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2020プレナスなでしこリーグ1部 第4節 vs セレッソ大阪堺レディース試合後 監督・選手コメント
2020プレナスなでしこリーグ1部 第4節 vs セレッソ大阪堺レディース 試合後のコメント
【森 栄次監督】
「前半に失点してしまったところと、あとは向こうのシステムというか形に少し戸惑いがありました。そこでうまくはめられなかったというか、そこを掻い潜られてしまい、うまくいきませんでした。最後の方で向こうが守り始めて、そこをうまく突破できなかったところ、そこが敗因かなと思います」
[質疑応答]
(前半、少し相手のアグレッシブではめ込んできた守備に対して、なかなか自分たちのリズムが作れなかった中で、飲水タイムの後にシステムを変えた狙いは?)
「足元、足元で少し裏があまりなかったので、向こうは前掛かりにディフェンスをできるスタンスだったので、裏を意識させるという意味合いで、清家(貴子)をトップに置いて、相手のセンターバックの裏を突くというところをしていきたいと思い、清家をトップに置くことによって、今度、相手センターバックとボランチの間が空いてきます。そこのボールが入ればと思っていました」
(少しいい形が戻ったが?)
「そうですね。それから少し状況が変わって、押し込める時間が結構ありました。これで1点来るかなと思っていましたが、なかなか来なかったという感じです」
(1点が遠かったが)
「こう守られてしまうというところで、そこをどうやって崩すか、連係ももちろん大事ですが、個の部分も絶対に必要になってきます。そこのところがやっぱりゼロで抑えられてしまったということが、1つは課題だと思っています」
(すごくサイドに広がって真ん中には人が少ない中で、背後を行かれてしまった感じだったが、あれは試合前からどれくらい想定していたのか、それとも意外な感じだったのか?)
「ビデオでセレッソさんの形というか、そういうのは分かっていたので、相手を想定しながらそのシステムでトレーニングをしました。そのときも少しちぐはぐしている部分もありましたが、そこを何回かトライというか、3-4-3に対して、うちが4-2-3-1でどれだけ保持できるかな、というところをトレーニングしました。
その前にPKなどもありましたが、そこも当然危ないシーンだったというか、そこで池田(咲紀子)が弾いてくれましたが、そこでこっちの波に乗れるかなというところもありましたが、最終的には、トップのボールの収まりどころもあまりなかったと思います」
(後半は非常にセットプレーの多い展開になったが、その中から1点取れればというのもあったと思うが、相手の守備もあったが、一工夫あってもいいのかなと感じたが?)
「とにかく、ポケットというか、サイドのところを狙いにいけということと、セットプレーでもいいから1点入れてこいというのと、あと、仕掛けろというところも、特に遠藤(優)とか高橋(はな)に言いましたが、あまりそういうシーンが出てこなかったというのはあります」
(上位陣が混戦になってきた中で、来週も昇格組の愛媛FCレディースとの対戦になるが、今日は消耗の激しい試合だったと思うが、試合までの1週間は、どのように回復させて試合に臨みたいと考えているか?)
「回復は絶対に必要になってくると思います。それで、うちのスタイルというか、それはみんな当然知っているので、ハードワークしなければいけないところはあります。これは、今日出た選手以外の意識付けも少し上げていかなければいけないのかなというのはあります。やっぱりサブの選手がどれだけできるかをもう1回考えながらやっていきたいと思います」
(今日は高橋はな選手が前節活躍した中でベンチスタートだったり、猶本 光選手がベンチも外れているが、これが対セレッソ大阪堺戦を念頭に置いたのか、それとも、ある程度暑さを考えての結果なのか?)
「両方というか、もちろん暑さもありましたし、セレッソさんは若いし、すごく走るチームなので、それに対してうちも走り負けないようにするには、90分間のところで勝負していかなければいけません。高橋を最初から持っていくというのもありますが、途中から出た方が脅威的かなというところです。
猶本に関しては、少し体調不良で今回はベンチ外になりました」
【柴田華絵】
「入りで相手の勢いで失点してしまったので、そこがすごく課題だなということと、前半の終わりから後半はこちらがボールを持つ時間が長かったのですが、そこで得点できなかったことがすごく悔しいです」
[質疑応答]
(相手の勢いというのは具体的にどういうことか?)
「前から次々とプレッシャーも来て、相手が前掛かりで来ていたという部分と、相手が3-4-3で来ることは分かっていましたが、つかみきれなかったです」
(飲水タイムで配置を変えたことでリズムをつかめたと思うが?)
「中盤の位置でボールがある程度落ち着くようになったので、そこで自分たちのリズムがだんだん作れたと思います」
(森 栄次監督が会見で、「セレッソ大阪堺レディースのやり方に対してトレーニングでも準備してきたが、トレーニングから少しうまくいかないこともあった」という話をしていたが、選手側から見た感想はどうだったのか?)
「練習でやってきた中でも、あまりうまくいかないことも多かったですが、うまくいかない部分もうまくいかないなりに、『こういうときにうまくいかないんだ』ということを選手同士で話しながらやっていました。それ以上に相手も攻撃が速かったり、個人の能力が高い選手も多かったので、早い時間帯にチャンスを何度か作られたところで失点してしまったので、そこがもったいなかったと思います。分かっていたので、もう少し耐えたかったです」
(後半、少なくとも1点を取らなければいけない中でセットプレーが多かったと思うが、狙いどおりだったのか?)
「レッズは大きい選手、強い選手が多いので、CKは取りにいこうという話はしていました」
(4-4-2になって中盤のバランスが良くなったと思うが、どんなことを意識してプレーしていたのか?)
「はっきりFWの2枚が菅澤(優衣香)選手と高橋(はな)選手になったので、そこにボールを集めようということはありました。セカンドボールを拾おうということは意識していました」
(相手が引いてしまった後の崩しについてはどう考えていたか?)
「後半は早い時間帯から長いボールを入れていましたが、もう少しサイドをえぐったりしても良かったのかなと思っています。終わってから思ったことですが、そこは反省点として次から生かせたらと思います」
【清家貴子】
「自分たちのやりたいサッカーが自分たちのミスによってできず、相手の勢いに負けてしまって本当に悔しい結果になってしまいました」
[質疑応答]
(特に前半に右サイドバックをやっていた時間帯のことだが、自分の目の前に相手が2枚来てしまってどうすればいいかという瞬間が多かったと思う。その点についてピッチ中で選手たち同士でどういう話をしていたのか?)
「そこは練習から分かっていたところなのでいろいろ試しながらやってはいましたが、失点の場面は2列目からの飛び出しに対応できずにやられてしまいました。
その後は対応自体はできていてやられてはいませんが、かなりマークは取りづらくて、試合全体をとおしてやりにくかったということはあります」
(そういう状況だと噛み合わない反面、自分たちもフリーになりやすいという側面もあると思うが、ボールを持ったときに突破できないもどかしさはあったのか?)
「相手が前3枚で来ていた分、自分もあまり高い位置を取れず、フリーな状況を作れなかったので仕掛けられず、また差し込まれて、という負のスパイラルのような形になってしまいました。後半は少し修正してなるべく高い位置を取るようにしていたので、相手のプレッシャーにやられることはありませんでした。それに最初から気づけていればよかったです」
(飲水タイム後に配置換えで清家選手がFWに上がったことで相手もラインを上げられなくなった印象があり、清家選手を含めていいシュートが何本か続いたと思うが、その辺りの流れについてはどう感じているか?)
「自分が前に入ったというのは裏への抜け出しや仕掛けることが求められていると思うのでそこは意識してやっていました。シュートシーンもあったので、そこは個人が決めていかなければこういう試合は勝てませんし、どんどんきつい状況になってしまうので、自分たちの時間帯と思ったときにきっちり決めきる力をつけたいです」
【森 栄次監督】
「前半に失点してしまったところと、あとは向こうのシステムというか形に少し戸惑いがありました。そこでうまくはめられなかったというか、そこを掻い潜られてしまい、うまくいきませんでした。最後の方で向こうが守り始めて、そこをうまく突破できなかったところ、そこが敗因かなと思います」
[質疑応答]
(前半、少し相手のアグレッシブではめ込んできた守備に対して、なかなか自分たちのリズムが作れなかった中で、飲水タイムの後にシステムを変えた狙いは?)
「足元、足元で少し裏があまりなかったので、向こうは前掛かりにディフェンスをできるスタンスだったので、裏を意識させるという意味合いで、清家(貴子)をトップに置いて、相手のセンターバックの裏を突くというところをしていきたいと思い、清家をトップに置くことによって、今度、相手センターバックとボランチの間が空いてきます。そこのボールが入ればと思っていました」
(少しいい形が戻ったが?)
「そうですね。それから少し状況が変わって、押し込める時間が結構ありました。これで1点来るかなと思っていましたが、なかなか来なかったという感じです」
(1点が遠かったが)
「こう守られてしまうというところで、そこをどうやって崩すか、連係ももちろん大事ですが、個の部分も絶対に必要になってきます。そこのところがやっぱりゼロで抑えられてしまったということが、1つは課題だと思っています」
(すごくサイドに広がって真ん中には人が少ない中で、背後を行かれてしまった感じだったが、あれは試合前からどれくらい想定していたのか、それとも意外な感じだったのか?)
「ビデオでセレッソさんの形というか、そういうのは分かっていたので、相手を想定しながらそのシステムでトレーニングをしました。そのときも少しちぐはぐしている部分もありましたが、そこを何回かトライというか、3-4-3に対して、うちが4-2-3-1でどれだけ保持できるかな、というところをトレーニングしました。
その前にPKなどもありましたが、そこも当然危ないシーンだったというか、そこで池田(咲紀子)が弾いてくれましたが、そこでこっちの波に乗れるかなというところもありましたが、最終的には、トップのボールの収まりどころもあまりなかったと思います」
(後半は非常にセットプレーの多い展開になったが、その中から1点取れればというのもあったと思うが、相手の守備もあったが、一工夫あってもいいのかなと感じたが?)
「とにかく、ポケットというか、サイドのところを狙いにいけということと、セットプレーでもいいから1点入れてこいというのと、あと、仕掛けろというところも、特に遠藤(優)とか高橋(はな)に言いましたが、あまりそういうシーンが出てこなかったというのはあります」
(上位陣が混戦になってきた中で、来週も昇格組の愛媛FCレディースとの対戦になるが、今日は消耗の激しい試合だったと思うが、試合までの1週間は、どのように回復させて試合に臨みたいと考えているか?)
「回復は絶対に必要になってくると思います。それで、うちのスタイルというか、それはみんな当然知っているので、ハードワークしなければいけないところはあります。これは、今日出た選手以外の意識付けも少し上げていかなければいけないのかなというのはあります。やっぱりサブの選手がどれだけできるかをもう1回考えながらやっていきたいと思います」
(今日は高橋はな選手が前節活躍した中でベンチスタートだったり、猶本 光選手がベンチも外れているが、これが対セレッソ大阪堺戦を念頭に置いたのか、それとも、ある程度暑さを考えての結果なのか?)
「両方というか、もちろん暑さもありましたし、セレッソさんは若いし、すごく走るチームなので、それに対してうちも走り負けないようにするには、90分間のところで勝負していかなければいけません。高橋を最初から持っていくというのもありますが、途中から出た方が脅威的かなというところです。
猶本に関しては、少し体調不良で今回はベンチ外になりました」
【柴田華絵】
「入りで相手の勢いで失点してしまったので、そこがすごく課題だなということと、前半の終わりから後半はこちらがボールを持つ時間が長かったのですが、そこで得点できなかったことがすごく悔しいです」
[質疑応答]
(相手の勢いというのは具体的にどういうことか?)
「前から次々とプレッシャーも来て、相手が前掛かりで来ていたという部分と、相手が3-4-3で来ることは分かっていましたが、つかみきれなかったです」
(飲水タイムで配置を変えたことでリズムをつかめたと思うが?)
「中盤の位置でボールがある程度落ち着くようになったので、そこで自分たちのリズムがだんだん作れたと思います」
(森 栄次監督が会見で、「セレッソ大阪堺レディースのやり方に対してトレーニングでも準備してきたが、トレーニングから少しうまくいかないこともあった」という話をしていたが、選手側から見た感想はどうだったのか?)
「練習でやってきた中でも、あまりうまくいかないことも多かったですが、うまくいかない部分もうまくいかないなりに、『こういうときにうまくいかないんだ』ということを選手同士で話しながらやっていました。それ以上に相手も攻撃が速かったり、個人の能力が高い選手も多かったので、早い時間帯にチャンスを何度か作られたところで失点してしまったので、そこがもったいなかったと思います。分かっていたので、もう少し耐えたかったです」
(後半、少なくとも1点を取らなければいけない中でセットプレーが多かったと思うが、狙いどおりだったのか?)
「レッズは大きい選手、強い選手が多いので、CKは取りにいこうという話はしていました」
(4-4-2になって中盤のバランスが良くなったと思うが、どんなことを意識してプレーしていたのか?)
「はっきりFWの2枚が菅澤(優衣香)選手と高橋(はな)選手になったので、そこにボールを集めようということはありました。セカンドボールを拾おうということは意識していました」
(相手が引いてしまった後の崩しについてはどう考えていたか?)
「後半は早い時間帯から長いボールを入れていましたが、もう少しサイドをえぐったりしても良かったのかなと思っています。終わってから思ったことですが、そこは反省点として次から生かせたらと思います」
【清家貴子】
「自分たちのやりたいサッカーが自分たちのミスによってできず、相手の勢いに負けてしまって本当に悔しい結果になってしまいました」
[質疑応答]
(特に前半に右サイドバックをやっていた時間帯のことだが、自分の目の前に相手が2枚来てしまってどうすればいいかという瞬間が多かったと思う。その点についてピッチ中で選手たち同士でどういう話をしていたのか?)
「そこは練習から分かっていたところなのでいろいろ試しながらやってはいましたが、失点の場面は2列目からの飛び出しに対応できずにやられてしまいました。
その後は対応自体はできていてやられてはいませんが、かなりマークは取りづらくて、試合全体をとおしてやりにくかったということはあります」
(そういう状況だと噛み合わない反面、自分たちもフリーになりやすいという側面もあると思うが、ボールを持ったときに突破できないもどかしさはあったのか?)
「相手が前3枚で来ていた分、自分もあまり高い位置を取れず、フリーな状況を作れなかったので仕掛けられず、また差し込まれて、という負のスパイラルのような形になってしまいました。後半は少し修正してなるべく高い位置を取るようにしていたので、相手のプレッシャーにやられることはありませんでした。それに最初から気づけていればよかったです」
(飲水タイム後に配置換えで清家選手がFWに上がったことで相手もラインを上げられなくなった印象があり、清家選手を含めていいシュートが何本か続いたと思うが、その辺りの流れについてはどう感じているか?)
「自分が前に入ったというのは裏への抜け出しや仕掛けることが求められていると思うのでそこは意識してやっていました。シュートシーンもあったので、そこは個人が決めていかなければこういう試合は勝てませんし、どんどんきつい状況になってしまうので、自分たちの時間帯と思ったときにきっちり決めきる力をつけたいです」