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21.12.29

皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝 vs サンフレッチェ広島レジーナ 試合後 監督コメント

【楠瀬直木監督】
「サンフレッチェ広島レジーナさんとは、リーグで対戦して敗れています。今日の試合では、しっかりと研究して慎重に入っていきましたが、なかなかボールを握っていましたが、最後のところを突破できず、攻めあぐねる形だったと思います。失点には至りませんでしたが、注意していたカウンターを受ける場面もあり、一つのミスで失点しても仕方ないというような緊張感のあるゲームでもありました。どちらに転ぶかというゲーム展開の中で、得点を取ることができ、落ち着けたのは良かったと思います。ただ、S広島Rさんもケガが出ているので心配ですし、次戦は、今日戦ったS広島Rさんの分もしっかりと準備をして勝利し、決勝に進めるようにがんばります」

【質疑応答】
(一つ目標にしていた年越しが決定しました。リーグ戦で敗戦しているS広島Rとの対戦でしたがゲームプランはどのように考えていましたか)
「相手の攻撃を受けてしまうと、4−3−3で上手にはがしてくるところがあります。それよりもこちらに合わせてもらうような、こちらの攻撃をしっかりと前へ前へと続けていって、いかにマイボールを大事にするかをしてきました。相手ボールになったときに取れないところもあったのですが、守備が連動してがんばってくれたと思います」

(良い攻撃やセットプレーのチャンスを作った中で、勝利するために選手に伝えたこと。攻撃での修正点として考えたことを教えてください)
「トーナメントなのでお互いに慎重な部分がありましたし、先制点が大事という考えはありました。こちらとしては背後を取ることは意識しましたが、少し長短のボールを使いながら背後を取ることは欠けていたのかなと思います。先制点のシーンを振り勝っても清家(貴子)が背後を取ってくれたので、ボールがこぼれて得点シーンが生まれました。そうした場面をもう少し早く出せるように、次戦以降は修正していきたいと思います」

(今日のゲームでが守備の意識が高く、2試合連続の無失点ゲームになりました。守備に関しての手応えを教えてください)
「前回も池田(咲紀子)、南(萌華)、高橋(はな)のセンターのところの集中力。もちろんサイドバックの佐々木(繭)や清家もがんばってくれていますが、中でも真ん中のところが集中力を高めてプレーをしてくれています。代表から戻り、コンディションも良くなってきたのが前回の試合くらいからなので、そこが安定しているとチームとしても我慢ができて、攻撃面でもいいチャンスが来るというゲームになったと思います」

(準決勝・セレッソ大阪堺レディース戦への意気込みをお願いします)
「C大阪堺さんにも昨年かなり苦しめられました。若くて足が止まらない、いいチームです。受けてしまうと、またやられてしまうので、こちらがチャレンジャーという気持ちを持って、正月返上でがんばっていきたいと思います」
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