5日、Chonburi UTA Stadiumで行われたAFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournamentの公式会見に楠瀬直木監督が出席し、試合に向けた意気込みを語りました。

【楠瀬直木監督】
「こんにちは、三菱重工浦和レッズレディースの楠瀬です。プレ大会ですが、いよいよACL(AFCチャンピオンズリーグ)の女子の大会が始まったということで、すごく意義のある大会だと思います。私たちのチームは男子もACLに出場していますが、女子でもアジアの力をさらに引き上げるためにもこの大会の成功を祈っていますし、少しでも力になれればと思っています。最後まで頑張りたいと思います」

[質疑応答]
(今のチームの状況や、今大会が日本のサッカー、アジアの女子サッカーにもたらす意義をどのように考えていますか？)
「先日アジアのオリンピック予選(女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024 アジア2次予選)があり、そこに出ていた代表選手がやっと合流しましたが、コンディション面でまだ少し不安があります。ただ、それ以外の選手でコンディションを上げてきました。この大会が終わった後すぐに、日本でWEリーグが開幕しますので、この大会をいい形で乗り越えて、その流れでWEリーグに向かっていきたいと思います。
この大会の意義ですが、昨今ですとヨーロッパのレベルが非常に上がってきています。なでしこジャパンも世界一を目指してはいますが、ヨーロッパとの差を埋めるためにも、アジアでこのような大会が行われることは大きいのではないかと思っています」

(チームの特長や見どころはどのようなところですか？)
「日本人の選手には、本当に器用だという特長があります。目指しているのはフェアプレーというところです。私たちとしてはボールをしっかりつないでチャンスを作れればいいのですが、それと共に、諦めずに最後まで戦い抜く気持ちを出せればと思っています」