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20.06.26

「みんなと一緒に戦えることは、やっぱり楽しい」南 萌華

「新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方にご冥福をお祈りいたします。また、感染されたみなさまには、お見舞い申しあげます。

そして、最前線で命を懸けてくださっている医療従事者のみなさま、私たちの生活を支えてくださっているすべてのみなさまに心からの敬意と感謝をお伝えいたします。

自粛期間中は、器具などを購入して家でもトレーニングができるような環境を整えつつ、自分の体を見直しながら過ごしていました。やっぱり、再開したときにサッカーができないと意味がありませんし、再開時にいいコンディションで臨めるようにすることは、サッカー選手としての責任です。それを見失わないように、トレーニングを続けていました。

もちろん、モチベーションを保つのが難しいと感じる時もありましたが、SNSなどを通じてファン・サポーターの方々と交流したときに、いろいろな言葉をかけていただき、改めて『がんばらないといけない』と感じました。こうしたことが支えにもなり、いいコンディションで再開を迎えることができたと思います。

その中で、5月27日にチームでの活動が再開したときには、やっぱり一人よりもみんなでトレーニングをする方が楽しいと感じました。吸収できるものも多いですし、みんなとまた一緒にトレーニングできることが『がんばる源』になっています。

改めて、チームで活動できるうれしさや喜びを今、改めて味わっている中で迎える2020シーズン。昨シーズンはタイトルが取れませんでしたが、チームとして成長できた1年でした。それをベースに、新加入選手も含めた新たなサッカーをみなさんにお見せできるように、しっかりと準備を進めていきたいと思います。

開幕後はスタジアムで観戦いただけない試合になりますが、画面の先でも、遠くからでもファン・サポーターのみなさんが応援してくれることは変わりませんし、その思いを受け止めて、私たちがピッチで戦うこと、表現することも変わりません。

開幕に向けてチーム全員でコンディションを上げていきながら、長い間お待たせしている勝利をみなさんに届けたい。そのためにも全力で勝利に向かって戦いたいですし、みんなと一緒に戦えることは、やっぱり楽しいです。

試合ができることは幸せなことだと思うからこそ、私自身、ワクワクしながら開幕を待ちたいと思います」

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