【菅澤優衣香】
「先制点を自分たちが決めることができたところと、無失点で勝ち切れたのは良かったです。後半に押し込まれてしまった部分は、もう少し自分たちがボールを持つ時間を増やして落ち着いたゲームができたら良かったと思います。ただ、そこをうまく守備陣が守り切ってくれたのは自分たちの守備の強さです」

【質疑応答】
(2得点を振り返ってください)
「1点目は、(遠藤)優があそこで抜け出したときにクロスが来そうだと思ったので、後はタイミングと入るところでした。自分のイメージ通りのボールが来て、当てるだけでした。

2点目はセットプレーからの二次攻撃で、タカ(高橋はな)がうまく落としてくれました。セットプレーのセカンドボールでファーがルーズになりやすい、というのはチーム全員で共有していたところなので、折り返しに対して自分自身が反応できていたところは良かったです」

(この先の試合に向けてはいかがですか)
「まずはチームが勝つことが一番です。その中で、自分自身はFWとして得点を追求してやっていきたいと思います」



【伊能真弥】
「今日の試合は自分自身、およそ1年ぶりの公式戦でとても緊張したのですが、まずは楽しむことを意識してプレーしました。結果的に無失点で終われたことは良かったのですが、自分自身の課題点もたくさん見つかったので、修正して次の試合に臨みたいと思います」

【質疑応答】
(完封勝利し、前半には好セーブもありました)
「この半年以上、試合に絡むことはできなかったのですが、試合に出たときに無失点で終われるように日々努力して、シュートストップの練習などをしてきました。今日はその成果が出て良かったと思います」

(後半の途中に押し込まれて耐える時間帯がありましたが、GKとして意識したことや、仲間にはどんな声をかけましたか)
「後半の最後はみんなが疲れてきて、足が止まっているときもありました。そこでマークの受け渡しやチームを鼓舞する声を意識して出していたのですが、結局押し込まれてしまいました。そこはまだまだ足りないので、改善したいと思います」

(今後のGK間の競争に向けてはいかがでしょうか)
「レッズレディースのGKは、誰が出ても本当に良い選手だと思います。私もみんなに負けないように日々努力して、また試合に絡めるように頑張ります」



【西村紀音】
(試合にはどういうことを意識して入りましたか)
「すごく緊張していたのですが、自主練習やトレーニングでやっていることを出せるように、シンプルな気持ちで頑張りました。交代のとき、(清家)貴子さんに落ち着くまではしっかり守備から入るように言われました」

(攻撃ではアシストがありました)
「トップチームに昇格してから初めてのアシストが、中学1年生から一緒に切磋琢磨してきたライバルでもあり親友でもある(西尾)葉音のゴールだったので、すごくうれしい気持ちです」

(今後に向けての意気込みをお聞かせください)
「まだまだチームのみんなに助けてもらっていることが多いですし、試合のメンバーに入る競争も激しいので、そこに打ち勝って、自分の成長につなげていけるように日々頑張りたいと思います」



【西尾葉音】
「自分が入ったときは結構押し込まれている状況が多くて、守備から入ろうという気持ちで入りました。守備の部分についてはポジショニングが曖昧になってしまったところがあり、チームのためになれているのか自信なさげなところがありましたが、とにかくゴールに向かおうという強い気持ちで行きました」

(公式戦で初ゴールを決めましたが、お気持ちはいかがですか)
「とりあえず、ホッとしたという気持ちが大きいです。ピッチの中でも先輩たちが『(西尾)葉音なら行ける!』『ゴール行こう!』と言ってくれたので、そのポジティブな声かけがあってこそでした。仲間に感謝です」

(2得点目は、ジュニアユースから一緒にやってきた西村紀音選手のアシストでした)
「ジュニアユースのときから一緒に戦ってきた仲間だったので、(西村)紀音からボールが来るというのは信じていました。2人とも結果を出せたことが素直にうれしいです」

(この先の競争に向けてはいかがでしょうか)
「たくさんお手本にできる選手がいるので、いいものは盗んで、先輩たちを追い越せるようこれからも頑張っていきたいと思います」