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24.05.03

2023-24 WEリーグ 第18節 vs セレッソ大阪ヤンマーレディース 【MATCH PARTNER 三菱重工】 試合後監督コメント

【楠瀬直木監督】
「セレッソ大阪ヤンマーレディースさんは若くて元気があって、最初にはピンチもありました。ずっと勝ち続けられるチームはなかなかないですし、どこかで何かあるなとは思っていたのですが、今日を含めての4試合の中でそれをさせてはいけないという思いはありました。

前半で点が入って、後半は完全に相手のペースではあったのですが、守備をしながら隙を突くというところでは、昨シーズンはそういうことができなかったのが、少し耐えられるようになったかなと思います。厳しいところもありましたし、相手のトップ下の選手が浮いているところについてはこちらがシステムを変えて埋めることもできたのですが、あえてそれをしないで、今いる選手たちでどこまで耐えられるか、という冒険もありました。そうしたところ、最後にはPKもありましたが、後ろが無失点で試合を終えられたということで、かなり強さがついてきたのかなと思います。ただ、この結果に満足することもないですし、いい結果を出していくのが我々の使命なので、間は短いですが次もいい準備をして、休まず進んでいこうと思っています」

【質疑応答】
(今日は相手がこれまでと違って5バック気味に守ってきて苦戦したところもありましたが、どのように戦っていこうとお考えでしたか)
「私は、相手のシステムに合わせてこちらも変えるということより、相手をこちらに合わせさせる、というやり方をしています。そこで遠藤 優がどんどん上がっていく、水谷有希が組み立てる、というふうになっていくと、相手も下がっていってこちらのペースになってきます。前半はそういうシーンも出てきていたのですが、仕留められるところを仕留められなかったというところもありました。相手のゴール前の人数も多く、相手を見ながらできている選手が多いのですが、残りの選手が3トップ気味になって余っているとなると、そこらへんの臨機応変さがまだ岡村(來佳)のところでは難しいかなと思いました。

それでも石川(璃音)とコンビネーションを組んで何とかやっていたので、それは先ほども言いました通り少し我慢をして、岡村と石川にとってはかなり勉強になった試合だと思います。難しいところもありましたし、ピンチをつくってはいけないですけれども、石川もそういうピンチをかなり防いでいましたし、それを耐えられたことは大きかったと思います」

(今日は入場者数が4024人と今シーズン最多でした。チームへの期待や、やっているサッカーの評価なども数字につながっていると思いますが、その点についてはいかがでしょうか)
「本当にありがたいです。ゴールデンウィークはお客さんも来てくれそうでも家族でどこかに行ったり、ということもあるでしょうし、今日は男子トップチームも川崎フロンターレとの試合で、私も見たいくらいのゲームなので、それがあるにも関わらずこちらに来てくださるというのは本当にありがたいです。

またそういうファン・サポーターのみなさんもそうですし、今回のゴールデンウィークにはウチの運営スタッフや広報が本当に頑張ってくれて、お客さんを集めてくれました。その成果だと思いますし、またこれを続けられればと思っています」
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