2015 Jユースカップ決勝 試合結果 優勝
2015.11.15 ユース
15日に行われました『2015 Jユースカップ 第23回Jリーグユース選手権大会』の決勝の試合結果をお知らせします。
2015年11月15日(日)11:00キックオフ・ヤンマースタジアム長居
浦和レッズユース ○2-1(前半2-1) 名古屋グランパスU-18
得点者:30分 渡邊、45分 オウンゴール
GK 山田
DF 関慎、橋岡、小木曽、高橋(→大西)
MF 影森(→松高)、中塩、渡邊、川上(→長倉)
FW 新井(→シマブク)、時里(→伊藤)
※『2015Jユースカップ 第23回Jリーグユース選手権大会』は優勝で大会を終了しました。
【大槻 毅ユース監督】
「苦しい試合で、大量点を取られてもおかしくない試合でした。立ち上がりは、こちらの右サイドハーフとサイドバックの間にうまく名古屋の選手が入ってきて、前に行けませんでした。ボールを奪い返しても、また中盤で取り返されたりして、落ち着くところがなく、難しい展開でした。いつもどおりではなかったと思います。
途中、左サイドの川上開斗と新井瑞希が外に開くようにしてから、左で少しボールが落ち着くようになりました。相手の8番の選手が前半で退場になったのは気の毒でしたし、試合を左右する判定だったと思いますが、1回目の警告は新井の突破から、2回目の警告はハイボールを新井が競りに行ってもらったものでした。大会を通じて新井がドリブルで仕掛けていたので怖かったのではないでしょうか。
新井は普段、高さで競ることをあまりしないんですが、ハイボールに体を張って競りに行くという成長を見せたから、相手のファウルになったのだと思います。サッカーで言えば11対11でやった方がいいですが、一連の流れから言えば、あの退場は必然だったかなとも思います。決して幸運だけではないから、自信を持ってやれとハーフタイムには選手たちに伝えました。
後半、新井が足をつって交代したところで、ボールの収まりどころがなくなりました。早く3点目を決めて楽になりたいという意識がチーム全体にあって、それで消耗したのではないかと思いますが、名古屋に走られて守備に回る時間が多くなりました。攻めさせてカウンターを狙いたかったのですが、あれだけ疲れてしまったのは予想外でした。
準々決勝でも先制されて逆転勝ちしましたが、決して内容的には良くなかったです。今日もそうですが、正直10回戦って何回勝てるかという試合だったですが、前に出ることができたのが良かったと思います。こういう試合を積み上げて、もっと選手たちの自信になればいいと思いますが、まだまだだと思います。
優勝できたということについては、トーナメント戦独特のものがあると思いますが、この大会に関しては選手たちがよくがんばったと思います。5試合で得点も一番多かったのではないかと思いますし、失点も一番少なかったのではないでしょうか。
この大会で得た自信を3試合残したプリンスリーグにつなげていきたいと思います」
【渡邊 陽キャプテン】
「チームの一つの目標だったので優勝できてうれしいです。決勝は、立ち上がりはかなり苦しい展開でしたが、相手が1人退場してからは、こちらのペースだったと思います。前半のうちに逆転できたことが大きかったかな、と思います」
(新井選手のシュートがバーに当たったリバウンドを頭で押し込んで同点ゴールを挙げたが?)
「ボールが飛んでいる間に、これはリバウンドが来るかもしれないと思って準備していたら、自分の前に来たので頭で合わせました。入って良かったです」
(後半は、全体に疲れた様子が見えたが?)
「夏の日本クラブユース選手権に出られなくて、みんなでレッズランドで苦しい練習をしてきました。最後のきつくなったときに、どれだけがんばれるかが大事だと思うので、そこをみんなで表現できたから、やられそうな場面もありましたが、勝てたと思います」
(キャプテンの3年生の松澤に代わって2年生ながらゲームキャプテンを務めたが?)
「他の3年生もいる中で、自分がキャプテンを任されて、3年生にもずいぶん支えられましたが、自分としてもこの大会を通して責任感や自覚が少しずつ大きくなってきたと思います」
(今年はまだプリンスリーグ3試合が残っているが?)
「なかなか自信が持てない中でこの大会に臨んで、日本一という最高の結果を得たので自信にはなりましたが、謙虚さを忘れず次の試合に向かいたいと思います。勝負強さというのをプリンスリーグではなかなか表現できなかったことが多かったですけど、この大会で準々決勝のセレッソ大阪戦もそうでしたが、先制されて逆転勝ちできる力がついてきたかなと思います」
2015年11月15日(日)11:00キックオフ・ヤンマースタジアム長居
浦和レッズユース ○2-1(前半2-1) 名古屋グランパスU-18
得点者:30分 渡邊、45分 オウンゴール
GK 山田
DF 関慎、橋岡、小木曽、高橋(→大西)
MF 影森(→松高)、中塩、渡邊、川上(→長倉)
FW 新井(→シマブク)、時里(→伊藤)
※『2015Jユースカップ 第23回Jリーグユース選手権大会』は優勝で大会を終了しました。
【大槻 毅ユース監督】
「苦しい試合で、大量点を取られてもおかしくない試合でした。立ち上がりは、こちらの右サイドハーフとサイドバックの間にうまく名古屋の選手が入ってきて、前に行けませんでした。ボールを奪い返しても、また中盤で取り返されたりして、落ち着くところがなく、難しい展開でした。いつもどおりではなかったと思います。
途中、左サイドの川上開斗と新井瑞希が外に開くようにしてから、左で少しボールが落ち着くようになりました。相手の8番の選手が前半で退場になったのは気の毒でしたし、試合を左右する判定だったと思いますが、1回目の警告は新井の突破から、2回目の警告はハイボールを新井が競りに行ってもらったものでした。大会を通じて新井がドリブルで仕掛けていたので怖かったのではないでしょうか。
新井は普段、高さで競ることをあまりしないんですが、ハイボールに体を張って競りに行くという成長を見せたから、相手のファウルになったのだと思います。サッカーで言えば11対11でやった方がいいですが、一連の流れから言えば、あの退場は必然だったかなとも思います。決して幸運だけではないから、自信を持ってやれとハーフタイムには選手たちに伝えました。
後半、新井が足をつって交代したところで、ボールの収まりどころがなくなりました。早く3点目を決めて楽になりたいという意識がチーム全体にあって、それで消耗したのではないかと思いますが、名古屋に走られて守備に回る時間が多くなりました。攻めさせてカウンターを狙いたかったのですが、あれだけ疲れてしまったのは予想外でした。
準々決勝でも先制されて逆転勝ちしましたが、決して内容的には良くなかったです。今日もそうですが、正直10回戦って何回勝てるかという試合だったですが、前に出ることができたのが良かったと思います。こういう試合を積み上げて、もっと選手たちの自信になればいいと思いますが、まだまだだと思います。
優勝できたということについては、トーナメント戦独特のものがあると思いますが、この大会に関しては選手たちがよくがんばったと思います。5試合で得点も一番多かったのではないかと思いますし、失点も一番少なかったのではないでしょうか。
この大会で得た自信を3試合残したプリンスリーグにつなげていきたいと思います」
【渡邊 陽キャプテン】
「チームの一つの目標だったので優勝できてうれしいです。決勝は、立ち上がりはかなり苦しい展開でしたが、相手が1人退場してからは、こちらのペースだったと思います。前半のうちに逆転できたことが大きかったかな、と思います」
(新井選手のシュートがバーに当たったリバウンドを頭で押し込んで同点ゴールを挙げたが?)
「ボールが飛んでいる間に、これはリバウンドが来るかもしれないと思って準備していたら、自分の前に来たので頭で合わせました。入って良かったです」
(後半は、全体に疲れた様子が見えたが?)
「夏の日本クラブユース選手権に出られなくて、みんなでレッズランドで苦しい練習をしてきました。最後のきつくなったときに、どれだけがんばれるかが大事だと思うので、そこをみんなで表現できたから、やられそうな場面もありましたが、勝てたと思います」
(キャプテンの3年生の松澤に代わって2年生ながらゲームキャプテンを務めたが?)
「他の3年生もいる中で、自分がキャプテンを任されて、3年生にもずいぶん支えられましたが、自分としてもこの大会を通して責任感や自覚が少しずつ大きくなってきたと思います」
(今年はまだプリンスリーグ3試合が残っているが?)
「なかなか自信が持てない中でこの大会に臨んで、日本一という最高の結果を得たので自信にはなりましたが、謙虚さを忘れず次の試合に向かいたいと思います。勝負強さというのをプリンスリーグではなかなか表現できなかったことが多かったですけど、この大会で準々決勝のセレッソ大阪戦もそうでしたが、先制されて逆転勝ちできる力がついてきたかなと思います」