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22.03.30

三菱重工浦和レッズレディース 公開トレーニング後の監督・選手コメント

3月30日、三菱重工浦和レッズレディースはさいたま市内の練習場で、メディア公開トレーニングを実施しました。トレーニング後には、楠瀬直木監督、猶本 光、福田史織がオンライン会見に出席。週末のさいたまダービーに向け、メディアからの質問に答えました。


【楠瀬直木監督】
(大事だといっていた後半戦の3月4試合が終わりました。ここまでを振り返って、手応えを教えてください)
「もう少し勢いを持ちたかったというのが本音ですが、後半戦ということで、特に相手から研究されていることを感じます。その中で、引き分けてしまうゲームがあったので、もう一つ。ファン・サポーターのみなさんも選手本人たちも物足りなさはあると思いますが、そこは反省をしたい点です。次は久しぶりの浦和駒場スタジアムでのホームゲームなので、爆発したいなと思います」

(ここからポイントとして感じていること)
「爆発したいというところでは得点を取る。チャンスをつくるという点があります。1試合を通して、あまり先のことを計算せずに、相手の想像以上にギアを上げていかないと、勢いはつかない部分があるので、そこは慎重になりすぎずに思い切ること。それができるようにコンビネーションや優先順位、前に前に行くようなプレーを見せられたらと考えています。プレー中に選択肢があり、ボールを保持するには横や下げることもありますが、前へ、前へと出す側、受ける側が意識すれば進むと思います。今日の練習の中でも清家が果敢に前に行っていましたが、そうすると前にパスが出ます。そういう勢いをつけていきたいと思います」

(今日の練習では若手選手たちも前に行く勢いを感じました。監督はどのようにご覧になっていますか)
「頼もしいなと思っていますし、早くチャンスが巡ってくればという思いもあります。彼女たちが先輩たちを脅かす事が起こらないと、チームとしてもプラスアルファが出てこないかなと感じながら見ていました」

(次戦は大宮アルディージャVENTUS(以下、大宮V)と対戦しますが、相手の印象や勝負のポイントはありますか)
「大宮Vはチームとしての機能がどんどん高まっています。守備面でも乗松瑠華らが自信を持ってプレーしていますし、いろいろなところから攻めてくるチームです。こちらがチャレンジャー精神を忘れてしまうと厳しく苦しい試合になるので、気を引き締めて臨みたいと思います」

(久しぶりの浦和駒場スタジアムになりますが楽しみにしている点を教えてください)
「就任して1年目ですが、浦和駒場スタジアムは居心地もやりやすさもあります。ホームゲームという感じも強くあるので、安心しつつもパワーをもらえるスタジアムです。試合を楽しみにしています」


【猶本 光】
【質疑応答】
(リーグ後半戦の4試合が終わりましたが、ここまでを振り返って感じていることを教えてください)
「ノジマステラ神奈川相模原戦に引き分けてしまったのが痛かったなという思いがありますが、他の試合は勝ち点3を重ねられているので、ここからも勝っていけたらいいなと思います」

(勝負強さが出てきていると思いますが、ピッチではどのように感じていますか)
「ちふれASエルフェン埼玉戦は追いつかれてしまい、最後は劇的な勝利になりました。前節は無失点に抑えて、(清家)貴子のいいシュートが入ったのですが、そのゲームのように、しっかりと守備を安定させること。無失点で進めて90分で仕留めるような試合運びができていければいいかなと思います」

(その中で猶本選手はミドルシュートや多彩なアイデアで局面を打開するようなプレーを随所に見せていると思います。意識していることはありますか)
「シュートに関しては、ペナルティエリアの中でシュートを打てるシーンも増えてきたので決めていきたいです」

(久しぶりの浦和駒場スタジアムで、大宮Vと対戦します。相手の印象を教えてください)
「大宮Vはいい選手がたくさんいます。前線には足の早い選手もいるので、難しい試合になると思いますが、久しぶりの浦和駒場スタジアムです。ホームという雰囲気を感じるので、楽しみにしています」

(そのホームゲームでは、猶本選手プロデュースのREDS Re:DISHが発売されますがアピールポイントなどはありますか)
「ドイツでサッカー観戦をしたときに、ホットドッグを食べました。私はビールを飲まないのですが、みんながスタジアムでホットドッグとビールを片手にサッカー観戦をするイメージがあったので、今回はホットドッグを食べながら、試合を楽しんでもらえたらいいなという思いで考えました」

(さいたまダービーへの意気込みをお願いします)
「久しぶりの浦和駒場スタジアムです。毎試合勝利を重ねていくしかないので、たくさんのサポートがあると思うので、しっかりとハードワークをしたいなと思います」


【福田史織】
【質疑応答】
(シーズンも後半戦に入りましたが、ここまでを振り返って感じていることを教えてください)
「個人的には、ベンチには入れていますが、試合に絡めていない状態です。早く出たいという思いがあります。チームとしては、少し失点が多い状況もあるので、自分だったらどうしようというのを考えて練習をしています。チームは、優勝に向けて勝つしかないので、盛り上げて一戦、一戦がんばろうという気持ちでいます」

(試合出場のために必要だなと感じていることを教えてください)
「必要だと思うのは声掛けの部分です。もっとチームを引き締めていかないといけないと感じています。今シーズンは、入りの時間帯で失点してしまうことや、得点後の失点があるので、そういう場面で声掛けをして、チームを締めたいと思います。また、レッズレディースはつなぐサッカーなので、ビルドアップをもっとがんばっていきたいです。同時に手応えを感じているのはシュートストップです。そこは自分の強みだと思うので、もっと伸ばしていけたらと思います」

(鈴木佐和子選手の加入でGK陣も顔ぶれが変わりましたが、二人の先輩から学んでいることはありますか)
「(池田)咲紀子さんは一つひとつの技術が高く、つかむ、弾くという判断もはっきりしています。(鈴木)佐和子さんは一対一がすごく強くて、近距離のシュートが強いです。自分でもどのくらいの距離が得意なのかを、どんどんつかんでいけたらと考えています」

(次戦は、大宮Vと対戦しますが印象を聞かせてください)
「前線の選手の縦への勢いがすごく、ミドルシュートも打ってきます。シュートに対して準備をしていかないといけないですし、若い選手もたくさん出ているので、個人的にも刺激になります)

(レッズレディースにも後輩たちが加入しています。刺激を受けますか)
「はい。下の選手も明るくて声をたくさん出してくれます。自分も負けないように声をだしていかなとと考えています」

(改めて意気込みをお願いします)
「優勝に向けて勝つしかない試合が続いていくと思います。チーム一丸となって一戦一戦、目の前の試合に集中して勝ち続けていきたいと思います」
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