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23.12.10

2023-24 WEリーグ 第5節 vs アルビレックス新潟レディース 試合後監督コメント

【楠瀬直木監督】
「今日は本当に、新潟Lさんの守備を褒めるべきかなと思います。我々もチャンスはいくつかありましたが、あれだけ決められなければゲームは取れません。最後の1点は我々が点を取りに行ったところだったので仕方ないとして、本当に強固な守備をみんなが一体になって頑張っていました。今回も多くのファン・サポーターのみなさんが来てくれて、いつもホームのようにしてもらえますが、今日の新潟Lさんのサポーターの方々は本当に素晴らしくて、新潟Lさんの良いサポーターとチームが一体になっていて、良いチームを見たなという感じです。そこになんとか、一つ入ればもう1点という感じもあったのですが、最後まで相手も集中を切らしませんでした。

とはいえ決してネガティブな点はないと、自分では思っています。チャンスも作っていましたし、よく動けていました。勝負がどこで転がったかというところではいくつかアヤはありますけれども、新潟Lさんの見事な応援とチームづくりを褒めるべきだなと思います。我々は下を向くことなく、まだ始まって4試合ですし次は皇后杯もありますので、ひたむきにチャレンジ精神を持って、ゲームを取っていきたいと思います」

【質疑応答】
(相手の前線からの守備が非常に良く、ビルドアップで苦労していたと思いますが、どのように打開していこうとお考えでしたか)
「逃げたくはなかったです。逃げるとしたら逆サイドにチェンジするか背後に蹴るかというところですが、あれをしっかりかいくぐっていって、もちろん失うところも出てくることはあるかもしれないですけれども、そこでまた取り返していく、諦めずに突ついていくなどして、多少ポジションチェンジとかを選手の中でしながらアイデアを出していけば、と思っていました。

前半はかなり拮抗していましたが、後半は必ずチャンスが来ると信じていました。案の定チャンスはあったのですが、そこを決められなかったので、結果的には残念です。確かに、新潟Lさんの前線の守備は素晴らしかったのですが、選手たちもそれに負けず、うまく剥がしていけた部分はあったと思っています」

(ここから立て直すというよりは、今やっていることを続けて、という感じになるのでしょうか)
「そうですね。これから反省会をしたり映像を見たりしますけれども、そんなにネガティブになることはないと思います。長いリーグではこういうこともあると思いますし、そういうところを決める集中力を高めて準備していくことが大事です。最後の1点は仕方ないと言っても、やはりあそこは池田(咲紀子)だったらしっかり止めてもらわなければいけないと思いますし、そうした部分は詰めていかなければいけないと思っています」
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