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24.10.20

2024-25 SOMPO WEリーグ 第6節 vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 試合後選手コメント

【高橋はな】
(アジアの戦いを終えて、帰国後のWEリーグ初戦ということで、難しい試合だったと思います。試合全体を振り返ってみて、いかがですか)
「まずはリーグへの切り替えというところで、監督も今週はずっと『アジアの戦いから、今度はリーグに向けてやっていかなきゃいけない』ということを口すっぱく選手に伝えてくれていました。そこに対するみんなの意識づけは、試合前からできていたと思います。
対ジェフユナイテッド市原・千葉レディースさんというところで難しい展開になった中で、こうして無失点で勝てたのは、チームとして大きいと思います」

(先制する前は難しい展開もあったと思いますが、塩越柚歩選手の先制点で良い流れができたと思います)
「早い時間で1点欲しいなというときに、(塩越)柚歩が決めてくれました。自分たちがやってきた守備の形が得点につながったので、チームとして落ち着く要因の一つになりましたし、少し嫌な時間帯があった中で、あの1点は大きかったと思います」

(その後、高橋選手のゴールがありました)
「個人的にもチームとしても、セットプレーからの得点が少なかったと思っていました。そこで決められたのはすごくうれしかったですし、ヘディングのところも練習をずっとしてきたので、この試合で出せて良かったと思います」

(11月は6試合ある大変な日程ですが、そこに向けてはいかがでしょうか)
「リーグはここからというところで、連戦もありますけど、どの試合も落とせないつもりでやるしかないと思います。目の前の試合一つひとつを大事にして、みんなで一つずつ進んでいきたいなと思います」

(今日はアウェイにもかかわらず、多くのファン・サポーターのみなさんが来てくれました)
「ウォーミングアップの時からすごい声援を送っていただいて、アウェイでこれだけ駆けつけてくださるのは三菱重工浦和レッズレディースでしかできないことなので、本当にいつも感謝しています。
一緒に戦ってくれること、後押ししていただけることが私たちの頑張る力になっています。これからもずっと一緒に強くなっていきたいと思うので、これからもよろしくお願いします」


【池田咲紀子】
「前半から全員で、高い集中力を持って試合に臨もうと声をかけ合っていました。それを90分継続できたことが、無失点もそうですし、しっかり勝ちきれたことにつながったと思います」

(相手はサイドで起点を作ってクロスを狙う形が多かったと思いますが、そのあたりの対応はいかがでしたか)
「なるべく、自分が出られるボールは自分がチャレンジしようと強く思っていて、その中でもディフェンスと自分の守備範囲を見て、ディフェンスラインの高さとかを調整して、隙がないように、というところは意識していました。少し危ないシーンもありましたけど、そこはうまく連係して守れましたし、自分的にはチャレンジできるボールにはチャレンジできたこともあって、良かったと思います」

(特に後半はチームとしていい守備ができて、危ない場面をあまり作らせなかったと思います)
「2-0で迎えたハーフタイムの段階で『このスコアは怖いよね』という話は選手の間でも出ていました。一つやられると、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースさんは流れをつかむのが上手なので、そこは守備陣を中心に高い集中力を持ってやれました。自分自身も、背後のケアで一つ遅れたところはあったんですけど、大きなピンチもなく試合を終えられたというところも、次につながる試合になったかなと思いました」


【塩越柚歩】
「相手にセカンドボールを拾われてしまう時間帯もありましたけど、自分たちで声をかけながら修正して、いい距離感でボールを回せました。でも、追加点は欲しかったなと思います」

(先制点の場面では、前からのいい守備からボールを奪ってパスを受けて、落ち着いて決めきりました)
「シマ(島田芽依)とミキさん(伊藤美紀)がいい形でスイッチを入れてボールを奪い切ってくれたので、あとはオフサイドにならないように受けて、決めきるだけでした。みんながああいう形でボールを奪ってくれて、チームとしても狙いを持ってやっているところなので、そこは良かったと思います」

(追加点という部分では、どういうところを向上させていきたいですか)
「チームとして、相手のポケットを狙うところは練習でずっと取り組んでいます。ただ、相手の守り方だったり、いい形で走り込めなかったり出せなかったりで、精度が少し足りなかったかなと思います。あとは、ここは奪いに行く時間か、焦らずマイボールの時間を長くする時間なのか、という共通意識の部分も、もう少しすり合わせが必要かなと思います」


【角田楓佳】
「サイドハーフで先発するのはあまりないことだったので、監督とも話をして何を求めているのかを理解した上で、自分はそれを体現していくだけだと思って試合に入りました。改善したいところはたくさんありますけど、監督が自分をそこに置いたのは必ず意図があるはずで、それは守備だと思うので、守備についてはサイドバックと連係しながら、うまくやれたと思います」

(ボールをキープする、取られたボールを奪い返すというところで、強さは発揮できたのではないかと思います)
「今日は全体的に、攻から守、守から攻の切り替えが早くて、自分もそこに遅れを取ってはいけないと、トランジションのところは意識していました。でも、自分はみんなが走って限定してくれたところを回収しているだけなので、みんなの頑張りがあってのことです。自分のところで取り切れていたのは、チームのためになっているのかなと思います」

(今日はセットプレーのキッカーも任されて、高橋はな選手のゴールをアシストしました)
「今週のセットプレーの練習でも結構いい感触がありました。今日はアシストという形に(高橋)はなさんがしてくれたんですけど、ちょっと自信になったかなと思います」

(完封勝利で、手応えも得られた試合だったのではないでしょうか)
「自分としては、今シーズン最初のWEリーグの試合でした。またこの後に期間が空きますけど、次からは連戦なので、次もいい準備をしていきたいです」
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