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24.05.18

2023-24 WEリーグ 第21節 vs INAC神戸レオネッサ 試合後選手コメント

【清家貴子】
「みんなが前半から集中力高くプレーしていた、素晴らしいゲームでした。個人個人が最大限のパフォーマンスを出したことが、2-0という結果につながったと思います」

(得点シーンを振り返ってください)
「ルーズボールみたいな感じで自分の前に高いボールが来たので、トラップするかを考えたのですが、トラップしたら囲まれると思ったので、振り向きざまに打とうと思ってゴールを狙いました。コースとかは見えていなかったのですが、ゴールのある位置は変わらないので、枠内に飛んでくれればと思って打ったら本当にいいところに飛んでくれた、という感じです」

(劣勢の時間帯で、チームを助けるゴールだったと思います)
「今日は前半からゴール前での仕事がなかなかできていなかったので、そういう形でチームに貢献できたことがうれしいです」

(優勝が決まった後の試合で、アウェイでINAC神戸レオネッサさんに勝った意味は、すごく大きいのではないでしょうか)
「自分たちが最強なんだということを示せたと思います。今日はみんなが伸び伸びプレーできていたと言いますか、自分のやるべきことをプレーではっきり表現できていたと思います」


【角田楓佳】
「お互いにレベルが高いということで、前半からすごく攻防があったと思います。その中でも守るところを守って決めるところを決めて、ということが勝負を分けたポイントになったと思いました」

(WEリーグかつ公式戦初ゴールとなりました。ゴールシーンを振り返ってください)
「普段はボランチをやることが多いので、あのポジションに入ることが少なかったのですが、島田(芽依)選手が抜け出して、少し遅れてしまったと思ったところにいい感じでスペースができていて、ボールが来たので思い切って打ちました。

(得点シーン以外でも、ゴール前に入っていくシーンがありました)
「あのポジションでの実戦経験が自分の中であまりないのですが、ゴール前への入り方についてはいろいろな選手のプレーを見たりして、できるところで入っていこうと思っていました」

(INAC神戸レオネッサ相手のゴールということで、大きな一歩だと思います)
「今シーズン、初めてシーズンを通して戦った中で、どうしても得点が欲しかったです。優勝が決まった後ではありましたが、チームを助けられた得点だったかなと思いました」


【高橋はな】
「優勝は決まっていましたけど、やっぱりこの試合に勝たなければ意味がないということは、全員が理解していました。皇后杯で悔しいおもいをしたこともみんなが覚えていたので、とにかく『INAC神戸レオネッサさんに絶対に勝つ』ということだけを意識してプレーしました」

(WEリーグでセンターバックとして先発したのは今シーズン初めてでしたが、プレーではどんなことを意識していましたか)
「(石川)璃音と協力して、相手の前線の田中(美南)選手など、FW陣をしっかり抑えることにフォーカスしました。やっぱりうまいですし、難しい相手でしたけど、ディフェンスラインやGKを含めて協力しながらできたと思います」

(攻撃面でもくさびのパスを積極的に狙っていて、1点目も高橋選手のフィードから生まれました。攻撃面についてはいかがでしたか)
「ビルドアップもチームで求められているところではあるので、その部分も個人の質を上げていかないといけません。このチームには能力のある選手が多いので、自分もしっかり加われるよう、新たな力になれるように、どんどん成長していかないといけないと思います。その一つのチャレンジとして、今日はいろいろ試してみました」

(最終節に向けてはいかがでしょうか)
「日テレ・東京ヴェルディベレーザさんにはアウェイで引き分けていますし、最後はホームゲームです。自分たちらしくプレーして、何が何でもホームでファン・サポーターのみなさんと最後を笑顔で終えられるよう、しっかりといい準備をしたいと思います」


【伊藤美紀】
「最初はボールを持たれる時間が多かったのかなという印象はあったのですが、持たせているという感覚も持ちながら、自分たちが焦れずにやり続けて、クロスのところからゴールを決めてくれました。そこからまたみんなに勢いがついたというのもありましたし、出だしはバタバタしていたのですが、その1点のおかげでまたいい方向にチームが動き出したので、すごくいい転機となった1点だったと思います。蹴ってくる相手に対して後ろが跳ね返すこともできていましたし、セカンドボールを拾ってそこから攻撃というのは、試合前からチームとしてやろうと話していたので、それがしっかりできたのかなと思います」

(相手が4バックのような形で試合に入ってきて、もしかしたら想定と違っていたかもしれませんが、修正などはいかがでしたか)
「ロングボールが多くて、想定より蹴ってきたなという感じがありました。でもディフェンス陣が頑張って跳ね返してくれていて、セカンドボールを前線の選手がしっかり拾えていることもありましたし、相手に拾われたとしてもしっかりそこからプレスをかけて2、3人で奪うこともできていました。チームとしてやりたいことはしっかりとできたのかなと思います」

(INAC神戸レオネッサさんは古巣であり、皇后杯では悔しいおもいをした相手でもありました。この場所で勝ったことは伊藤選手にも一つ大きな意味があることなのではないでしょうか)
「ずっとここのスタジアムをホームとして戦ってきて、雰囲気などは慣れてはいたので、気負いせずにしっかり入ることができました。移籍するときに『成長する』と言っていたので、成長した姿を見せないといけないと思って、試合に入りました。見てくださった方々が『成長した』と思ってくださっていたらうれしいですし、優勝してこのスタジアムで戦って、ここでみんなで勝って終われたというのは、本当にうれしかったです」


【遠藤 優】
「前半は自分たちのペースもありながら、相手のペースの時間帯もあって、互角の戦いという感じでした。でも、1点目が決まってからは気持ちが楽になって、みんなでスムーズにパスを回すことができるようになりました。

後半も守備に追われる時間は長かったんですけど、(清家)貴子がスーパーゴールを決めてくれたので、あれでディフェンスラインは『クリーンシートで守るぞ』という気持ちになりました」

(対面する北川ひかる選手が高い位置をとってきたように見えましたが、その辺の対応についてはいかがでしたか)
「北川選手が高い位置を取ってくるのは分かっていました。前の試合でGKの山下(杏也加)選手から直接北川選手に入ってくるシーンが何回かあったので、それだけは気をつけようと思って意識していました。あとは、センターバックの選手からロングボールがいっぱい入るだろうなと思っていたので、そこで失点しないように守備をしようと心がけていました」

(個人としては、すごくやりがいのある相手だったのではないかと思います)
「北川選手は、最近ではなでしこジャパンにも選ばれていますし、自分の中では『勝ちたい』という気持ちと『負けない』という気持ちがありました。(相手が)途中交代したので、今日の試合は勝てたと思ってよいのかなと思います(笑)」

(優勝が決まった後のゲームでしたが、モチベーションはいかがでしたか)
「結構難しいところがありました。でも、自分たちには『全チームに勝って優勝する』という目標がありましたし、INAC神戸レオネッサには皇后杯でタイトルを獲られているので、今日はアウェイで『絶対にやり返してやる』という気持ちで戦いました」

(次戦に向けてはいかがでしょうか)
「日テレ・東京ヴェルディベレーザにも、前回の対戦で引き分けています。今シーズン最後のホームゲームでファン・サポーターのみなさんもいっぱい来てくれると思いますので、絶対に勝って、最高のシーズンの締めくくりにしたいと思います」
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