を手配してくれた、Wat Goo寺院小学校で60名にサッカー教室をおこなった。
講話を盛田コーチが担当し、実技を島田コーチが仕切りました。
盛田コーチは、グランドがコンクリートで結構狭く、そこで講話をやっていたら準備もできないかなと思っていたら、横の食堂を使うことができてそこで講話をしました。
室内だったので声もよく届いたかなと、あと通訳の人も上手に通訳してくれて、その中で落合さんがいつも言っている「一生懸命に楽しむ」ということと「おもいやりを持つこと」というのを伝えたんですけど、色んな例を挙げながら子供たちにこんな時どうする?という感じで質問形式にやってみたんですけど、結構僕なりに伝わったのかなという思いはありました。後の方に姿勢を正しくしてすごく頷いてくれる人がいたので、その子がいたからやりやすかったというか、そういう部分がありました。
タイの子たちなかなか話が聞けない、午前中の話す時も集中力が切れてるなというのも見てたので心配してたんですが、さすが6年生でよく話も聞いてくれて、実技の方に移ってくれたと思います。
島田コーチは、初めてタイに来て、小学校でできるってなった時に、通訳を通して伝えるじゃないですか?それって改めて難しいなって思いました。日本では直接伝えられることが、通訳さんを通して伝えるんで、自分の中でも本当に伝わってるのかなって。タイの子どもたちに、正直言った時に伝わってるか分からないんですけど、でもやろうっている気持ち、姿勢はすごい見せてくれて、何よりも一生懸命やる、それが最後の試合人数ゲームでも勝負に対する気持ちがすごかったですよね。
俺ら勝つんだ!みたいな。女子最初バレーボールやってた子が多かったんですけど、最後見たら一生懸命ボール追っかけてて。
最初靴だったのが靴下になって、それ滑るからっていって裸足になってもう本気でやってましたし、正直その時言わなかったですけど、男の子も最後の一回って言った時に、上手い子を先頭に集めてきてて、勝ってやる!っていう気持ちが強くて。正直タイの子たちって日本の子供たちよりも勝負に対する気持ち、勝ちたい、負けたくないって気持ちはすごい感じられたかなって、僕個人的に持った感想ですね。
8月5日(金)
在タイ日本大使館訪問
在タイ日本国大使館の梨田和也大使主催の晩さん会に招かれ、大使公邸を訪問しました。梨田大使はじめ大使館側から5人、泰国三菱重工業の田久保亮社長、そしてレッズからはハートフルクラブコーチとスタッフ6人の計12人が埼玉県出身のシェフが用意した日本食に舌鼓を打ちました。
梨田大使はサッカーへの造詣が深く、外務省内でも日本サッカー界の活動支援を行ってきました。
梨田大使や大使館員のみなさんが積極的に日本代表はじめとするサッカー界についての質問や関心を投げかけるなど、サッカー談義に花を咲かせました。
ハートフルクラブコーチたちは「技術より大切なこころを育む」ハートフルクラブの意義を説明するとともに、2007年からタイ訪問9回をはじめとするアジア諸国でのハートフルサッカー開催について、今後の引き続きの支援をお願いしました。
8月6日(土)
DAY3AM
3日目午前は、バンコク日本人学校の子どもたち70名にサッカー教室をおこなった。
講話、実技共に池田コーチが担当しました。
池田コーチは、参加する日本人の子、そして親御さんにも講話を行いました。日本の子たちということで、基本的な考えを自分の言葉でしっかり伝えることができました。タイの子たちとそんなに違いはないんですけれども、やはり話したらすぐに「うんうん」と頷いたり、色んな反応があったのでこちらとしても話しやすかったですし、また日本の子たちにも色んな感情が伝わって、何か感じ取ってくれたらすごく嬉しいなと思います。急遽ムアントンのメインピッチで実技をさせていただくことになり、子供たちもすごく喜んでいましたし、保護者の方も非常に喜んでいました。
伝えたことはタイの子たちと変わらないんですけれども、日本の子たちも最初はちょっと緊張していましたが、最後は非常にいい顔で汗をいっぱいかいて、元気な気持ちでニコニコしながら帰って行ってくれたのがとても印象に残っています。
8月6日(土)
DAY3PM
3日目午後は、MHIタイのスタッフご家族の方がとムアントンユナイテッドのアカデミーの子どもたちとサッカー教室をおこないました。
盛田コーチが講話、島田コーチがMHIタイスタッフ、池田コーチがムアントンユナイテッドのアカデミーを仕切りました。
MHIタイスタッフのサッカー教室は、終始和やかな雰囲気の中、親子で楽しそうにボールを追いかけていました。
ムアントンユナイテッドのアカデミーの子どもたちは、楽しそうにスタートいたしましたが終盤になるにつれてボルテージが上がり終盤の人数ゲームはとても白熱した闘いとなりました。
『ハートフルサッカー in アジア2019』をネパール・タイで開催へ(ハートフルサッカーinアジア)
浦和レッズハートフルクラブは9月24日(火)~9月29日(日)に『ハートフルサッカー inアジア2019 ネパール・タイ』<共催:国連の友アジア-パシフィック、協賛:三菱重工 特別協賛: DHLジャパン株式会社 協賛 :株式会社チヨダ協力 後援:スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム(外務省・文部科学省・日本スポーツ振興センター等)>を開催しますのでお知らせいたします。
「技術ではなく子供たちの“こころ”を育む」ことを目的に、さいたま市を中心に活動する浦和レッズハートフルクラブは、アジアでは延べ15ヶ国・地域で129回8,165名の子供たちと交流してきました。
今回はハートフルクラブ初となるネパールを訪問。2015年のネパール大震災後、早々に復興支援を開始したレアーレワールドのサントス理事に、柏木選手を中心とした浦和レッズの選手が支援、協力したことがきっかけとなり今回ハートフルクラブが現地に伺うこととなりました。昨年同様に「平和」をテーマにネパールの訪問先では被災地の見学・視察を行う予定となっております。また国内と同様一過性のイベントではなく現地の小学校や養護施設を訪問し、サッカーを通じて浦和レッズハートフルクラブの理念である「思いやり」「信頼」「一生懸命」の大切さを伝えて「草の根国際交流」を行ってまいります。
また、8月23日、松本山雅FC戦にて『ネパールの子どもたちに、浦和レッズのウェアとシューズを届けよう!』をDHLジャパン株式会社、株式会社チヨダの協力のもと実施し、多くのファン・サポーターのみなさまにご協力をいただき、ユニフォームをはじめTシャツ等のウェア及びシューズを現地の子供たちに寄付してきます。
http://www.urawa-reds.co.jp/heartfull/blog/?p=2195
http://www.urawa-reds.co.jp/heartfull/blog/?p=2221
『ネパールの子どもたちに浦和レッズのユニフォーム・シューズを届けよう!』のお礼と報告(ハートフルサッカーinアジア)
8月23日、松本山雅FC戦にて『ネパールの子どもたちに、浦和レッズのウェアとシューズを届けよう!』をDHLジャパン株式会社、株式会社チヨダの協力のもと実施いたしました。
多くのファン・サポーターのみなさまにご協力をいただき、ユニフォームをはじめTシャツ等のウェア及びシューズを寄付していただきました。
ウェア類735枚、シューズ201足が集まりました。
みなさまのあたたかいご協力、誠にありがとうございました。
そして、9月24日(火)~9月29日(日)にネパールにて実施予定の『浦和レッズハートフルサッカー in アジア』では、みなさまからお預かりした大切な衣料、シューズは、浦和レッズハートフルクラブの本活動にご賛同いただいたDHLジャパン株式会社の輸送支援の元、ネパールの子どもたちに届けられます。現地学校および施設の子どもたちを対象としたサッカー教室や文化交流イベントの実施に必要となるボールをはじめとした備品、また、みなさまよりご寄付いただきました上記ウェア等の輸送をしていただくものであり、『ハートフルサッカー in アジア』の活動においての大きな支援となります。
「ネパールの子どもたちに、浦和レッズのウェアとシューズを届けよう!」(ハートフルサッカーinアジア)
浦和レッズは、9月24日(火)~29日(日)にネパールにて、浦和レッズハートフルクラブによる「浦和レッズハートフルサッカーinアジア」を実施いたします。
なお今回訪問するネパールの子供たちには、サッカーを通じた心の交流と併せまして、衣類や靴を寄付させていただきます。
この試みは浦和レッズが、提携している国連の友アジア-パシフィックと共に参画を宣言している、SDGs(持続可能な開発目標)内で掲げられた17の目標のうち複数の目標に準拠しており、ファン・サポーターのみなさまにも是非ご理解、ご参画をいただきたく考えております。
<SDGsへの参画について>
https://bit.ly/2JeuGeX
そこで、8月23日(金)に行われる、明治安田生命J1リーグ 第24節 松本山雅FC戦において、ネパールの子供たちに寄付する衣料品等を募集いたします。
みなさまからお預かりした大切な衣料品等は、浦和レッズハートフルクラブの本活動にご賛同いただいたDHLジャパン株式会社の輸送支援の元、ネパールの子供たちに届けられます。みなさまのご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
■詳細
・受付日時 8月23日(金) 松本山雅FC戦 16:30~19:30
・受付場所 南門内ホームタウン・ハートフルクラブブース
・募集ウェア 浦和レッズのエンブレムが付いたユニフォーム、Tシャツ等のウェア(※洗濯済みの物)
・募集シューズ 運動靴、スニーカー、ビジネスシューズなど(激しく破損していない、両足揃った物)
・特別協賛 DHLジャパン株式会社
・協賛 株式会社チヨダ
・その他 輸送可能な量には限りがございますため、シューズの一部は株式会社チヨダを通じてサーマルリサイクルをさせていただく場合もございますのでご了承ください。
<サーマルリサイクルについて>
https://www.chiyodagrp.co.jp/smp/thermal-recycle/
また、浦和レッズトップパートナーのDHLジャパン株式会社では、当日、ブース内で回収・梱包作業をサポートしてくださる「親子スタッフ」を募集中です。
詳しくは下記、特設サイトをご確認ください。
たくさんのお申し込みをお待ちしております。
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20190808/965239.html?cx_top=pickup
『浦和レッズハートフルサッカー in アジア2019』をタイ(チェンマイ・パタヤ)で開催いたしました。(ハートフルサッカーinアジア)
浦和レッズハートフルクラブは4月6日(土)~4月10日(水)に『ハートフルサッカー inアジア2019 タイ』<共催:国連の友アジア-パシフィック、協賛:三菱重工 協力:日本財団、レッズランド 物資輸送協力:DHL 後援:スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム(外務省・文部科学省・日本スポーツ振興センター等)>を開催いたしました。
4月7日(日)
Day1
初日は、朝方チェンマイに到着し午前中はチェンマイ市内を散策しました。
チェンマイ市の真ん中にそびえ立っている、ワット・チェディルアンを見学。ここは1391年、メンラーイ王朝第7代セーンムアンマー王(1383~1402年)が亡くなった父を偲んで建立したと伝えられる、チェンマイで最も大きな(ルアン)仏塔(チェディ)のある寺院。仏塔は、創建当時で高さ約80メートル、四角いかたちをした基壇の一辺も約60メートルと巨大なもので、当時の王は仏教の宇宙観に従って、都の真ん中に須弥山(しゅみせん)に擬えた大きな仏塔を置き、それを囲うように8つの方向にもひとつずつ寺院を建立すると、王朝の繁栄がもたらされると信じていたとか。現在の仏塔は1545年の大地震で先が壊れ、後に文化庁が現在のかたちに修復しました。入り口付近に建つ本堂は、ランナー様式の仏像が数多く祀られています。境内には、他にもさまざまな建物があり、観光客で賑わっていました。
昼食の際には、今回の目的でもあるバーンロムサイへ昨年受賞させていただいたHEROs AWARD「ハートフルサッカー in ASIA」の一環事業『浦和レッズハートフルクラブ × バンロムサイ』の報告を今回いろいろと現地でコーディネートしてくれたダムコーチにお話をしました。
午後はバーンロムサイ、ナンプレー村の子38名とサッカーをしました。
気温38度以上、体感温度40度以上の中ではありましたがみんな元気で人懐っこく明るい雰囲気のなか伊藤健太コーチがリーダーとなりサッカーをしました。
以前プレゼントしたユニフォームをみんな着て来てくれグラウンドに来た瞬間からボールを蹴り始め遊んでいました。
低学年は盛田コーチが担当し、高学年は伊藤コーチが担当。それぞれ埼玉の小学校やスクールで行っているメニューを行いながら交流しました。
最後には高学年とコーチ陣で対決しました。
サッカーの後は、バーンロムサイの施設を訪問し「HEROs AWARD」の報告をしました。
伊藤健太コーチ
「ロムサイ村の子たち、ナンプレー村の子たちと一緒にサッカーをやってきました。今回ハートフルクラブは昨年2018年度の社会貢献活動HEROs AWARDを受賞したことに伴い、バーンロムサイに報告という形で今回チェンマイに来ました。良い報告ができましたし、これからも一緒に良い活動をしていこうというお話しもさせてもらって、こらからも仲良くやっていければなと思っています。スクールの様子は、ハートフルとしては2年振りに一緒にサッカーをやる感じでしたし、個人的には7年振りにチェンマイで一緒にサッカーをやれたので、顔見知りの子も多く、楽しい時間を過ごすことができました。日本ではまだ4月なので20度ぐらいですが、こちらは倍の40度ぐらいあって、とても暑い中でちょっと大変なところもあったのですが、みんな元気に一生懸命、おもいやりを持ってサッカーをやってくれたので、すごく良い時間を過ごすことができたと思います。繰り返しになりますが、これからも浦和レッズハートフルクラブとバーンロムサイが良い活動をお互い協力しながらやっていけることを願っています。これからも皆さんのご協力ご支援をよろしくお願いします。」
4月8日(月)
DAY2
2日目午前中はテーサバーン・タークワーンという学校にいってきました。
会場に着くと大きな横断幕が飾ってあり盛大に歓迎してくれました。
サッカー教室前には会場にいた女性向けに落合キャプテンが「おりがみ教室」を開催。器用な手つきで鶴を折っていました。
弾幕の前では、参加する子供たちが真似をして写真を撮っていました。
開会式ではこの地区の方々も参加し日本でいう区長さんが歓迎の挨拶と「龍の目」という果物をいただきました。この「龍の目」はライチみたいなもので程よく甘く瑞々しくとても美味しかったです。
この日もとても天気がよく46人の子供たちが集まってくれました。
まずは落合キャプテンの講話からスタート。日本での講話同様、「おもいやり」「一生懸命」「楽しむ」をつたえ今回は1994年アメリカW杯でブラジル代表が手を繋いで入場したシーンを中心に講話をしました。
実技は少年用コートぐらいのグラウンドで宮沢コーチがリーダーとなりスタート。
2人1組でやるトレーニングを中心にサッカーを通して「おもいやり」とはどんなことかを伝えました。
宮沢克行コーチ
「チェンマイ2日目、午前中タークワーン小学校のサッカー教室を行いました。ここの学校の子供たちだけでなく、他からも子供たちが来て、サッカーをやっている子が中心でした。グラウンドの環境も良く、ゴールもあって、子供たちもサッカーのユニフォームを着て、積極的に楽しんでくれたのかなと思います。暑さはやっぱり子供たちにも応えるようですね。小さい子でも最後まで立って頑張っていました。やっていることは日本と変わらないことで、自分も色々悩みましたが、ただサッカーをやっている子たちで、すごいレッズが来る、ハートフルクラブが来るのを楽しみにしていたって、僕も気持ちを込めて一生懸命頑張りました。コーチ陣もこの暑い中、午前中積極的に声を出して子供たちと関わってくれて、いつも通りアジア遠征で皆の力でまた一つやることが出来たのかなと思います。午後もあるので、またこの暑さに負けず心の育みを中心に一生懸命やっていきたいと思います。コップクン・クラッ(ありがとう)」
午後はワット・プラノーンノーンプン学校に行き28名の子供たちと交流してきました。
午前中と同様、落合キャプテンの講話から始まり、実技という流れです。
ここでも大きな弾幕で迎え入れて頂きました。
木陰をみつけて約30分の講話。若干途中から飽きてきた感が見え隠れしましたが最後まで話をきちんと聞いてくれました。
実技は西川コーチがリーダーとなりスタート。
午後の熱い日差しの中ではありましたが、子供たちはコーチの話をしっかり聞きながら実技を取り組んでくれました。
恒例の落合キャプテンとの「ボール引き対決は」ギリギリ落合キャプテンの勝利。
最後のゲームでは、応援もプレーも一生懸命していました。
西川優大コーチ
「チェンマイ最終日、午後を担当した西川です。この学校は一昨年チェンマイの学校に訪れた時に担当していた先生が異動して、この学校に来て、そういうご縁で来ることができました。タイという国でも人との繋がりをすごい感じる出来事で、落合キャプテンの話の後の実技では子供たちミャンマーの血族の方がすごく多いという話だったんですけれども、その中でもタイの子たちとも仲良く一生懸命楽しくボールを追いかけてくれて、非常に有意義な実技をすることができました。日本でも浦和レッズハートフルクラブ色々なご縁の中で色々繋がりを感じることも多々あるんですが、こういった異国の地でまたそいうことを感じることができたのが素晴らしく、いい経験になりました。今後もこういうことを続けていって、更に色んなつながりが広がっていけたらいいなと思いました。ありがとうございました。」
4月9日(火)
DAY3
前日の夜、チェンマイからバンコクに移動し、早朝ホテルを出発しパタヤ市へ向かいました。
今回は小学校ではなくパタヤ市のスポーツイベントとしてパタヤ市にあるサッカーチームの子供たちが55名集まってくれました。
どの子もみんな元気がよく、開校式の前からボールを蹴り始めサッカーをしていました。この日もチェンマイ同様に暑い日差しの中、盛田コーチがリーダーとなりスタートしました。
学校ではないイベントとしての開催になりましたが、参加する子供たちにはハートフルクラブの理念やハートフルクラブのサッカーとはみたいな話を落合キャプテンから実技前に話しました。しかしながら、暑かったせいか集中力がもたずとても聞いてくれるような雰囲気ではなかったので短めに終わり、ハイタッチで落合キャプテンが子供たちをグラウンドに送り出すという異例の状況でスタートいたしましました。
ハートフルクラブはただサッカーを教えに行っていないので、講話が上手く伝わっていないと実技も伝わりにくくなります。
落合キャプテンの講話で、若干難しい部分はあるかもしれませんが「おもいやり」「一生懸命」「楽しむ」という3つのキーワードを考えてもらい、実技でサッカーボールを使いながら、2人1組で行うメニューをこなしながら「3つのキーワード」をサッカーを通して伝えていきます。
これは埼玉県内の活動と同じようにアジアでの活動でも、頭を使って考え、身体を使って理解する「講話+実技」というハートフルクラブのプログラムとなっております。
今回は、講話で上手く伝わらなかったのでリーダーの盛田コーチが指導の中で「おもいやり」「一生懸命」「楽しむ」という言葉を使いながら進めていきました。
実技になると子供たちも真面目にコーチの話を聞き取り組んでくれました。
最後はフルコートを使ってのゲーム。元気いっぱい最後まで子供たちは走っていました。
盛田剛平コーチ
「今日はハートフルサッカーinパタヤ、仕切りました。落合さんの講話からだったんですけども、その時に落合さんが2度怒った、ちゃんと話を聞かない。そういう子どもたちで、どんな風になるのか、ある意味心配でしたが楽しみでもありました。そして、実技に入ったんですけど、やっぱりボールを追っている時はすごくみんな一生懸命だし、そういう部分は変わらないのかなというのはあったけど、ただやっぱりちょっとズル、色んなところで協力することでちょっとズルしちゃったりとか、上手いこと協力し合えなかったりとがありましたが、それも落合さんがちょっと集めて話をしたり、僕が言った部分もあって、そういうのもどんどん変化が見られたので、すごい良かったかなと思います。本当に純粋に「楽しかった」で終わるんじゃなくて、子供たちも「おもいやり」ってこういうことなんだ、「一生懸命」やるってこういうことなんだ、だから楽しかったんだなってちょっとでも思ってくれて、終わってくれてたらいいかなと思っています。ありがとうございました。またいい経験をさせてもらいました。」
『浦和レッズハートフルサッカー in アジア2019』をタイ(チェンマイ・パタヤ)で開催へ(ハートフルサッカーinアジア)
浦和レッズハートフルクラブは4月6日(土)~4月10日(水)に『ハートフルサッカー inアジア2019 タイ』を開催しますのでお知らせいたします。
共催:国連の友アジア-パシフィック
協賛:三菱重工
協力:日本財団、レッズランド
物資輸送協力:DHL
後援:スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム(外務省・文部科学省・日本スポーツ振興センター等)>
「技術ではなく子供たちの“こころ”を育む」ことを目的に、さいたま市を中心に活動する浦和レッズハートフルクラブは、アジアでは延べ15ヶ国・地域で129回8,165名の子供たちと交流してきました。
今回は昨年受賞させていただいたHEROs AWARD「ハートフルサッカー in ASIA」の一環事業『浦和レッズハートフルクラブ × バンロムサイ』の報告としてバーンロムサイを訪問。また国内と同様一過性のイベントではなく現地の小学校や養護施設を訪問し、サッカーを通じて浦和レッズハートフルクラブの理念である「思いやり」「信頼」「一生懸命」の大切さを伝えて「草の根国際交流」を行ってまいります。
『ハートフルサッカー in アジア2018』をカンボジア・タイ(ハートフルサッカーinアジア)
今回はハートフルクラブ初となるカンボジアを訪問。スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアムを通じて、認定NPO法人国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD)のご協力のもと活動してきました。
DAY1
バンコク経由でカンボジアに到着。
シェムリアップ空港から4時間かけ、IMCCDがあるタサエンに向かいました。
道中、何もない草原が道の両脇に広がっていました。
タサエン到着後、今回の宿泊先となるIMCCDの施設で昼食をとり実際に地雷を処理している現場へむかいました。
向かう途中には、元地雷源のところがあったり、一方でバナナの木があったりと不思議な光景を目にしました。
雨だと、爆破処理は点火できない場合があるから基本的にはやらないとのこと。しかし、今回はギリギリの決断のもと行っていただきました。
2発の爆破をしたのですが、テレビや動画等で見るのとは全く違い、音、風圧などがすごく、言葉でも伝えきれません。
まだこの地雷が400万〜600万個あると思うと…。
現場から施設に戻る途中、露店に立ち寄りバナナとドラゴンフルーツをいただきました。どちらも、とてもフルーティで日本のものより美味しかったです。
施設に戻るとちょうど日本語教室が始る時間で、特別講師として宮沢コーチと永井コーチが担当させてもらい日本語を教えました。
夜は、この施設を訪問していた日本の学生や親子の方々と懇親会を兼ねた夕食をいただきました。
寝所はハンモック。思った以上に寝やすかったです。
そして、真っ暗な夜空に星がとても綺麗に輝いていました。
DAY2
朝6時に朝食をとり、8時からハートフルスクールスタート。
アジア訪問も埼玉での活動と同様、小学校を対象に行いますが、今回はタサエン村の子供たちや近くの村の子供たちを対象に行いました。
また、訪問が決まってから施設の方と村の方でサッカーグランドをつくり、ゴールまでつくってくれました。
90×40と正規の大きさではないけれど、しっかり作ってくれていて、この光景をみた時は感動しました。
ゴールを作ってくれたので、中古ではありますが普段スクールで使っているネットを持っていき、コーチ陣で穴が開いてしまったところを塞ぐ作業をして設置しました。
ハートフルスクールには小学生から高校生までの子供たち132人が参加。
落合キャプテンの講話を30分してから実技を開始。
カンボジアの子供たちは集中力が続かなく難しい場面もありましたが、実技になると楽しそうにやっていました。
カンボジアのサッカーレベルはまだまだだと思いますが、グチャグチャなグランドを裸足で走りまわる姿にはたくましさを感じました。
途中、スコールもありましたが彼らには全く関係ありませんでした。
午後は、6チームをハートフルのコーチ陣が相手となり10分を10試合しました。
コーチ陣相手なので、果敢に向かってくるものの、なかにはボールを取られたり、抜かれてしまったら終わり…、という場面がありもう少し頑張ってくれたらなとも思いました。
DAY3
前日同様、6時に朝食をとり8時から地雷と不発弾の種類、仕組み、解除の仕方や経験談を聞きました。
どのお話も初めてで、とても貴重な時間でした。
印象に残ってるのは、「損得勘定ではなく、人類が埋めた地雷などを後世に残すわけにはいかない、今やれる人がやる。でも辞めることもできる。ただ、平和構築を世界に発信するのは戦後処理を現場で永遠とやることによって、一度引き金を引いたら、こんな大変なことを後世に100年、200年と残していきますけど、それでもやりますか。という思いでやっている。」とIMCCD高山さんはおっしゃっていました。
落合キャプテン
「色んな人と会って話しをした中で、そういうことなのかと思ったことが一つある。それはどういうことかというと、彼らは大変な戦争が終わって、今自由ってこういうものなのかなということをルールなしで満喫してしまっているんじゃないか、はたから見るとちょっといい加減だなという部分があるかもしれないが、それは許してもらえたらなという話をちょっとされたことがあって、ああそういうことなのか、じゃあこれからこの平和はずっと続くのだから、我々はルールみたいなものは一生懸命提供していかなければならないのではないかとの思いの中で、今日まできています。ですから、これからどうなっていくのかなというのがどこに行ってもそうですが、興味があります。」
宮沢コーチ
「不発弾・地雷の爆破の見学をしました。カンボジアのことを少し学んでここに入ったのですが、実際爆破の見学はショックを受けるものでした。それを終えて今日子供たちとやる時は気持ちを切り替えて、いつも通り自分たちが伝えたいと思っていることを伝えたつもりです。ただ、カンボジアの子がどのくらい考えてくれたり心に残ってくれるかなというのは未知数ですけれども、今回も思いやりというキーワードをたくさん話しながらサッカー教室もしました。自分たちとの対決もあって、いつもと違う雰囲気を僕たちも味わえて、この経験をまた日本に帰ってスクールで子供たちに話したりすることで、もっとより良い遠征になったということが言えるようにしたいと思っています。お疲れ様でした。」
伊藤コーチ
「今回カンボジアに来させてもらいましたが、久しぶりにとてもローカルな国に来させてもらって、とても楽しい思いができました。初めて不発弾、地雷を爆破しているところを見せてもらって、その時の風圧だったり音だったり、改めて平和というものを感じさせてもらう機会にもなりましたし、サッカーもすごく一生懸命やっていて、とてもこれから未来に発展する余地がたくさんある国なのではないかなと感じました。僕たちもドロドロになるまでサッカーを一緒に楽しみ、サッカーの上手な子もいましたし、ポテンシャルはとても持っていると思うので、規律だったり日本人の思いやりみたいなものをこれから学んで、発展していってくれたら嬉しいなと思います。逆に今日本では、ドロドロのグラウンドでサッカーをやることがなくなっていますが、そういうのも日本人にとっては大事なのかなと感じたので、環境がよくなっていることに甘えず、日本のみんなも頑張って欲しいなと感じました。ありがとうございました。」
永井コーチ
「今回カンボジアに初めて来て、カンボジアの子供たちのたくさんの笑顔が見れて嬉しかったです。サッカーに取り組む姿勢もすごく真剣で、中には自分勝手にやる子もいるのですが、それをしっかり一生懸命やること、しっかり話を聞くことを伝えるとやるようになるし、その変化も見れて嬉しかったです。子どもたちと試合をやった時も、コーチが相手でも絶対勝ちたいという気持ちも見れましたし、その姿が見れてとても嬉しかったです。カンボジアで経験したことを日本に戻ったら、日本の子供たちにこういう子がいたよとかこういう文化だったよというのを伝えていって、この経験を今後も活かしていきたいと思います。ありがとうございます。」
西川コーチ
「カンボジアで子供たちとサッカーをして、子供たちの元気さ無邪気さにはすごく元気づけられた部分がありました。こういう環境の中で新しくグラウンドを作ってくれて、僕たちが来たタイミングでサッカーを楽しんでくれたというのは、僕自身非常にいい経験となり、色んな力をもらって、楽しい部分もあったし、みんなで頑張るということを子供たちに大人たちに伝えられた部分があったと思います。これからもこのカンボジア地雷除去大変なこともあると思いますが、みんなで負けずに頑張って欲しいと思います。この二日間楽しかったです。」
盛田コーチ
「地雷除去施設で地雷爆破、何度か映像で見たことがあったのですが、本当に心臓に圧力がかかるようなすごい衝撃がありました。すごいなと、ああいうのは身をもって体験しないとわからないことだったので、すごく経験できて良かったです。今日一日かけてカンボジアの地元の子供たちとサッカーをやったのですが、みんな本当に一生懸命やる、そこはもう間違いない。頑張ってやってくれるのですが、汚く削りにいくという子は全くいなかったんですが、こんちきしょうと思って、俺にぶつかられてこんちきしょうと思ってぶつかり返してくる子もいなかったので、その辺はもう少し貪欲になってくれたらいいかなというのは感じました。あとは戦術的なことだとか、こうした方がもっと良くなるんじゃないかなと思うことはいっぱいあったのですが、それはここの子たちが色んなものを見て、勉強して、また上手になってくれればいいかなと思います。」
IMCCD高山さん
「浦和レッズのみなさん、本当にありがとうございました。心から感謝をしております。皆さんに教えられたこと、これはこのスポーツを通じてこのカンボジアの子供たちのこれからの成長をずっと続けていきなさいというメッセージだと思います。今回だけで終わらないで、このサッカーを今日の子供たちに継続的にやろうと思っております。できたら、できたらまたここへ来て成長を見てもらいたいと思います。本当にありがとうございました。」
DAY4
タイでの活動はバンコクにある、KING’S COLLEGEで行いました。この学校は全寮制男子校であり、ラーマ5世が設立した大変由緒正しく歴史ある学校です。
大きな講堂で落合キャプテンによる講話をしました。
中には肘をつきながら聞いている子もいましたが、一方でメモを取りながら聞いている子もいました。
実技は伊藤コーチと盛田コーチがリーダーとなりスタートしました。
埼玉でやっていることと同様にプログラムをこなし、最後はコーチ陣との試合をし終了いたしました。
プログラム中、はじめは伝わらない場面もありましたが、子供たちの中でリーダーシップを取る子がでてきたりとプログラムが進むにつれて纏まりました。最後の人数ゲームでは一生懸命プレーしたり応援したりして活気づいていました。
永井コーチ
今日タイのサッカーチームの試合を担当したのですが、3チームで10分ずつ、3試合やりました。その中で、最初のチームはどうしたらいいかわからなくて、なかなかボールを取りに来なかったり、一生懸命やることができてなかったのですが、落合さんが途中で話をして、一生懸命ボールを取りに行く、最後まで諦めないことを伝えてくれたら、子供たちが変わったのがすぐわかったし、もっともっと最後の話の中でもそれを伝えたら、またコーチたちと勝負したいと言っていて、その為に何をしたらいいと聞いたら、一生懸命練習をするということを言っていたので、僕らの伝えていることが伝わったのだということがわかりました。サポートで入った時も子供たちから人数ゲームで応援をしたり、やっていて変化が見れたので、笑顔も見れてすごく嬉しかったです。この経験を日本でも伝えていきたいと思います。
伊藤コーチ
僕はタイに来るのは6年振りで、まず街並みが更に都会化していて、とても驚かされました。子どもたちも昔と変わらず素直で、一生懸命やってくれる子が多かったですが、ちょっと話を聞いたり、集まるのが早くやれる習慣がないので、そういうところを身に着けていったらもっともっと国としてもサッカーも伸びるのかなという印象を受けました。でもサッカーを一生懸命やってくれたし、とてもみんなサッカーが好きなので、楽しんでくれて、僕らも最後試合をやりましたが、いい試合になったし、とても楽しく終えられたので、良かったのではないかなと思います。ありがとうございました。
盛田コーチ
タイの子供たち、小学生のスクールを終えて、全寮制で男子だけでもっと逞しいのかなとイメージしていたのですが、物腰の柔らかな子たちが多くて、それもまた面白いなというのがあった。その中、サッカー部というのがあったので、もっとできるかなと思ったが、そこまでできていなかったので、期待していたことを思えば物足りなさも感じた。強く強調したのは思いやりのところをうまく伝えていこうかなと思って、○○とかやりました。上手く伝わったのではないかと思いますが、あとはあの子たち次第なのですが…。ゲームでも応援がすごくて、キムチとわさびもわかってくれて、応援もよかったので、その部分は僕らにとってやりやすかったし、元気な子たちだなと感じました。最後はやっつけて終われたので、僕らも気持ちよく帰れます。ありがとうございました。
西川コーチ
タイの学校でハートフルサッカーをやって、子供たち非常に元気で、サッカーが好きなことが伝わって、非常に良かったと思います。キムチもわさびも言葉の意味を分かっているのか分かっていないのか分からなかったのですが、チームの為に試合に出ている人たちを応援するだったり、手つなぎ鬼でも協力して手を離さずにどうしたらいいかというのを考えながらやっていたりしたので、その点は協力という部分で非常によかったと思うし、落合さんの話を聞いて、おもいやりという部分非常に子供たちには色々を感じた部分があったのではないかなと思います。話をしっかり聞かない子も数人いたりして、落合さんに怒られたりもしていましたが、その中でみんなが考えてサッカーが上手くなるために、あとは人とのつながり、その点でどうやって思いやりを持って行動するかというのをサッカーを通して今日の子供たちは理解してくれたんじゃないかなと思います。なかなか文化的にそういうところが浸透しきっていないところもあるし、そこをこのハートフルサッカーで伝えられて変わっていければ、僕たちの活動がうまくいっている証拠にもなるし、そういうので世界の人とつながっていけるというのは素晴らしいことだと思うので、非常に有意義な時間でした。ありがとうございました。