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不定期連載『Beyond』vol.3 長嶋玲奈というフットボーラーが持つ本質
選手の思いや試合に臨む姿を伝える不定期連載『Beyond』。第3回は、長嶋玲奈選手のコラムです。ぜひご一読ください。
(写真:ATSUSHI KONDO)
クールで落ち着いた印象――。
それが彼女を見たときの第一印象だった。ピッチで見せる堅実なプレーもそうした印象をより強くしたのかもしれない。
だが、よくよく見ていると同世代の塩越柚歩や遠藤優、高橋はなと一緒にいることが多く、くだけた振る舞いをしている姿も目撃する。
SNSでも先輩をいじる投稿をするなどユーモアもある。
同世代の選手に取材が入っていることを聞きつけ、「また〇〇?私にはないんですか?」と広報スタッフに冗談まじりに絡んでいたこともあったくらいだ。
長嶋玲奈。
2人の代表選手がライバルとして君臨するセンターバックを主戦場に、今シーズンは左サイドバックでも起用される背番号13はどんな選手なのか。話を聞いた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆兄たちの背中を追って◆
(写真:ATSUSHI KONDO)
長嶋がサッカーを始めたのは5歳のころ。きっかけは2人の兄の影響だった。
「兄2人がサッカーをしていて、送り迎えとかで親について行っていたんです。そこでボールで遊んでいたら、そのチームの監督に『やらない?』って誘われて入った感じです」
4歳上と7歳上の兄。幼いながらもその背中を追いかけるように、サッカーの世界に足を踏み入れた。
そしてサッカーの楽しさを追求するようにプレーを続けた少女は、2016年、高校3年生のときに浦和レッズレディースのトップチームに登録された。
公式戦デビューは翌2017年。正式な昇格まで待たねばならなかったが、そこから着実にステップアップし、今シーズンで9年目を迎えた。
2024年10月19日現在で、リーグ戦68試合出場1得点、通算では107試合出場1得点という数字を残し、チャンピオンチームの一員として存在感を高めつつある。
「最初は試合によってすごく波が激しかったと自分でも思いますし、周りも思っている人が多分いたと思うんですけど、試合をやるにつれて勝ったときとか、1試合1試合自信をつけられて成長してこられたと思います」
特に昨シーズンはその成長の背景に、ある危機感と先輩たちからのポジティブな後押しがあった。
「ケガ人がいて出られているということもあったので、その選手たちが戻ってきてもポジションを奪われないように頑張ろうと強く思ったのもそうですし、昨シーズンは光(猶本)さんとか梢(安藤)さんとかもケガをしてプレーできてない分、外から見て、思ったこととかを伝えてくれていました。そこで褒めてもくれてましたし、そういう部分で結構自信がつけられたなというのはありますね」
◆ビルドアップを得意とするディフェンダー◆
(写真:ATSUSHI KONDO)
では、長嶋自身は自分のプレーの特長をどう見ているのだろうか。
「ビルドアップを自分の得意なプレーとしているので、最終ラインからでも攻撃につながるようなパスだったり、アシストというのをすごく狙っています。パスをもらう前に周りの状況を見ておくというのはすごく意識しています」
その特長は、センターバックだけでなくサイドバックとしてプレーする際にも活かされている。
「やっぱりサイドバックはやっていて、センターバックより運動量の部分とかできついなと思うところもあるんですが、でもやっていると攻撃にも絡めてすごく楽しさというのもあります。前の人とうまく崩すじゃないですけど、そういったシーンもどんどん作っていきたいし、自分のクロスから得点というのも狙っていきたいです」
実際、10月16日のトレーニングでもそうしたシーンは見られた。練習ゲームの中でサイドバックのポジションでプレーしていた長嶋は、相手守備の予測を外すように中央にくさびのパスを入れ、またタイミングを見て前線に顔を出し、チャンスを演出しようとしていた。
だが一方で、攻撃だけではいけないとも考えている。今シーズンの目標を次のように話す。
「怪我をしないで試合に出続けるというのはもちろんですけど、自分の質を高めるという部分が個人の目標です。ビルドアップだけではなく守備の部分の強化も今シーズンもっと頑張らなくてはいけないと考えています」
ホーム開幕戦、タイトルを争うチームであるINAC神戸レオネッサに敗れたあの試合。ゴールを許すクロスを上げさせてしまったのは長嶋のサイドだった。
「クロスを上げるのが相手の長所であることはわかっていて、そこは絶対にやらせないというのをすごく意識していたのに、そこをやらせてしまって失点してしまいました。すごく悔しい思いをしたので、やっぱり一歩寄せるところなど、本当に意識して取り組んでいきたいと考えています」
(写真:ATSUSHI KONDO)
◆挫折を糧に◆
チームがリーグ連覇を果たした昨シーズン、長嶋はキャリアハイとなる年間26試合の公式戦に出場した。順調に歩みを続けているように見えるが、これまでに大きな挫折も経験している。
世代別の代表選考での出来事だった。
「U-19日本女子代表として、アジアの大会までは選出されていたんですけど、U-20のワールドカップの時には選出されなくて。そこが一番の挫折ポイントだったかなと思っています」
長嶋が選考から漏れた同世代の代表は、FIFA U-20女子ワールドカップ フランス2018で見事優勝し、世界の頂点に立った。
“かつて”のチームメイトの偉業を彼女は日本で見守ることとなったのだ。
だが、その経験が長嶋を強くした。
「そこで自分の足りない部分というのを再確認できたから、今も悔しい思いをしたくなくて頑張っているというのがあります。それがなかったら今がないだろうなと思います」
◆サッカーへの思い◆
アスリートを続け、競技を極めようとすれば、当然つらいことや課題に向き合う必要が出てくる。そんな状況であっても続けるサッカーというものは、長嶋にとって、どんなものなのだろうか。
「生活の一部というか、逆にやっていないと落ち着かないみたいな感じはあるかもしれません。やっぱりオフが長いとみんなに会いたいと思いますし。だからやっぱりサッカーが好きなんだなって思いますね」
その楽しさを特に実感したのは、育成年代のころだという。
「自分は育成の時、特に高校2年生のときが一番楽しかった印象なんですけど、一つ上には柚歩(塩越)や優(遠藤)だったり、1つ下にははな(高橋)だったりがいて、一緒にプレーしていました。私はセンターバックで、攻撃の選手たちがうますぎて、後ろから見ていてすごく楽しかったんです。そこから特にサッカーって楽しいなと思っていたので、今もトップチームでそういう光景を見られているのが楽しいです」
◆重要な試合◆
最後に今節の話も聞いた。
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースとの一戦は、AFC女子チャンピオンズリーグの3戦を終え、ふたたびリーグタイトルを目指す大会に戻るという意味で重要かつ難しい一戦だ。
「グループステージで戦ったアジアのレベルが低い、というわけではないんですが、やっぱりWEリーグとはスピード感が違ったりするので、切り替えるのは難しさがあると思います」
「ジェフは監督も替わってすごくつないできたり、セットプレーにすごく長身の選手がいて強い特長もあったりするので、しっかり勝ちきること、相手のペースに合わせずにレッズの良さをたくさん出せたらと考えています」
今シーズンに向けては周囲の評価に期するところもある。
「今は主力だった選手がケガで離脱をしていたり、清家選手が抜けたりして、周りからはタレントがいない中で、とか言われているんですけど、それは今いる選手たちからしたらすごく悔しい思いがあります」
「みんなが強い気持ちを持って、守備のところだったら最後に身体を投げ出す。前ではしっかり決めきるというところを意識して戦っていけたら、レッズの良さが出せると思うので、そこを意識して毎試合頑張っていきたいです」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(写真:ATSUSHI KONDO)
長嶋は、インタビューの最中、静かに、そして、ときおり笑顔を見せながら、質問に答えてくれた。
だが、その中には彼女の秘めた思いを覗かせる部分が十分にあった。
長嶋が昇格して間もないころ、あるチーム関係者は「大丈夫かな」と心配していたと言う。
トップリーグで生き残っていくには、まだ彼女に際立った目に見える“武器”が備わっていないと感じていたからだ。
だが、彼女には確かな情熱と、困難から目を背けずに向き合う素直な心があった。
インタビュー中、実は少し意地悪な質問もぶつけている。
ーー同世代で仲の良い選手たちが代表に選ばれたり、国際大会で活躍したりしている姿を見てどう感じていますか。
そのとき彼女は、まったく嫌なそぶりも見せず、こう応えている。
「同年代だったらはなとか、全然年下の璃音(石川)もそうなんですけど、そういう選手たちが代表に選ばれているのはすごく刺激になります。もっと頑張らなければという思いもありますけど、まずはチームで安定して試合に出続けるという自分の目標を達成して、そこから上を見ていきたいと考えています」
「もちろん悔しいですけど、見ていると自分よりもレベルが高いな、うまいなと思いますし、もっと頑張らないと自分も出られないなと感じるので、悔しくてへこんでいる場合じゃないなとなるんですよね」
一般的に言えば、腐ってしまいかねない状況であっても、彼女は目の前の現実にしっかりと向き合い、しなやかに受け止め前に進んできたのだ。
クールで落ち着いた印象ーー。
それは表面的なもので、彼女の本質は秘めた情熱と素直なこころ、そして、しなやかな強さ、なのだと思う。だからこそ、着実に一歩一歩成長し、レッズレディースというチームの中で存在感を高めてきたのだ。
2024-25 SOMPO WEリーグ 第6節。ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦。
背番号13のDFがピッチに立ったとき、どんなプレーを見せてくれるのか。ぜひ注目してほしい。
(URL:OMA)
(写真:URL:OM)
(写真:ATSUSHI KONDO)
クールで落ち着いた印象――。
それが彼女を見たときの第一印象だった。ピッチで見せる堅実なプレーもそうした印象をより強くしたのかもしれない。
だが、よくよく見ていると同世代の塩越柚歩や遠藤優、高橋はなと一緒にいることが多く、くだけた振る舞いをしている姿も目撃する。
SNSでも先輩をいじる投稿をするなどユーモアもある。
同世代の選手に取材が入っていることを聞きつけ、「また〇〇?私にはないんですか?」と広報スタッフに冗談まじりに絡んでいたこともあったくらいだ。
長嶋玲奈。
2人の代表選手がライバルとして君臨するセンターバックを主戦場に、今シーズンは左サイドバックでも起用される背番号13はどんな選手なのか。話を聞いた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆兄たちの背中を追って◆
(写真:ATSUSHI KONDO)
長嶋がサッカーを始めたのは5歳のころ。きっかけは2人の兄の影響だった。
「兄2人がサッカーをしていて、送り迎えとかで親について行っていたんです。そこでボールで遊んでいたら、そのチームの監督に『やらない?』って誘われて入った感じです」
4歳上と7歳上の兄。幼いながらもその背中を追いかけるように、サッカーの世界に足を踏み入れた。
そしてサッカーの楽しさを追求するようにプレーを続けた少女は、2016年、高校3年生のときに浦和レッズレディースのトップチームに登録された。
公式戦デビューは翌2017年。正式な昇格まで待たねばならなかったが、そこから着実にステップアップし、今シーズンで9年目を迎えた。
2024年10月19日現在で、リーグ戦68試合出場1得点、通算では107試合出場1得点という数字を残し、チャンピオンチームの一員として存在感を高めつつある。
「最初は試合によってすごく波が激しかったと自分でも思いますし、周りも思っている人が多分いたと思うんですけど、試合をやるにつれて勝ったときとか、1試合1試合自信をつけられて成長してこられたと思います」
特に昨シーズンはその成長の背景に、ある危機感と先輩たちからのポジティブな後押しがあった。
「ケガ人がいて出られているということもあったので、その選手たちが戻ってきてもポジションを奪われないように頑張ろうと強く思ったのもそうですし、昨シーズンは光(猶本)さんとか梢(安藤)さんとかもケガをしてプレーできてない分、外から見て、思ったこととかを伝えてくれていました。そこで褒めてもくれてましたし、そういう部分で結構自信がつけられたなというのはありますね」
◆ビルドアップを得意とするディフェンダー◆
(写真:ATSUSHI KONDO)
では、長嶋自身は自分のプレーの特長をどう見ているのだろうか。
「ビルドアップを自分の得意なプレーとしているので、最終ラインからでも攻撃につながるようなパスだったり、アシストというのをすごく狙っています。パスをもらう前に周りの状況を見ておくというのはすごく意識しています」
その特長は、センターバックだけでなくサイドバックとしてプレーする際にも活かされている。
「やっぱりサイドバックはやっていて、センターバックより運動量の部分とかできついなと思うところもあるんですが、でもやっていると攻撃にも絡めてすごく楽しさというのもあります。前の人とうまく崩すじゃないですけど、そういったシーンもどんどん作っていきたいし、自分のクロスから得点というのも狙っていきたいです」
実際、10月16日のトレーニングでもそうしたシーンは見られた。練習ゲームの中でサイドバックのポジションでプレーしていた長嶋は、相手守備の予測を外すように中央にくさびのパスを入れ、またタイミングを見て前線に顔を出し、チャンスを演出しようとしていた。
だが一方で、攻撃だけではいけないとも考えている。今シーズンの目標を次のように話す。
「怪我をしないで試合に出続けるというのはもちろんですけど、自分の質を高めるという部分が個人の目標です。ビルドアップだけではなく守備の部分の強化も今シーズンもっと頑張らなくてはいけないと考えています」
ホーム開幕戦、タイトルを争うチームであるINAC神戸レオネッサに敗れたあの試合。ゴールを許すクロスを上げさせてしまったのは長嶋のサイドだった。
「クロスを上げるのが相手の長所であることはわかっていて、そこは絶対にやらせないというのをすごく意識していたのに、そこをやらせてしまって失点してしまいました。すごく悔しい思いをしたので、やっぱり一歩寄せるところなど、本当に意識して取り組んでいきたいと考えています」
(写真:ATSUSHI KONDO)
◆挫折を糧に◆
チームがリーグ連覇を果たした昨シーズン、長嶋はキャリアハイとなる年間26試合の公式戦に出場した。順調に歩みを続けているように見えるが、これまでに大きな挫折も経験している。
世代別の代表選考での出来事だった。
「U-19日本女子代表として、アジアの大会までは選出されていたんですけど、U-20のワールドカップの時には選出されなくて。そこが一番の挫折ポイントだったかなと思っています」
長嶋が選考から漏れた同世代の代表は、FIFA U-20女子ワールドカップ フランス2018で見事優勝し、世界の頂点に立った。
“かつて”のチームメイトの偉業を彼女は日本で見守ることとなったのだ。
だが、その経験が長嶋を強くした。
「そこで自分の足りない部分というのを再確認できたから、今も悔しい思いをしたくなくて頑張っているというのがあります。それがなかったら今がないだろうなと思います」
◆サッカーへの思い◆
アスリートを続け、競技を極めようとすれば、当然つらいことや課題に向き合う必要が出てくる。そんな状況であっても続けるサッカーというものは、長嶋にとって、どんなものなのだろうか。
「生活の一部というか、逆にやっていないと落ち着かないみたいな感じはあるかもしれません。やっぱりオフが長いとみんなに会いたいと思いますし。だからやっぱりサッカーが好きなんだなって思いますね」
その楽しさを特に実感したのは、育成年代のころだという。
「自分は育成の時、特に高校2年生のときが一番楽しかった印象なんですけど、一つ上には柚歩(塩越)や優(遠藤)だったり、1つ下にははな(高橋)だったりがいて、一緒にプレーしていました。私はセンターバックで、攻撃の選手たちがうますぎて、後ろから見ていてすごく楽しかったんです。そこから特にサッカーって楽しいなと思っていたので、今もトップチームでそういう光景を見られているのが楽しいです」
◆重要な試合◆
最後に今節の話も聞いた。
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースとの一戦は、AFC女子チャンピオンズリーグの3戦を終え、ふたたびリーグタイトルを目指す大会に戻るという意味で重要かつ難しい一戦だ。
「グループステージで戦ったアジアのレベルが低い、というわけではないんですが、やっぱりWEリーグとはスピード感が違ったりするので、切り替えるのは難しさがあると思います」
「ジェフは監督も替わってすごくつないできたり、セットプレーにすごく長身の選手がいて強い特長もあったりするので、しっかり勝ちきること、相手のペースに合わせずにレッズの良さをたくさん出せたらと考えています」
今シーズンに向けては周囲の評価に期するところもある。
「今は主力だった選手がケガで離脱をしていたり、清家選手が抜けたりして、周りからはタレントがいない中で、とか言われているんですけど、それは今いる選手たちからしたらすごく悔しい思いがあります」
「みんなが強い気持ちを持って、守備のところだったら最後に身体を投げ出す。前ではしっかり決めきるというところを意識して戦っていけたら、レッズの良さが出せると思うので、そこを意識して毎試合頑張っていきたいです」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(写真:ATSUSHI KONDO)
長嶋は、インタビューの最中、静かに、そして、ときおり笑顔を見せながら、質問に答えてくれた。
だが、その中には彼女の秘めた思いを覗かせる部分が十分にあった。
長嶋が昇格して間もないころ、あるチーム関係者は「大丈夫かな」と心配していたと言う。
トップリーグで生き残っていくには、まだ彼女に際立った目に見える“武器”が備わっていないと感じていたからだ。
だが、彼女には確かな情熱と、困難から目を背けずに向き合う素直な心があった。
インタビュー中、実は少し意地悪な質問もぶつけている。
ーー同世代で仲の良い選手たちが代表に選ばれたり、国際大会で活躍したりしている姿を見てどう感じていますか。
そのとき彼女は、まったく嫌なそぶりも見せず、こう応えている。
「同年代だったらはなとか、全然年下の璃音(石川)もそうなんですけど、そういう選手たちが代表に選ばれているのはすごく刺激になります。もっと頑張らなければという思いもありますけど、まずはチームで安定して試合に出続けるという自分の目標を達成して、そこから上を見ていきたいと考えています」
「もちろん悔しいですけど、見ていると自分よりもレベルが高いな、うまいなと思いますし、もっと頑張らないと自分も出られないなと感じるので、悔しくてへこんでいる場合じゃないなとなるんですよね」
一般的に言えば、腐ってしまいかねない状況であっても、彼女は目の前の現実にしっかりと向き合い、しなやかに受け止め前に進んできたのだ。
クールで落ち着いた印象ーー。
それは表面的なもので、彼女の本質は秘めた情熱と素直なこころ、そして、しなやかな強さ、なのだと思う。だからこそ、着実に一歩一歩成長し、レッズレディースというチームの中で存在感を高めてきたのだ。
2024-25 SOMPO WEリーグ 第6節。ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦。
背番号13のDFがピッチに立ったとき、どんなプレーを見せてくれるのか。ぜひ注目してほしい。
(URL:OMA)
(写真:URL:OM)