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16.04.02

2016プレナスなでしこリーグ1部 第2節 vs アルビレックス新潟レディース 選手インタビュー「多くのファン・サポーターの前でプレーできる幸せを、力に変えて戦う」(後藤三知)

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レッズレディースの今シーズン初ゴールは、主将・後藤三知の右足によってもたらされた。最前線でチームを牽引する背番号11は今シーズン、得点で、よりチームに貢献することを意識しているという。ホーム開幕を前に、自身のテーマや、アウェイの日テレ・ベレーザ戦で得た感触、アルビレックス新潟レディース戦への意気込みについて、話を聞いた。

【自分たちの現在地が感じられた日テレ戦】
■リーグ開幕の日テレ戦を振り返って、いかがですか。
「チームとして積み重ねてきた攻撃面での取り組みから、早い時間で得点できました。ただ、開幕戦で日テレという相手に対し、ゲームとしては守備的になったと感じています」

■粘り強さや球際で戦うところは、昨年以上に出せていると感じました。
「先制点を取れたことや、失点したくないという思いから、しっかりとゴールを粘り強く守るというところは、意欲的にできていたと思います。ゲームの最後には、粘り強くしのいだ後に、カウンターで得点できそうなチャンスも生み出せました。

ゲームを通じて、いかに追加点を入れていけるチームになっていけるかという点で、攻撃する時間をどれだけ長くできるかが、これからのテーマだと思います。日テレ戦は、自分たちの現在地、公式戦でのパフォーマンスが相手との力関係でどれくらい見えるのかが感じられた試合でした」


【ボールを奪い、保持し、決める力を高める】
■日テレ戦では、チームの今シーズン初ゴールを決めました。
「今シーズンは得点で、よりチームに貢献できる選手になりたいという思いを持って、臨んでいます。勝ちにつながるゴールにはなりませんでしたけど、勝つためには得点が必要なので、シーズンを通じて決めていきたいです。
FWという、ゴールの一番近くでプレーする役割として、どれだけフィニッシャーとしての能力を高めていけるかは、自分の中ですごくチャレンジしたい部分であり、明確になってきた部分です」

■今シーズンはFWとして、得点には特にこだわっていかれるわけですね。
「FWだから意識しているわけではないんです。ただ、勝つために、チームとして得点を取りたいです。そのために、まずはボールをマイボールにしなければいけません。ボールを奪う力、ボールを保持できる力、ボールをゴールに入れる力、そのすべてを高めていきたいという中で、得点というのも、すごく大事にしています。数字で言えば、リーグが18試合ある中で、8点以上、2桁得点が確実に見えてくる選手になりたいです。そのために、毎試合最大限の能力を発揮すると共に、自分の能力そのものを高めていきたいです」


【相手の固い守備に、積極的にチャレンジしていく】
■次節に対戦する、新潟L戦の印象はいかがでしょうか?
「昨シーズンは、固い守りを崩しきれず、勝つことができませんでした。シーズン前のトレーニングマッチでも、組織的に守ってくるというのは感じています。相手の守備を見極めながら、自分たちが取り組んできた攻撃面が、どこまで新潟Lに通用するのかは、シンプルにチャレンジしたいと思います。まずは90分でゲームに勝つというところは抑えながら、積極的にチャレンジしていければいいと思います」

■選手たちの積極的な姿勢は、ファン・サポーターの方々も期待していると思います。
「ホームゲームに足を運んでくださる方々は、昨シーズン、どんなときも試合を見て、力になってくださっていました。今の自分たちの最大限できるサッカー、プレーをして、シーズンを通して成長していけるようにがんばっていきたいので、そうしたところを、是非スタジアムで見ていただけたら嬉しいです。

今シーズンのリーグ開幕戦では、味の素フィールド西が丘にも、本当にたくさんのレッズファン・サポーターの方が来てくださって、その中でプレーできるという幸せ、選手としての喜びを、改めて感じさせてもらいました。その思いを力にして、今度はホームのピッチで、最大限の力を発揮してがんばりたいと思います。新潟L戦も、応援をよろしくお願いします」

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