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12.01.09

埼玉県青少年夢のかけはし事業『浦和レッズのサッカー教室』開催

9日、埼玉県青少年夢のかけはし事業『浦和レッズのサッカー教室』が埼玉スタジアムで行なわれ、野田紘史と濱田水輝、レッズレディースの安田有希と後藤三知、ハートフルクラブの落合 弘キャプテンならびに各コーチが講師としてピッチに立った。

埼玉県の事業として2009年度から始まったこのプログラムは「一流のプロフェッショナルに会いに行こう!」をテーマに、子供たちの夢の実現をサポートしようというもの。さまざまな分野で活躍する埼玉ゆかりのプロフェッショナルから学び、体験することを目的とし、これまで県内の大勢の子供たちに夢を与えてきた。サッカーの分野では、レッズのハートフルクラブコ-チ、トップの選手たちと埼玉スタジアムのメインピッチでプレーするという、子供たちにとっては夢のような時間となっている。

冒頭、落合キャプテンが、参加する子供たちの保護者の方々に向けて講話。落合キャプテンは東日本大震災の被災地でのハートフルクラブの活動の経験や、自身の子供時代の体験をもとに、まず自分たちの生活の中で一生懸命頑張ること、そして考えること、工夫することの大切さなどを伝えた。

ピッチにはあらかじめ応募した中から選ばれた小学校3年生から6年生までの計98人が集合。埼玉県代表の方、および各選手から挨拶があった後、実技指導へと移った。最初は少しおとなしかった子供たちだったが、2人1組でのパスやドリブルなど、ボールを扱うウォーミングアップが進むにつれて、ムードも盛り上がっていく。そして人数ゲームや、選手も参加してのゲームになると、味方を応援する声や、得点を喜ぶ歓声などが大きくスタジアムに響いていた。また、ゲームの合間には、選手たちと一緒に「作戦会議」も開かれ、どうしたらさらに優位に戦えるのか、意見を述べ合う姿も。各ゲームが終わると、「ありがとうございました」という大きな挨拶で締めくくられていた。

最後に子供たちや保護者の方々から選手、コーチ陣に対して感謝の拍手も。快晴の埼玉スタジアムで行なわれたサッカー教室は最後まで温かな雰囲気となっていた。

安田有希
「今日は本当に楽しかったです。子供たちも一生懸命やっていたので、つい、自分もスピードで抜きにかかったりとかしてしまいました(笑)。私が子供のころよりも、技術が本当に高いと感じましたし、周りが見えていて、子供たち自身でパスもつなごうとしているところがすごいなと感じました。また新しいシーズンが始まりますし、これからまたコンディションを上げていって、しっかり戦えるようにしていきたいと思います」

後藤三知
「こういう機会もなかなかないし、子供たちから元気をもらい、楽しかったです。子供に股抜きをされたりして、ボールを本気で奪い返しにいってしまったりしたところもありました(笑)。子供たちは、本当にゴールを決めたい、とか、ボールを奪いたい、という気持ちがすごく強くて、一生懸命やっている姿を見て、初心を大事にすることなど、いろいろなことも感じさせてもらいました。昨年はなでしこジャパンの活躍で女子サッカーが盛り上がった年でしたし、今年はチームとしてもまた応援してくれるサポーターの方々と一緒に喜び合える年にしたいです。そのために良い準備をしていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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