【長船加奈】
【質疑応答】
(公式戦では2年以上ぶりの出場となりましたが、いかがでしたか)
「この日を待ちわびていたので、本当にうれしかったです」

(ご自身のプレーの感触はいかがでしたか)
「身体の部分でのスピード感やキレとかはまだまだ戻っていないと感じます。試合勘などもやっているうちに戻ってきている感覚はありますけど、まだ100パーセントではないと感じています。そこはやっていく中で慣れていくしかないと思いますし、サッカーの練習プラス身体のコンディションを戻していくトレーニングは、これからもまだ続いていくと思います」

(フル出場して勝利に貢献できたのは、ご自身の中ですごく大きいのではないでしょうか)
「公式戦に出られたことは本当に大きいですし、90分を通してプレーできたのも、自分の中では今後につながると感じています」

(試合後には涙もあったそうですね)
「いまだにちょっと出ます(笑)」

(長船選手の復帰は、チームにとっても非常に大きいと思います)
「安藤(梢)さんが後ろを担ってくれていたので、早くコンディションを戻してチームにフィットしていくことがチームのためになると思っていました。人がいない中で、ということもあるかもしれませんが、今の時点で試合に出してくれているのは、期待してもらえていることの表れだと思うので、そこは責任感を持ってやっていくしかないと思いますし、自信に変えていきたいと思います」




【猶本 光】
「難しい試合になるとは思っていました。最後は勝ち切れたので良かったです。前半はどちらかというと守備がうまくいっていませんでした。前半の途中から、中盤に少しずつ前に来てもらうようコミュニケーションを取って、途中から中盤で引っかけられるようになり、そこから流れが良くなっていって、そのまま後半に行けたと思います」

【質疑応答】
(今日は2アシストでした)
「1本目はシマ(島田芽依)がしっかり決めてくれました。2点目は、そろそろセットプレーで点が取りたいとチームでも話していて、そういうときに決めてくれたので、良かったと思います」

(長船加奈選手の復帰戦で勝てたのも大きいのではないでしょうか)
「すごく苦労して、やっとここまで戻ってこられたと思います。今日は素晴らしい復帰戦になったと思いますし、これからまた継続してチームの力になってくれると思うので、すごく心強いです」

(次戦はリーグ再開後、最初のホームゲームになりますが、そこに向けてはいかがでしょうか)
「WEリーグでは、1試合も楽な試合はありません。チーム全員で最後に勝てるよう、しっかり準備したいと思います」




【島田芽依】
「前半はチームとして思うようなプレーやゲーム運びができませんでした。前半で点を取れれば良かったのですが、失点せずに後半に挑めたところは良かったと思っています。個人としては前半も後半もあまりいいプレーができませんでしたが、得点をしてチームの勝利に貢献できたのは良かったです」

【質疑応答】
(前半は右サイドでプレーして、後半からワントップになりました。意識の変化や周りとの関わり方の意識についてはいかがでしたか)
「サイドハーフのときは、サイドバックの(遠藤)優さんやボランチの選手との関係をよく見ながらプレーしていました。後半になってFWに入ったときは、(猶本)光さんとの距離感などを意識していましたが、少し遠くなってしまう場面があったので、そこは改善点だと思っています」

(得点シーンでは、ロングボールにうまく抜け出していきました)
「光さんがボールを出してくれるのは分かっていました。光さんには普段からああいうボールに反応することを要求されていますし、『あそこに行け!』というメッセージがこもったボールを出してくれたので、相手が左から寄せてきていましたが、ブロックされないようにプレーしてシュートした結果がゴールにつながりました。シュートについては、しっかり振り抜くことを意識していました。普段からシュート練習をしているので、その成果が出たのは良かったと思います」

(次戦は、リーグ再開後最初のホームゲームになります)
「ホームの浦和駒場スタジアムには多くの方が見に来てくださると思うので、いいサッカーを見せて、しっかりと勝ちきれるようにしていきたいです」




【柴田華絵】
【質疑応答】
(ケガから復帰して久しぶりの公式戦となりました。入ったときにはどんなプレーをしようと意識していましたか)
「前半をベンチから見ていて、セカンドボールをもう少し拾えたらいいかなと思っていました。そこを意識するのと、少し縦に早かったところもあったので、そこでうまく時間を作りながら攻撃を組み立てられたら、と思っていました」

(難しいゲームになったと思いますが、周りへの声掛けなどはいかがでしたか)
「前半はあまりうまくいっていない時間帯もあったので、その中でも前向きに点を取りに行こう、明るく入ろう、いつも通りに、という感じで声をかけていました。失点後も時間はまだありましたし『大丈夫、点を取りに行こう』と、前向きにできていたと思います」

(長船加奈選手が本格的に戦線復帰しました)
「WEリーグになって初めての公式戦だったので、本人が一番うれしかったと思います。苦しいときをみんな見ていたので、私もすごくうれしいですし、90分出られたというのもチームにとってすごく大きなことだと思っています」

(次戦のホームゲームに向けて、意気込みをお願いします)
「リーグ再開後初めてのホームゲームなので、たくさんの方が来てくださると思います。失点をしたくないので、そこはうまく雰囲気を作りながら、声をかけながらやっていきたいです」




【石川璃音】
「思ったように自分たちのペースで試合を運べませんでしたが、その中でチャンスをものにできたのは良かったと思います。ボールをテンポよく、距離感よくまわしていくのが自分たちのコンセプトとしてありますが、前半はそれができなかったので、うまく攻撃できないところがありました。後半はもっと少ないタッチでやることをみんなで言っていて、その通りにできて良かったと思います」

【質疑応答】
(ゴールはWEリーグでの初得点でした。ゴールシーンを振り返ってください)
「(猶本)光さんに『そろそろちゃんとやって』と言われていました(笑)。光さんから自分が思った通りのボールが来て、ピンポイントで決められたので、すごくうれしかったです」

(相手ゴール前でのヘディングも、ご自身の強みの一つだと思いますが、いかがですか)
「センターバックとして、守備はもちろん、攻撃の場面でも点を取れる選手になりたいと思うので、常にゴールは狙っていきたいと思います」

(長船加奈選手が復帰して、初めてコンビを組みましたが、いかがでしたか)
「自分がレッズレディースに入った理由の一つに、当時のレッズレディースは(南)萌華さん、フネさん(長船加奈)という2人がやっていて、レギュラーを取るのは難しいかもしれないけど近くで学びたい、というのがありました。フネさんと一緒に組めて、お手本が隣にいるので、見て学びたいです。いつもはフネさんのプレーを映像で見ていただけだったので、一緒のピッチに立ててすごくうれしいです」

(次戦に向けての意気込みをお願いします)
「優勝するには1試合1試合勝っていかないといけません。引き分けではなく点を取って、勝ち点3を取れるようにがんばりたいと思います」