4/22 メディア公開トレーニング終了後 菅澤優衣香コメント

22日のトレーニング終了後、菅澤優衣香がオンラインでメディアからの質問に答え、24日(土)から行われるプレシーズンマッチへの意気込みなどについて語りました。

(先日までキャンプを行っていましたが、キャンプを振り返ってどのような点を強化したのでしょうか)
「昨年に引き続き、森(栄次)総監督が求めていた前線からの早い守備、高いところからの守備のところと全体のバランス。FW、中盤、DFのラインの高さの修正などを行いました。特に変わったことはなく、昨シーズンの積み上げのところを引き続き行ったキャンプになりました」

(24日からプレシーズンマッチが始まります。意気込みとWEリーグを将来的にどのようなリーグにしていきたいか、教えてください)
「プレシーズンマッチは、チームが始動して、現時点で自分たちがどれだけできあがっているのか確認しながら、結果にもこだわってプレーできればと思っています。WEリーグ開幕に関しては選手も初めてのことで、運営もどうなるか不安なところもあると思いますが、楽しみな部分も多いので、楽しみながらやっていきたいです。小さい女の子が将来、女子サッカー選手になりたいと思うようなWEリーグにできたらいいですし、自分たちが情報の発信源にもなるので、プレーなどでうまく見せていけたらいいなと思います」

(個人的には楽しみな点は？)
「サンフレッチェ広島レジーナや大宮アルディージャVENTUSなどの新チームとの対戦もありますし、いろいろな選手の移籍があった中で、各チームがどのようなサッカーをしてくるのかは楽しみです。個人的にも楽しみながら試合に臨みたいなと思っています」

(現在のチーム状況の手応えとWEリーグの目標を教えてください)
「手応えに関しては現段階での表現が難しい部分もありますが、昨シーズンからやっていることは変わらないので、自分たちはそれをピッチの上で表現するだけかなと思っています。目指すのは、初代チャンピオン。チームとして目標に掲げていきたいと思います」

(練習時間などの変化がありましたが、プロになった実感や環境変化をどのように感じていますか？)
「午前の練習になってから、実際に今日が初めてチームでトレーニングに参加したので、慣れていないという現状もありますが、午前練習になったので、午後に自分の時間が多く取れます。自主練習や身体のケアの時間を多く取れるので、その時間をうまく利用してやっていきたいと思います」

(午後の自主練習の内容やポイントにしている点があれば教えてください）
「まだ午前練習を行った機会が少ないのですが、今後どうしていくかという点では、FWなのでシュートトレーニングやピッチレベルのトレーニングに加えて、筋力トレーニングに今まで以上に時間をかけられるかなと思っています。自分自身はケガが多かったり、古傷もあったりするので、ケアにもしっかり時間を使いたいです」

(具体的な強化ポイントを教えてください)
「体幹をしっかりと強化したいと考えています。海外の選手を相手に戦わないといけないですし、WEリーグの中でもトップレベルを維持し続けるには、身体のブレはなくさないと戦っていけないと思います。基本的には体幹を強くしていきたいという気持ちです」

(東京オリンピックの組み合わせが決定しました。対戦相手の印象を聞かせてください)
「カナダ、イギリスは何度か対戦していて、強いことはわかっています。その2試合はキーポイントになると思います。チリはかなり前に対戦したので、現在の状況はわからないですけど、どの試合もしっかりと戦って、グループステージを勝ち上がれたらと思います」

(東京オリンピックに向けてメダル獲得への道筋やイメージがあれば教えてください)
「できればグループステージを1位で通過することを願っていますが、簡単にいく相手ではないので、最低でも2位で上がらないといけないと思います。ただ、まずはチームとして1位通過を目指して戦いたいと思います」

(プレシーズンマッチに向けて)
「チームとして今、できているところをしっかりと試合の中で表現し、WEリーグ開幕までに時間があるので、ここでできたこと、できなかったことを分析していきたいです。今回できなかったことは、WEリーグでできるようにしていけたらいいですし、FWなので得点することでチームを引っ張れると思うので、ゴールはしっかりと狙っていきたいと思います」