10月11日、ベトナム・ホーチミンのThong Nhat StadiumでAFC Women's Champions Leagueのグループステージ(グループC)MD3の前日公式会見が行われ、楠瀬直木監督と島田芽依選手が出席しました。会見には、明日12日の対戦相手となる地元ホーチミンを拠点とするホーチミン・シティ(ベトナム)のNguyễn Hồng Phẩm監督、Nguyễn Thị Tuyết Ngân 選手(No.18)が参加しました。



ーー両監督に質問です。両チーム共にすでに次のラウンドへの進出が決まっています。主力選手を休ませ、若手選手に経験を積ませるべきでしょうか。

Nguyễn Hồng Phẩm監督

「我々は明日の試合で最高の質とパフォーマンスを発揮するためのメンバーを準備します」

楠瀬直木監督
「この2試合全員に経験を積ませたかったので、多くの選手が出場しました。またここでしか経験ができない雨の後のぬかるみでのプレーとか、そういった部分で明日の天候の影響を含めてメンバーを決めたいと考えていますので、なんとも言えないところがあります」



ーー前回の試合では休養を取ったわけですが、明日の試合に向けた決意はいかがですか。

Nguyễn Thị Tuyết Ngân 選手
「一つ前の試合は軽く痛めていたので出場できませんでした。でも今はよい調子ですし、体力的にも準備ができていると思います。もし明日出場することになったら、チームメイトとともに、ファンのみなさんのために献身的な試合ができるようベストを尽くすつもりです」


ーーここ2試合は、相手のレベルが似かよっていて、攻撃的なプレーが選択できました。明日のゲームは、より強い相手との対戦で、チームの評価下されると思います。どんな戦術、プレースタイルを明日は選択しますか。

Nguyễn Hồng Phẩm監督
「確かにここ2試合は相手のレベルが同じような形で続きました。なので、攻撃的なプレースタイルが選択されました。私たちは勝利をするために全力を尽くそうとします。明日の試合は、ただの勝利、ただのグループ突破ということが目的ではありません。我々は主としてパフォーマンスに焦点を当て、個人としても集団としても質を見せることができるように専念します。
そして明日の試合は、天候に恵まれれば、すべてのファンにとって非常によい試合になると思います」


ーーグループステージは来年になります。それまでHuynh Nhu選手や3人の外国籍選手は在籍を続けますか。それとも、別の他の選択を持つことになりますか。

Nguyễn Hồng Phẩm監督
「実際、我々は期待しているし、4人の選手をノックアウトステージまで確保しようとしています。しかし、今からノックアウトステージまではまだ長い道のりです。何が起こるかわかりませんが、選手の質を高めるためにも、我々は全力を尽くして戦うつもりです」


ーー2試合、対戦チームの試合を見ていると思います。明日のゲーム、ホーチミンで注意したい選手はいますか。


島田芽依選手
「9番の選手を注目というか、警戒をしています。チームの中心選手だと思いますし、やりたいことをやらせないような守備などをしっかりと出したいと思います」


ーーホーチミンの外国籍選手と地元の選手にはとてもよいつながりがあると思います。チームにも溶け込んでいるように見えます。しかし、外国籍選手はまだゴールを奪えていません。そのあたりはいかがですか。


Nguyễn Thị Tuyết Ngân 選手
「私たちは、明日のゲームで幸運とすべての我々の外国籍の友人がゴールを決めることを望んでいます」


ーーホーチミンへの印象を聞かせてください。

楠瀬直木監督
「ホーチミンはファン・サポーター観客を含めて熱狂的な応援があると考えています。9番、10番など上手な選手がいますので、警戒しなければならないと考えています」


※下記は会見後、オフィシャルが質問をいたしました。

ーー明日の1位突破を決める重要な試合になります。

島田芽依選手
「チームとして連勝をしている中で、両試合とも無失点でした。そこは継続することとゴール前のコンビネーション、決めきるところの質を高めて勝って日本に帰りたいです」

島田芽依選手
ーーどんなプレーを見せたいですか。
「まずはチームに貢献できるように得点を常に狙っていけたらと思っています。その上で、守備やポストプレーの部分なども抜け目なくやっていきたいです」