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24.04.14

2023-24 WEリーグ 第14節 vs ノジマステラ神奈川相模原 試合後監督コメント

【楠瀬直木監督】
「暑いというのが前々からインプットされてしまっていて、気持ちの面で『暑いから』ということで鈍った部分もあると思います。厳しく見ると、少しミスが多かったです。特にビルドアップからの選択肢などで、相手を引き出すというより早く動かしてゴールを取りたい気持ちが強く、ゴールを目指すのは当然なのですが、フィニッシュに速く行きたくてボールを失う回数が多かったという印象です。もう少ししっかりとできてもよかったと思います。
ただ、暑い中でよく動いてくれましたし、柴田(華絵)、栗島(朱里)のダブルボランチはよく相手の流れを止めていて、非常に頑張ってくれたと思います。また、塩越(柚歩)、清家(貴子)が点を取ってくれて、菅澤(優衣香)もだんだんコンディションが上がってきて、長い時間使えるようになってきたのは好材料です。
我々はまだ何もなし得ていないことはみんなが理解しています。今日はしっかり勝ち点3を取ってまた次ということで、試合は続きますけど、若い選手も力をつけてきているので、総力戦でまた次も勝っていきたいです。まだまだ道半ばなので、謙虚に、かつアグレッシブに戦っていきたいと思っています」

【質疑応答】
(前半、攻めあぐねる時間帯にはピッチの選手へいろいろな指示を出されているように見えました。どのように修正しようとされていたのでしょうか)
「清家がそう思っていたかといえば『そうじゃない』と言うと思いますけど、やはり点を取りたい、ゴールの近くにいたいということはひしひしと感じました。いつもならもう少しサイドに張って、遠藤(優)としっかり崩しをつくって、というところがあったのですが、ゴールに直結する動きが多かったです。それだと単発になりそうですし、また今日は暑かったので、それが続くとスタミナ面の問題が出てくる可能性もありました。リズムとしては決して悪いとは言いませんが、前にボールが入らない時間帯もあり、立ち位置を変えるだけでも変化が出ると思います。もちろん相手もいろいろ研究してきてそういうところを埋めてくるのは確かですが、そうしたところを気になったので言っていました」

(今日は後半途中から、ここまで出場機会が少なかった若い選手が多く出場し、アグレッシブな姿勢を見せていました。若手の選手たちにこれから期待していくことをお聞かせください)
「角田(楓佳)などは怪我があって少し休んでいますけど、すぐになじんで、レッズレディースのメンバーとしてプレーできています。今日出場した選手たちにも、早くそこまで行けるようになってほしいです。このチームはトップオブトップの選手も多いですし、ボールを動かして流動的にプレーしていくので、そういうところに入っていってどう感じたのかはいろいろあると思います。この先のレッズレディースを背負っていく、また日本サッカーを背負っていく人材になっていかなければいけないと思うので、まだ勉強もしなければいけないですし、鍛えなければいけないところも多いとは思います。

ただ、特に今日出た岡村(來佳)などは非常に生き生きとしたプレーをしてくれたので、そういうところは頼もしいと思いましたし、レッズレディースの将来も明るいと感じました」

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