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23.09.17

2023-24 WEリーグカップ グループステージ 第4節 vs サンフレッチェ広島レジーナ 試合後監督コメント

【楠瀬直木監督】
「今日は自分たちでゲームを壊してしまったという印象です。頑張っていた部分ももちろんありますが、どこかに甘さが出てボールが相手に転がってしまう、一つ余計なプレーが増えてしまうようなところがありました。昨シーズンはそういうところで本当に注意を払うようにして勝ち星を拾ってきましたが、今日はそれを忘れてしまったチームだった、という印象です。

最後は自分たちのサッカーを変えたわけではないですが、高橋はなを前線に上げて点を取りに行きました。最後まで諦めなかったサンフレッチェ広島レジーナさんを褒めるべきでもありますが、チームとしても個人としても反省しなければいけないゲームでした。それを思い返させてくれたS広島Rさんには感謝したいです。勝負や戦うことの厳しさを思い返させてくれたゲームでした。今シーズンはしっかりやらなければすぐにこういう結果になってしまうのではないか、と考えさせられるゲームになりました。力を入れ直してやりたいと思います」

【質疑応答】
(2点差を追いかける展開は最近ではほとんどなかったと思いますが、2点差になった後の戦いについてはどのようにご覧になっていましたか)
「ボールをキープするリズムは良かったです。前半はいいリズムでしたが、なかなか相手の背後を取りに行けませんでした。安藤(梢)や遠藤(優)が背後を取ったシーンがありましたが、そういうことを続けなければいけません。そこで取れるのに1つ余計なプレーをしてしまったり、というのが先ほど言った甘さの部分です。リズムは良かったので、1点入れば2点3点と行けそうな予感はありましたが、2点を取られてから少し焦った部分はありました。

2点を取られてからの戦い方については、今回は選手の中では改善できなかったと思います。そこで柴田(華絵)を入れたりポジションを変えたりして、方向性を示さなければいけませんでした。ボールを持ち過ぎたり暑さがあったりと、いろいろな要素はありました。そうしたものも超越していかなければいけないと思います。2点を取られてからの動揺などが見えたゲームでした」

(今回の敗戦をどのように糧にしてほしいですか)
「もちろんショックはあると思いますが、そのショックがどんなショックなのかを、きちんと理解しないといけません。相手が強かったのか、自分が大きなミスをしてしまったのか、力が足りなかったのか。そこが私の思っている今日の試合の感想と一致しているか、負けないようにするためにどうすればいいのかをみんなが気付いているのか、という問いをかけてきました。その答えを今後の試合で示していかなければいけないと思います」

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