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24.09.29

2024-25 SOMPO WEリーグ 第3節 vs AC長野パルセイロ・レディース 試合後監督コメント

【楠瀬直木監督】
「若いチームで、クオリティーはそれぞれにある選手たちですけど、まだ試合経験が少なく、フィジカルやメンタルの強さでどこまでいけるのか、というところがありました。もちろん負けたくはないのでいろいろバランスは取りましたけど、よく耐え忍んで、塩越(柚歩)が見事に決めてくれたのを守り抜いた、という試合でした。

今日の勝利は、特に若い選手たちにはいい経験になりましたし、それを引っ張っていってくれた中堅の選手たち、またGKの池田(咲紀子)も少しファンブルなどはありましたけれども、新たなチャレンジでかなり守備範囲広く守ってくれました。すごく評価の高いゲームだったと思っています」


【質疑応答】
(AC長野さんが前からプレッシャーに来て、奪ったら素早く縦を狙うというプレーをしてきていましたが、どのように対応していこう、あるいは対応させていこうとしていましたか)
「早いプレッシャーは分かっていましたし、普段からそういうプレッシャーの中ではやっているつもりです。ただ、そういうプレッシャーが来たときに、リスクを冒すことなく一つ越えたり、横でいなしたりというところでは、中盤のポジショニングが非常に重要になってきます。今日はそういうところを回避するためにも左サイドに栗島(朱里)というボールを動かせる選手を配置し、また中盤には柴田(華絵)と伊藤(美紀)という、ボールを動かせて気が利いて動ける選手たちを配置したので、そこで回避できたところもありました。相手のペースの時間もありましたけど、そこで自分たちのペースにできたと思っています」

(WEリーグ初先発となった、高塚映奈選手の評価はいかがでしょうか)
「本当によくできたと思います。よく動いてボールを拾って、一生懸命先輩たちのクオリティーについていこうと、この2年間手を抜かずにトレーニングしていたものが、やっと少し形として見えてきたと思います。足がつるまでやってくれて、今日は影のMVPと言ってもいいくらいの活躍をしてくれたと思っています」

(ファン・サポーターのみなさんからは、AWCL(AFC Women's Champions League 24/25)に向けてのエールがありました)
「気持ち良くアジアに行けるので、良かったと思います。今日はAC長野さんが激しく早いプレスをかけてくれたので、こちらも耐えしのぐ時間がありました。そういういい経験をして、AC長野さんはもちろん、他の全チームの代表として行くわけなので、みんなの力を無駄にしないよう、いい結果を持って帰ってきたいです。連戦もありますけど、みんなで耐えて頑張っていきたいと思います」

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