【楠瀬直木監督】
「今日はこれだけのファン・サポーターのみなさんが来てくださり、気持ち良くゲームに入らせていただきました。選手もスタートから、前半で終わるつもりで行こうという気構えでプレーしてくれて、ほぼゲームをコントロールすることができました。いい試合になったと思います。やはり安藤(梢)が最終ラインを締めてくれて、無失点で終われたことは非常に良かったと思います。また、優勝できたことにはホッとしています。残り1試合ありますが、その試合を大事に、プロとしていいゲームをして、今シーズンを締めくくりたいと思います」

【質疑応答】
(前節の敗戦を受けて、この試合に向けて選手たちにはどのようなことを働き掛けて送り出したのでしょうか)
「1点取ってから少し隙ができてしまうところがありました。隙を作らず戦っていこうということで、最後まで手を緩めずゼロで終われたというところでは、良くなってきたと思います」

(今日はレッズレディースが目指したサッカーが表現できた試合だったと思います。今シーズンの成長を感じたところはいかがでしょうか)
「やはり負けてはいけない、最後まで諦めてはいけないというところは、少しはできてきたと思います。それをベテランの選手が実践してくれました。最後はもう少し若い選手が今日の試合に出なければいけないのですが、まだそこを打ち破るまでの力は備わっていないので、これからそこを鍛えていきたいと思います」

(今日は今シーズン最多の4,905人の方が浦和駒場スタジアムに足を運んでくださいました。この試合以外でもチームのことを支えてくださったファン・サポーターのみなさんに向けて、改めてひと言いただけますか)
「本当に力になっています。今日も浦和駒場スタジアムに来るときにファン・サポーターのみなさんが出迎えて声援をくださって、そこで士気も上がりました。WEリーグをこれから一緒に継続させていく、盛り上げていくには、本当にファン・サポーターの方々の力が必要です。みなさんに『また来よう』と思ってもらえるようなプレーをしていかなければいけません。勝ち負けも大事ですが、そういう躍動したところ、諦めない気持ち、成長した姿を見ていただけるように頑張ります。あと1試合ありますが、また来シーズンも一緒に戦っていただければと思います」