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25.03.30

2024-25 SOMPO WEリーグ 第16節 vs INAC神戸レオネッサ 試合後選手コメント

【高橋はな】
(ゴールシーンを振り返ってください)
「覚えてないです(笑)。とにかくボールに反応して、あとは『ゴールに入れ!』という気持ちで競り合いました」

(センターバックやFWなどポジションを上下していますが、頭の切り替えについてはいかがですか)
「難しさはあります。今日は久々にセンターバックでの先発だったので、いつもと違った頭の切り替えをしないといけないと思いました。今日はいつもと少しフォーメーションも違いましたし、新監督の下でチャレンジしているサッカーがある中でのこともあったので、いろいろな難しさがあったと思います」

(センターバックで先発するのはいつ聞きましたか)
「練習の中でいろいろなバリエーションを試しながらやっていたので、その中で伝えてもらって試合に臨みました」

(後ろからのフィードで意識していたのはどんなことでしょうか)
「立ち位置で空いている選手をうまく見つけることと、センターバックが持ち出したときに内側・外側を含めて必ず対角のところが空くというのは、ミーティングでもありましたので、そこは意識しました」

(ワイドの選手のスピードや強さが今後もっと生きてくれば、という感じでしょうか)
「そうですね。中央に人を集めることでよりサイドが生きてくると思うので、そういうサッカーの引き出しを私たちも増やすことができれば、また新しい力が増すと思います」

(アップ終わりに守備陣が集まっていました)
「試合に出る、出ないは関係なくチームなので、今日の無失点もチームで成したものだと思います。みんながいい準備をしてきたところで、たまたま代表して試合に出ていると私は思っています。そういう意味合いでやりました」

(ファン・サポーターのみなさんの声はどのように届きましたか)
「AWCL(AFC女子チャンピオンズリーグ)で悔しい思いをして、私たちもそうですけどファン・サポーターの方々もいろいろなことを思った中で、今日も神戸まで駆けつけてくださって、それでももう一度後押しをしてくれました。あらためて感謝しなければいけないと思いましたし、本当にありがたいと、強く感じました」

(試合終了後にチームメートと抱き合って、感極まったような感じが見えました)
「チームとしても個人としても、この1週間は難しい状態だったのは間違いないです。それでも切り替えてやらなければいけないですし、今日は首位のINAC神戸レオネッサに対して絶対に負けられないというところで、いろいろくるものがありました。何より今日はみんなが戦って、勝利できたことの安心感がすごくありました」

(明日から代表活動が始まります。いろいろな役割が求められると思いますが、どういうところをアピールしていきたい、もしくは自分の中でできていけたら、というものはありますか)
「自分自身の武器とか、サッカーに対する引き出しを増やせるチャンスではあります。いろいろなサッカーに触れることはいろいろな刺激になるので、たくさん学びたいですし、それに加えて海外でプレーしている選手とかからもいろいろなものを学んで自分に取り入れたいです。あとは思い切りチャレンジして、がむしゃらにプレーしていきたいです」

(最後まで走りきれるのは昔からなのでしょうか、何かきっかけがあったのでしょうか)
「そもそも全然、まだまだです。伸び代だらけなんだな、というところです」


【池田咲紀子】
「結果として最後に自分が止められた場面も何回かありましたけど、そこまでにディフェンス陣がコースを限定してくれるとか、みんなが頑張ってくれているからこそ、自分が最後に仕事ができると思います。AWCLでは自分が関わるような仕事をしていなくて、ふがいないというか、何もできないもどかしさみたいなものもありましたけど、こういう試合で自分が仕事をして勝てたのは、自分もそうですし、チームにとってもすごく自信につながる一勝だったと思います」

(この1週間はどんなことを考えながら過ごしていましたか)
「とにかく頭をしっかり整理、クリアにしてポイントを抑えて、欲張らず確実にプレーすることを、みんなに対してもそう思っていましたし、特に自分自身はそういうプレーを心がけて準備していました」

(今日の勝利で優勝争いに戻ってこられましたが、次の準備期間を含めて、どんなことをやっていきたいですか)
「本当に次が大事です。今日の勝ちを無駄にしないようにしなければいけないですし、代表選手はいないですけど、この準備期間で自分も含めてチームとしてももう一段コンディションを上げて、優勝を狙っていけるようなチームの雰囲気やコンディションを含めて作っていきたいです」


【伊藤美紀】
「監督が変わって、チームとして守備のところは良いとおっしゃっていただいたので、そこを継続しながら攻撃で変化を加えてみようというところでチャレンジしましたけど、なかなか思ったように自分たちのペースに持っていけなかったなと思います。

でも、チャレンジした中でのいい崩しだったりとか、凜々(丹野凜々香)が積極的にドリブル突破をしてクロスまで行っているシーンもありました。そういうポジティブな部分も見えたので、内容はあんまりいいとは言えないですけど、自分たちがやれること、今できることを全員でやって全員で守って、苦しい中でも点を決めてチームとして勝てたことはすごく良かったので、プラスに考えたいです」

(攻撃でいいシーンが出そうなところもありましたが、なかなか形にまではできなかったと思います。そこはこれから詰めていく感じでしょうか)
「そうですね。やっていく中で全員の頭の中がはっきりすれば、もう少し連動もスムーズにいくとか、スペースの共有もうまくいくのではないかと思いました。あとは、ボールを奪った後にどう攻撃していくかが今日は課題だったと感じています。一つフリーな味方の選手に預けて前進していくことができれば、もう少し前に行けたかなと思います。そこはみんなでしっかりと整理して、次に向かえればいいかなと思います」

(堀孝史監督が提示しているサッカーの中では伊藤選手の特長が生きそうです)
「私も割とそう思っています。サイドハーフをやっていても、中に入ったときに逆の斜めのところがいつもフリーで空いているなと思いながらプレーしていますけど、今はそのポジションに最初からいられるのもありますし、周りに凜々ちゃんだったりとか、FWのシマ(島田芽依)も近い関係でいてくれるので、そこからいい攻撃が出せればいいかなと思います。今日はなかなか難しいかなと思いましたが、特長的にはすごく出しやすいかなと思いました」

(今日の勝利で優勝戦線に近づけたと思いますが、次の試合に向けてはどんなことを考えていきたいですか)
「まずは、勝てたことがすごく良かったです。次につなげるには勝つしかなかったので、ポジティブに捉えていきたいです。あとは出た課題やわからないこと、エラーが出た部分はみんなでしっかりと次の試合までに話し合ったり、監督ともしっかりと話したりする中で、みんなで整理していいものを作り上げていければいいなと思っています。本当にポジティブにやっていくだけで、あとは結果にこだわってやっていきたいと思います」


【島田芽依】
(今日は久しぶりにセンターFWで先発しましたが、どんなことを意識してトレーニングしていましたか)
「ゴール前の動き出しや、決めきるところはトレーニングで意識してやっていました」

(練習を見ていると島田選手の特長が生きそうなシーンが生まれていました)
「真ん中で起点になって、そこからワンタッチの攻撃など練習でもやっています。そういうプレーが今日もできたらよかったのですが、受ける回数も少なかったですし、起点になるところではまだうまくいかないことが多かったので、ここからもっとトレーニングを積んで、自分が求められているプレーをしっかり落とし込んでいきたいと思いました」

(相手のプレッシャーも強くて、なかなかいいシーンも出なかったと思いますが、勝てたことが大きいと思います。この勝利はどのように感じていますか)
「この1週間は気持ちの部分でも考えることが多かったですし、今日の試合に向けてやってきた中で、今日勝たないと先はないと、チームとしても言っていました。そんな中で勝てたことが一番でホッとしましたし、この先の優勝争いで一つ次につなげられたことは良かったと思います」

(ファン・サポーターのみなさんもすごく応援してくださいました。どんな思いがありますか)
「ここまで応援に来てくださって、あの後押しが自分たちの原動力と言いますか、試合で動けるようにもなりますし、本当に心強い方たちに勝利を届けられたことは良かったと思います」

(4月にはまた連戦もあります)
「今日はなかなか厳しい試合にしてしまいました。チームとしてより攻撃的に、もっと点が取れるサッカーを表現しないとこの先は勝つことができないと思います。次戦まで少し空くので、しっかりといい準備をしたいと思います」
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