News

22.11.23

WE ACTION DAY『レッズレディース×埼玉大学生 ワークショップ』実施の報告

22日、三菱重工浦和レッズレディースは、今シーズン1回目のWE ACTION DAYを実施しました。今回は、ホームタウンにある埼玉大学の学生とともに『中学生年代へのアドバイス・伝えたいことについて考えるワークショップ』を行ないました。

ワークショップでは、中学生年代という思春期をテーマに、それぞれがどういった中学生世代を過ごし、その時に感じたことや課題を性別・職業関係なく多様なメンバーで意見交換し、今の中学生年代にどんな力を獲得してもらいたいか、どういう道を歩んでほしいかを考えました

レッズレディース選手14名、埼玉大学の学生15名(学部生11名、院生4名の男女)が参加し、6グループに分かれて、ディスカッションを行いました。
サッカー以外の競技経験のある学生が多く、「スポーツ」という共通のテーマで中学生時代を過ごしてきたため、選手と学生は、すぐに打解け、様々な意見が飛び交っていました。


◆6グループによる提言
夢中と傾聴


時は財なりだよ


悩んだら逃げてもいいんだよ


よく寝て、よく遊び!=好きに生きる。


自分の軸(生き方)を見つけること(決めること)


将来の幅を広げよう


同世代の学生と話す機会があまりない選手にとっては、有意義な時間となりで、サッカーで見せる姿とは明らかに違う一面を見せていました。

◆参加した選手の感想
【長船加奈】
「中学生時代の自分を振り返るいい機会でした。思い返すと何も考えてなかったということに気づきました。ただ、何も考えないでいいぐらい夢中になれることがあったり、周りの人たちがうまく進ませてくれていたんだなとありがたさに気づきました。話し合いの中でいろいろな課題は出たけど、結局自分で悩むことが大事で、いつか大人になって気付けることが重要だと感じました。いろいろな人の生い立ちが聞けて楽しかった。」

【佐々木繭】
「中学時代を振り返ることでどんな人生を送ってきたのか思い出せて良い機会になりました。これからの人生も今日出たアドバイスを参考に過ごしていきたいと思います。」

【上野紗稀】
「中学生のときから将来について考えてものごとに取り組んでいる人は少なく、目の前のことに全力で向かっている人が多いように感じました。友達と遊ぶ時間、勉強の時間、一人の時間、“時間”をどう使っていくかとても大切なことだと思いました。普段、学生とのセッションがあまりないので、同じような悩みがあったり、年齢がバラバラでも課題はいつも同じなんだなと思いました。」

【栗島朱里】
「埼玉大学の学生の皆さんとお話しすることができて、本当に貴重で充実した時間になりました。こういった機会がないと、中学生時代のことを振り返ることがないですし、改めて考える時間を設けていただき、ありがとうございました。
同じ地域で活動する浦和レッズと埼玉大学がもっと様々な交流が今後できたら嬉しいなと思いました。」

【猶本光】
「中学生は忙しいけれど、今となったら良い経験になっているので、一生懸命生きてくれればいいなと思いました。友達との関係など悩みも多い時期だけど、そこから学ぶことが大人になって糧になっているので、その時期だからこといろいろ考えてほしいなと思います。
私は中高一貫校だったので、中学生のときの悩みなど、他の人のことも聞けて良かったです。」

【清家貴子】
「中学生年代において『周りと比べないこと』『好きなことをやること』は、とても大切だと感じると同時に難しいことでもあると思いました。今の大人の自分にも言い聞かせて生きていきたいです。」

【福田史織】
「中学時代はみんな時間がないけど、その時間をどう使うかが大切で、中学時代で将来が決まるわけではないけど、その時その時を大事に生きる、楽しく生きることで今後にもつながってくるんだなと思いました。大学の方々の意見が聞けて、とても充実した時間になりました。」

【長嶋玲奈】
「中学生のときは、時間に余裕がなく、サッカーだけしかやってこなかったけど、今考えれば無駄じゃないと感じました。それがあったからこそ、今プロとしてサッカーができています。両立も確かに大事なことだけど、好きなことや得意なことを増やすこともとても大事なことだと感じました。
大学生との交流は初めてだったけど、とても楽しくワークショップをすることができました。ありがとうございました。」

【島田芽依】
「大学生とディスカッションすることができて、いろいろな考えを聞いて自分自身の考えの幅を広げることができました。クラブチームでスポーツをしていた人もいれば、部活でスポーツをしていた人、スポーツをしていない人もいて違う環境で学校に通っていて、それぞれの人の意見を聞くことができました。」

【水谷有希】
「中学生特有の悩みに対して今だからできるアドバイスをみんなでディスカッションすることは、とても有意義な時間でした。中学生へのアドバイスだけど、今の自分や今後の自分にも助けになるような言葉や考えを知ることができて良かったです。」

【遠藤優】
「中学生はいろいろ悩んだり、体力的にもハードスケジュールだったりするので、環境をもう少し改善する必要があると思います。私たちのディスカッションでは、遊び人を成長させるよねという話になりました。遊ぶことで仲が深まり、リフレッシュにもなることを気づいてほしいです。私たち大人が伝えてあげることもできるし、それを先生や身近な人が伝えてあげられるようになったら良いと思います。」

【柴田華絵】
「様々な中学生時代を知ることができ、新しい発見でした。今回のテーマは『中学生年代に伝えたいこと・アドバイス』でしたが、今の自分にも当てはまる言葉や考え方もあり、とてもいい時間でした。」

【塩越柚歩】
「中学時代、将来のことを考えたりしたことはなかったですけど、今、当日のことを考え、他の方の意見を聞いてみたら、もっとこうしたら良かったなどいろいろな気づきを得ることができました。
時間が足りなかったりしたけど、結局は夢中になれる何かに対して、全力で取り組むことが中学年代の子たちには必要なことかなと思いました。私も忙しい日々を送っていたけど、すべての時間が今に繋がっていると思うし、今の私に必要不可欠な時間だったので、なりたい自分を見つけ、それに対し、全力で夢中になって取り組んでほしいです。」

【一法師央佳】
「普段、私は女子大に通っているので男性や同い年の方々と話し合えてすごくいい経験ができたと思います。話し合っていくと様々な意見が出てくるので、自分では思いつかなかった意見などがあり、いい勉強になりました。また中学時代を振り返ることができ、懐かしさを感じました。私自身、大学で教職課程を学んでいるので、今の中学生年代のことを学ぶことができて良かったです。
とてもいい時間になりました。楽しかったです。ありがとうございました。」

【石川璃音】

「スポーツをやっている立場の人と話をして、種目は違うけど悩みは同じということが分かりました。その時に一生懸命やったら今は何とかなるので、中学生の人には、目の前のことを全力でやってほしいと思いました。」













誰からも愛され、夢を与える存在となり、地元を元気と笑顔にして誰もが輝く社会を創っていくというレッズレディースが目指す姿を実現していくべく、こうしたキッズサッカー教室やホームタウン活動を今後も継続してまいります。

■WE ACTION DAY
各節で試合のないチームが、WEリーグ・クラブの理念を推進する活動を行なう日
ニュース一覧に戻る