8月1日、7時45分より三菱重工浦和レッズレディースのトップチームが始動しました。

はじめにレッズランドクラブハウスでミーティングを行い、その後、グラウンドでトレーニングを実施しました。
パリオリンピックで代表活動中の選手とリハビリ中の選手を除き、全員が参加して、ゲームトレーニングなどのメニューを行って、約90分、汗を流しました。

選手たちは、厳しい暑さの中でも、ときおり笑顔を見せながら、集中してトレーニングに取り組み、順調にスタートを切っていました。


楠瀬直木監督コメント
「昨シーズン、もちろん頑張ったんですが、20点も取った選手がいなくなるということ、まだ猶本選手、安藤選手が時間がかかる状況です。その中で、今シーズンはあえて補強はしていないので、この人数で、誰かに頼るということではなく、自分が昨年よりも向上してプラスしていかないといけない状況です。緊張感を持って臨んでほしいと思っています。
(補強は考えている？)現有戦力で考えています。外から獲得する、外国籍選手を加入させる、ということではなく、丹野選手にしろ、西尾選手にしろ、早く育ってもらえるようにみんなで力を合わせてやっていきたいということです。
若い選手もかなり前から動いているので、今日が初日ですが、例年はゲームトレーニングなどもできませんが、もうできています。フィジカルコーチも選手たちに付き合って準備をしてくれていたので。

期待する選手という意味では、若い力の台頭ですね。期待もしますし、丹野選手、西尾選手、角田選手なんかはかなりゲームに出場しています。岡村選手など含めて、若い選手がスタートで出られるようなレベルになってくれると、すごくよいものになると思います。

キャンプでは、このメンバーで若手も含めて向上しなければなりません。それが全体の課題なので、自分だけコンディションを上げればよいというものではないです。チームとして上げる意識と行動を共にやっていけるといいと思います」


柴田華絵キャプテンコメント
「今シーズンが始まったなという気持ちです。練習前のミーティングでは、監督からも選手が何人か抜けている中で補強をしなかったこと、それは今の選手に期待を込めているからだし、やっぱり今いる選手で勝っていきたい、しっかり土台を作ってやっていこうという話がありました。
キャプテン就任については、みなさんもまたか！と思っていると思いますが(笑)、責任を持ってやっていければと考えています。

本当にみんなですごくよいものを作れていると思うので、それを今シーズンもしっかりと作っていきたいです。
目標については、4冠とかリーグ3連覇とか本当にみなさんが期待してくださっているんですが、もちろん目指しますし、そこに向かってやらなければいけないと思っています。
ただ、ただ、本当に勝つってことが難しいっていうのはすごく分かっているので、前を見すぎず、しっかり足元を見ながら今シーズンを戦っていきたいと思います」

※2024-25シーズンのキャプテンは柴田華絵選手、副キャプテンは、猶本光選手、塩越柚歩選手が務めます。