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18.08.26

「U-20日本女子代表」に参加のレッズレディース2選手が帰国

U-20日本女子代表として出場した『FIFA U-20女子ワールドカップ フランス2018』(8月5日~8月24日)で、初優勝を飾った浦和レッズレディース所属のDF南萌華、DF高橋はなの2選手が26日に帰国し、東京都内で行われた優勝会見に出席しました。帰国後、優勝の喜びとお世話になった方々への感謝や今後の目標などについて二人が語りました。また、南萌華はブロンズボール賞を受賞しました。

(優勝した瞬間はどんな気持ちになったか?)
南「ホイッスルが鳴った瞬間に、遠藤(純)選手と長野(風花)選手が抱きついてきました。その後、スタンボー(華)選手と抱き合ったときに、がんばって守ってきたな、と感じて涙が溢れてきました。やりきった気持ちと、感謝の気持ちがこみ上げてきました」

高橋「終了のホイッスルが鳴った瞬間は自然に涙が流れてきました。その後『やったー!』と叫んでいました(笑)。そのとき見た景色はとても綺麗でした」

(U-17ワールドカップの時はベンチで優勝の瞬間を見ていたが、気持ちは違うか?)
南「U-17のときは試合に出られずベンチにいたので、今回試合には出られていましたが、その時の経験から試合に出ていない選手たちの気持ちがわかるようになりました。その選手たちの分までがんばらないといけない、という気持ちが強かったです。なので、ベンチにいるメンバー全員で掴み取った今回の優勝がとても嬉しいです。U-17のときとは少し違った重みを感じています」

(チームの一体感が生まれた要因はなんだと思うか?)
南「池田太監督が、選手ミーティングの時間を設けてくれて、選手たちだけで話し合う機会があったのは大きかったと思います。大会前に最初のミーティングをして、準決勝の前にもみんなで話し合いました」

高橋「(南)萌華さんがミーティングを仕切ってくれて、そして前回大会を戦った経験のある選手が先頭に立ってくれて話をしてくれました」

南「みんなが意気込みを話したり、準決勝の前はみんなの気持ちはわかっていたので、前回大会の経験で得た世界大会の難しさだったり、苦しさなどを話すことがありました。キャプテンだから自分が何をしよう、ということはなくて、何をしても良い方向にいくチームだと思っていたので、自分たちの経験を共有していくことでもっとチームが強くなるのではないかと思っていました」

(センターバックとしてコンビを組んでいた二人の強みは?)
南「チームの中でも大きい二人なので、ヘディングなど空中戦については(高橋)はなも強いですし、競り勝てるという自信を持って戦っていました。はなと組んでいてとても心強かったです。海外の選手に対して、常にチャレンジ&カバーは徹底してやっていこうとしていましたし、ラインコントロールの部分ではなるべく高く保って、良いタイミングで下げる、というような意識はしていました。どんなボールでも常に弾き返そう、という会話はいつもしていました」

(DFもFWもプレーできる自分の良さをどう活かそうと思っていたか?)
高橋「(南)萌華さんがパートナーでしたし、他のチームメイト全員が助けてくれた印象しかありません。その支えがあったおかげで、自分がミスをしても、その次のプレーを思い切ってすることができました。ポジションのことは特に意識をしていなくて、FWでもDFでも目の前の相手に負けないことを意識して試合をしていました」

(今回の大会で得た経験をどうレッズレディースに活かしていきたいか?)
南「この大会で得た経験というのは特別なものですし、個人が成長できた部分をチームに還元していくことが、結果としてチーム全体の力になると思っています。これから更にチームの力になるため、がんばっていきたいです」

高橋「世界の選手たちと戦って、日本人にはない体格やスピードを体験して、世界の選手たちがこれから更に成長していくことを考えると、自分たちはこれからまだまだやらなければいけないことがたくさんあります。レッズレディースに戻っても、この経験や対戦相手の強さというものを忘れずに、常に上を目指してやっていきたいです」

(ファン・サポーターの皆さんへメッセージ)
南「長い間、チームの応援をしていただきありがとうございます。現地にいる私たちにもその応援は届いていましたし、とても大きな力になりました。この優勝を糧に、さらにチームで頑張っていきたいです。本当にありがとうございました」

高橋「この大会で得た経験をレッズレディースで発揮していけるように、そしてレッズの勝利に貢献していけるように、これから更に頑張ってきたいと思っています。応援ありがとうございました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







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