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16.04.02

2016プレナスなでしこリーグ1部 第2節 vs アルビレックス新潟レディース 監督インタビュー「自分たちのサッカーをやりきるという強い気持ちで、新潟Lに勝つ」(吉田 靖監督)

みなさん、こんにちは。4月3日(日)13時から、浦和駒場スタジアムで、プレナスなでしこリーグ1部第2節、アルビレックス新潟レディースと対戦します。

今シーズン、チームとしては昨年同様、前線からボールを奪って速く攻め、1点でも多く奪う、積極的なサッカーをやりたいと思っています。ただ、昨年は少し攻撃的な意識を植え付けすぎて、バランスが崩れた感じもありました。途中から守備の修正に入り、最後のほうはだいぶまとまって、ある程度安定したゲームができるようになってきたので、今シーズンも、その継続でやっていきたいです。

また、昨シーズンは最初のコンディショニングでケガ人が多く出て、シーズンを通して尾を引いた感がありました。今年は、昨年のケガがまだ癒えていない選手はいるものの、みんな大きなケガもなくきています。準備の段階では、うまくいったと思います。

リーグ開幕の日テレ・ベレーザ戦では、前半、いい立ち上がりから先制できました。ただ、途中からだんだん日テレのペースになり、粘り強く守っていたんですけど、失点して1-1で引き分けとなりました。もちろん、勝つに越したことはないですけど、前年度のチャンピオンチームですし、引き分けでも充分、今後につながるんじゃないかと思っています。

今シーズンはリーグの方式が1シーズン制に変わりましたから、最初からある程度、いい位置をキープしなければいけません。他チームで言えば、日テレやINAC神戸レオネッサは間違いなく強いですし、ベガルタ仙台レディースもいい選手が集まっていて、この3チームは非常に強いと感じています。

もちろん、我々は優勝を狙います。ただ、飛び抜けた力があるわけではありません。苦しいゲームをものにしながら、いい成績に結びつけていきたいと思っています。

新潟Lは、昨年同様に粘り強いチームです。しっかり組織されていて守備も固く、非常にやりにくい相手であることは間違いありません。簡単にはいかないでしょうけど、昨年は3連敗と、非常に悔しい思いをした相手なので、今年は何とか勝ちたいです。

新潟L戦はおそらく、競った試合になるでしょう。その中で、自分たちのサッカーをやりきるという強い気持ちをピッチで出した方が勝つと思います。対新潟Lというよりも、今までやってきたサッカー、特に、今年準備してきたサッカーを徹底してやっていきたいです。

女子サッカーの魅力は、ひたむきな姿勢でサッカーに取り組み、全力を出し切るところだと思います。その上で、地元の方々は勝利を望んでいる訳ですから、何としても勝利し、みなさんに喜んでいただきたいと思います。選手たちの後押しを、よろしくお願いいたします。

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