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21.12.25

皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会 4回戦 vs 伊賀FCくノ一三重 試合後 監督コメント

【楠瀬直木監督】
「激しいゲームになると予想していましたが、想像以上に激しい苦しいゲームでした。伊賀FCくノ一三重が足の止まらないプレスがずっと続いて、いい形で囲い込んできました。もう少しはがせるかなと思っていましたが、なかなかそうもいかず一進一退の攻防が続きました。後半は相手のペースになり、ベンチも含めて、選手たちがその中で耐えて、我慢をしました。どちらが勝ってもおかしくないゲームだったのですが、こちらのほうにツキがあったのかなと思います。伊賀FCは本当にいいチームだったという印象です。そこを決めていれば、展開は違ったと思いますが、CB、GKが集中を切らさず失点を0に抑えてくれたことが勝因かなと思います」

【質疑応答】
(試合前に選手にはどのようなことを伝えましたか?)
「WEリーグ勢は、今日から皇后杯に登場します。相手は2、3回戦を戦っており、取りこぼすとするとこういうゲームです。加えて、他会場で波乱がありました。そういう情報は止めることができないので、選手も動揺ではありませんが、少しわさわさしていたので集中しようと話しました。うちは大人の選手がしっかりしてくれているので、入りは悪くなかったと思いますが、想像以上にプレッシャーが来ていたので、そこは本当に伊賀FCはすばらしかったと思います」

(苦しい展開の中、ハーフタイムでメンバー交代を行い、選手の位置を動かしたと思います。狙いや意図を教えてください)
「狙いとしては、何としても得点を取りたい。前でボールを収めたいというところでしたが、プレッシャーも厳しく、背後に出ていけませんでした。(トップに上げた)清家(貴子)は足が速いですし、相手が嫌がらないかなと思っていました。前に出た清家の後、サイドバックのポジションを水谷(有希)がうまく埋めてくれないかなという考えがあった中で、まず置いてみてから移動させようという意図がありました。ただ、正直なところでは、伊賀FCが本当に落ちないでプレーをしていたので、そのスキを狙いましたがスキができず苦労しました」

(次戦はサンフレッチェ広島レジーナと対戦します。意気込みをお願いします)
「この1勝を大事にして、伊賀FCの分も戦っていかないといけないですし、S広島Rにはリーグで敗戦しています。何としても年を越して、次に進んでいけるように全力を尽くしていきたいと思います」
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