第41回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 準優勝
2017.08.02 ユース
第41回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
ノックアウトステージ決勝
日時:8月2日(水)18:00キックオフ
場所:味の素フィールド西が丘
対戦:vsFC東京U-18
結果:●0ー2(0-0)
得点者:79分 FC東京 83分 FC東京
<スターティングメンバー>
GK河畑
DF橋岡 大城 北村(→立川)
MF池高 白土(→佐藤→大桃) 弓削 荻原
FW長倉 井澤 シマブク
この結果、第41回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は、準優勝となりました。
【大槻 毅監督】
(前半は井澤選手のシュートくらいしかチャンスはなかったと思うが、後半は具体的にどのようなプランで臨んだのか?)
「ハーフタイムに守備の狙いのところでいくつかあるのですが、それの2番目と3番目のところがうまくいかなくて、ボールを奪うところがうまくいかなかったので、そこを修正しました。その後のピックアップのところで、FC東京が切り替えが早くて、すぐにダイレクトプレスが来て剥がせなかったので、そこを修正しました。そうしたことによって、ボールを奪ったあとに攻撃ができるようになりました。前半はそこのところでFC東京のプレッシャーに負けていたので、立ち位置も含めて修正して、いくらかはよくなったかなという感じでした」
(FC東京をどのように分析していて、どこを潰してどこを突いていこうとしていたのか?)
「23番と15番のところで違いを作られるのはあって、それに加えて14番の裏への動きと、それに対するフィードがあったので、まずはパスの出所を工夫してやろうとしました。前半は狙いの半分もいかないくらいでしたが、後半はそれが少し出てきました。15番や23番のところを、特に右サイドで工夫してボールを奪いに行こうとトライしたのですが、うまくいきませんでした。後半はそこだけ修正して、少しよくなりましたが最後のところは右サイドから持っていかれてしまいました」
(橋岡選手が身体を張った守備をしていたが、彼のパフォーマンスについては?)
「橋岡に限らず、最終ラインの3人もそうですが、今日は中盤の白土と弓削のところでうまく守備ができたらと思っていましたが、それも含めてよくがんばっていたと思います。彼らのがんばりがなければここまで来られなかったです。この試合だけの評価ではなく、大会を通じて守備陣は高いパフォーマンスを発揮したと思います。それがこの大会の一つの成果ではないかと思っています」
(2失点したものの、GKの河畑選手が当たっていたのでは?)
「彼はシュートストップの場面で、止まっていられるGKになってきました。身体にボールが当たる回数は増えていますし、シュートモーションに入る前に一つ前に出られるところは、ここ1カ月くらいで非常によくなったと思います。そこが今後の彼の武器になると思います。この1カ月の彼の成長は、この大会でここまで来られたことと同期しているというか、非常によかったと思います。もう1人のGKも高いレベルで競争してくれてるので、この夏に2人ともよくなっていけばと思います」
(右サイドで崩された形になったが、それは後半から対応した修正がうまくいった中で、予想を上回る出来だったのか?)
「うまくいきましたが、個のところで剥がされてしまいました。最後までがんばっていましたが、回数が多くなると厳しくなってくるので、その回数を減らさなければいけませんでした。しかし、その前の時間に点を取らなければいけませんでした。守備の問題はありますが、ゲーム全体で見ると、我々が作ったチャンスは数少なかったですが、あそこで決めきるところがないと、今日のゲームは持ってこられなかったと思います」
(この大会を振り返ってみての感想について)
「選手たちが成長したと思います。ゲームに向かって逆算で何をしなければいけないかを、自分たちでできるようになってきました。それはとても大きいことだと思います。ここまできた成功体験がないと、いくら僕ら大人が経験したことを伝えても彼らには伝わらないので、彼ら自身が体感して、7試合できたのは大きかったと思います。最後に勝たせてあげられなかったことは申し訳なかったですが、いい期間を過ごさせてもらったと思います。ただ、これで終わりではないので、これが次に彼らの成長につながればと強く思っています」
(冬に向けての手応えは?)
「あまり先のことは考えずに、次の試合が一番大事な試合だと言い続けているので、少し休ませて、またがんばらせたいと思います」
【橋岡大樹】
(試合を終えての感想は)
「決勝まで来て負けるのは本当に悔しいです。優勝できるチャンスがあった中で、最後の最後で負けるのは、悔いが残ります。でも、今の僕たちの力がここまでだったということです。この後、プレミアリーグもありますし、Jユースカップもあります。そこでしっかりリベンジして、タイトルをしっかり獲って終えたいと思います」
(相手をたくさん止めていたが、今日のプレーを振り返って)
「僕のプレーということよりも、チームが勝つことが優先だと思ってプレーしています。僕だけのチームではないですし、僕がいくら止めても2失点してしまったということは僕の役目を果たしたことにならないと思います。2失点してしまったのは、みんなの責任でもありますし、僕の責任でもあります。そういった中で、いいプレーもあったと思いますが、結果がすべてです。優勝できなかったことが、個人的に悔しいです」
(失点するまでは、やれている感覚があったと思うが?)
「前半もチャンスはありました。後半も勢いを持って入れたので、チャンスは何回かありました。FC東京U-18は、隙を付いてきて、その中で、しっかり決めきることができていました。僕たちが決めきるところを決められずにいたので、こういう結果になったと思います」
(2失点のシーンを振り返って)
「僕のサイドの右サイドだったので、僕の後ろにボールが入って、久保選手に左足を振らせてしまったのは、ディフェンスのリーダーとしての僕の指示が甘かったことが原因にあったと思います。そういう一つのチャンスでも決められるということをしっかり意識して、これからはそういうチャンスを作らせずに、自分ももちろんですし、他の選手にも指示を出して、もっといいチームにできたらと思います」
(今大会の自身のパフォーマンスについて)
「決勝まで来られたのは、浦和レッズユースは久しぶりということで良かったことですし、自分がキャプテンのときに、決勝まで来られたことはうれしいです。自分のプレーのミスで、仲間にピンチを与えてしまっていましたが、それを仲間がしっかり守ってくれたので、本当に感謝しています。僕だけのチームではないですが、僕がキャプテンとしてやっているということは、僕がみんなの手本にならなければいけないと思っています。今日のように負けているときも、最後まで諦めずに、最後の笛が鳴るまで、みんなで走り切って倒れるくらいまでやろうという話をしていました。負けたことは本当に悔しいですが、この悔しさをバネに、この後のプレミアリーグやJユースカップを僕たちが優勝して、この借りを返したいと思います」
ノックアウトステージ決勝
日時:8月2日(水)18:00キックオフ
場所:味の素フィールド西が丘
対戦:vsFC東京U-18
結果:●0ー2(0-0)
得点者:79分 FC東京 83分 FC東京
<スターティングメンバー>
GK河畑
DF橋岡 大城 北村(→立川)
MF池高 白土(→佐藤→大桃) 弓削 荻原
FW長倉 井澤 シマブク
この結果、第41回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は、準優勝となりました。
【大槻 毅監督】
(前半は井澤選手のシュートくらいしかチャンスはなかったと思うが、後半は具体的にどのようなプランで臨んだのか?)
「ハーフタイムに守備の狙いのところでいくつかあるのですが、それの2番目と3番目のところがうまくいかなくて、ボールを奪うところがうまくいかなかったので、そこを修正しました。その後のピックアップのところで、FC東京が切り替えが早くて、すぐにダイレクトプレスが来て剥がせなかったので、そこを修正しました。そうしたことによって、ボールを奪ったあとに攻撃ができるようになりました。前半はそこのところでFC東京のプレッシャーに負けていたので、立ち位置も含めて修正して、いくらかはよくなったかなという感じでした」
(FC東京をどのように分析していて、どこを潰してどこを突いていこうとしていたのか?)
「23番と15番のところで違いを作られるのはあって、それに加えて14番の裏への動きと、それに対するフィードがあったので、まずはパスの出所を工夫してやろうとしました。前半は狙いの半分もいかないくらいでしたが、後半はそれが少し出てきました。15番や23番のところを、特に右サイドで工夫してボールを奪いに行こうとトライしたのですが、うまくいきませんでした。後半はそこだけ修正して、少しよくなりましたが最後のところは右サイドから持っていかれてしまいました」
(橋岡選手が身体を張った守備をしていたが、彼のパフォーマンスについては?)
「橋岡に限らず、最終ラインの3人もそうですが、今日は中盤の白土と弓削のところでうまく守備ができたらと思っていましたが、それも含めてよくがんばっていたと思います。彼らのがんばりがなければここまで来られなかったです。この試合だけの評価ではなく、大会を通じて守備陣は高いパフォーマンスを発揮したと思います。それがこの大会の一つの成果ではないかと思っています」
(2失点したものの、GKの河畑選手が当たっていたのでは?)
「彼はシュートストップの場面で、止まっていられるGKになってきました。身体にボールが当たる回数は増えていますし、シュートモーションに入る前に一つ前に出られるところは、ここ1カ月くらいで非常によくなったと思います。そこが今後の彼の武器になると思います。この1カ月の彼の成長は、この大会でここまで来られたことと同期しているというか、非常によかったと思います。もう1人のGKも高いレベルで競争してくれてるので、この夏に2人ともよくなっていけばと思います」
(右サイドで崩された形になったが、それは後半から対応した修正がうまくいった中で、予想を上回る出来だったのか?)
「うまくいきましたが、個のところで剥がされてしまいました。最後までがんばっていましたが、回数が多くなると厳しくなってくるので、その回数を減らさなければいけませんでした。しかし、その前の時間に点を取らなければいけませんでした。守備の問題はありますが、ゲーム全体で見ると、我々が作ったチャンスは数少なかったですが、あそこで決めきるところがないと、今日のゲームは持ってこられなかったと思います」
(この大会を振り返ってみての感想について)
「選手たちが成長したと思います。ゲームに向かって逆算で何をしなければいけないかを、自分たちでできるようになってきました。それはとても大きいことだと思います。ここまできた成功体験がないと、いくら僕ら大人が経験したことを伝えても彼らには伝わらないので、彼ら自身が体感して、7試合できたのは大きかったと思います。最後に勝たせてあげられなかったことは申し訳なかったですが、いい期間を過ごさせてもらったと思います。ただ、これで終わりではないので、これが次に彼らの成長につながればと強く思っています」
(冬に向けての手応えは?)
「あまり先のことは考えずに、次の試合が一番大事な試合だと言い続けているので、少し休ませて、またがんばらせたいと思います」
【橋岡大樹】
(試合を終えての感想は)
「決勝まで来て負けるのは本当に悔しいです。優勝できるチャンスがあった中で、最後の最後で負けるのは、悔いが残ります。でも、今の僕たちの力がここまでだったということです。この後、プレミアリーグもありますし、Jユースカップもあります。そこでしっかりリベンジして、タイトルをしっかり獲って終えたいと思います」
(相手をたくさん止めていたが、今日のプレーを振り返って)
「僕のプレーということよりも、チームが勝つことが優先だと思ってプレーしています。僕だけのチームではないですし、僕がいくら止めても2失点してしまったということは僕の役目を果たしたことにならないと思います。2失点してしまったのは、みんなの責任でもありますし、僕の責任でもあります。そういった中で、いいプレーもあったと思いますが、結果がすべてです。優勝できなかったことが、個人的に悔しいです」
(失点するまでは、やれている感覚があったと思うが?)
「前半もチャンスはありました。後半も勢いを持って入れたので、チャンスは何回かありました。FC東京U-18は、隙を付いてきて、その中で、しっかり決めきることができていました。僕たちが決めきるところを決められずにいたので、こういう結果になったと思います」
(2失点のシーンを振り返って)
「僕のサイドの右サイドだったので、僕の後ろにボールが入って、久保選手に左足を振らせてしまったのは、ディフェンスのリーダーとしての僕の指示が甘かったことが原因にあったと思います。そういう一つのチャンスでも決められるということをしっかり意識して、これからはそういうチャンスを作らせずに、自分ももちろんですし、他の選手にも指示を出して、もっといいチームにできたらと思います」
(今大会の自身のパフォーマンスについて)
「決勝まで来られたのは、浦和レッズユースは久しぶりということで良かったことですし、自分がキャプテンのときに、決勝まで来られたことはうれしいです。自分のプレーのミスで、仲間にピンチを与えてしまっていましたが、それを仲間がしっかり守ってくれたので、本当に感謝しています。僕だけのチームではないですが、僕がキャプテンとしてやっているということは、僕がみんなの手本にならなければいけないと思っています。今日のように負けているときも、最後まで諦めずに、最後の笛が鳴るまで、みんなで走り切って倒れるくらいまでやろうという話をしていました。負けたことは本当に悔しいですが、この悔しさをバネに、この後のプレミアリーグやJユースカップを僕たちが優勝して、この借りを返したいと思います」