Match Day Information

23.08.25

MDI 2023-24 WEリーグカップ GS第1節 vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース





ーいよいよ新しいシーズンが始まりますが、今はどのような心境ですか。

そんなに力が入っているわけではなく、例年と同じようにまた今シーズンも始まるなという感じです。昨シーズン優勝したから今シーズンはもっと頑張らないと、というわけではなく、今まで通り変わらず「今シーズンもしっかりやるぞ」と思っています。



ーオフの期間はどのように過ごされていましたか。

1ヶ月半ぐらいオフがありましたので、実家のある福岡にも帰省できましたし、友人に会うなど、かなりゆっくりと楽しく過ごすことができました。

ー8月にチームが始動し、北海道北斗市での『2023-24シーズン トレーニングキャンプ 特別協賛:サイデン化学(株)』もありました。キャンプを経て、今のチーム状態などはどのようにご覧になっていますか。

始動してからまだ1ヶ月も経っていないので、今のコンディションについては選手個々によって違いますし、仕上がっているかと言われると100パーセントではないのですが、初戦をいい状態で迎えられるよう準備しています。

ー昨シーズンに多く出場した選手がそのままチームに残り、一方で伊藤美紀選手が新たに加わりました。それを受けて、チームとして大きく変わるところはあるのでしょうか。

基本的には変わらないですね。伊藤選手が入ったことでポジションの活性化というか、違ったプレーの色が加わりました。その意味ではまたおもしろいサッカーを展開できるのではないかと思います。そこにいろいろな選手が関わる形で、試合をしていければと思っています。



ー柴田選手ご自身の中で、今シーズンのテーマはありますか。

毎年同じことになりますが、やっぱり昨シーズンよりもしっかり質を上げるというところです。チームとしてはもちろんですが、個人としてももっと質を上げて、常にパーフェクトなプレーができるぐらい、毎試合コンディションも良くしていきたいです。あとは何よりも、怪我をしないように気をつけていきたいです。

ー今シーズン、三菱重工浦和レッズレディースは11月に行われる「AFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament」に参加し、アジアの戦いに挑むことになります。そちらに向けての意気込みはいかがでしょうか。

日程的にはまだ先にはなりますが、楽しみな大会だと思っています。こういう海外のチームと対戦できる機会はなかなかないですし、私たちは日本のWEリーグ優勝チームとして、日本の女子サッカーの強さみたいなものを、大会を通じてしっかりと見せられたらいいなと思っています。

ー浦和レッズというクラブを応援される方の中には、男女両方でアジアチャンピオンになることを期待している方もたくさんいらっしゃると思います。

そのような期待はされているだろうと思いますし、ぜひしてほしいです。それに応えられるように、私たちも戦いたいなと思っています。

ーそれでは、間近に控えたシーズン初戦、WEリーグカップのジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦に向けてはいかがでしょうか。

昨シーズン優勝したこともあって、期待もされていると思います。私たちの試合を楽しみに来てくださる方がたくさんいらっしゃると思うので、みなさんの期待を裏切らないように、チームとして今できる精一杯のプレーをしたいと思っています。その上でもちろん、勝ちにいきます。

ー千葉Lのメンバーも少し変わったと思いますが、相手の印象などはいかがですか。

情報はまだ少ないですが、これまでの戦いを振り返ってみると、千葉Lさんはいつも粘り強く戦ってくるチームという印象があります。お互いの意地のぶつかり合いみたいなところもありますので、そういった部分でも受け身にならず、しっかりと自分たちから戦いに行くところを見せていきたいと思っています。



ー楠瀬直木監督は以前「WEリーグの観客動員数を増やしていきたい、それをレッズレディースが引っ張っていきたい」ということをおっしゃっていましたが、選手の立場として、そこで感じるところはありますか。

それは私もひしひしと感じています。観客の動員数を増やしていくことは、WEリーグを運営していく中でもすごく大事なことだと思っています。具体的にどうすればいいかについてはなかなか難しいところもありますが、WEリーグ、日本の女子サッカーを盛り上げ、より多くの方々にスタジアムへ足を運んでいただくためにも、私たちがもっと貢献していきたいおもいは強く持っています。

ーその意味で言えば、レッズレディースは昨シーズンWEリーグカップ、WEリーグの2冠を獲得したチームであり、ファン・サポーターの方々も今シーズンのチームにはさらに期待をして、浦和駒場スタジアムに足を運んでくださると思います。

本当にたくさんの方々に期待していただいていると思いますし、もしかしたら昨シーズン優勝したことで、初めてレッズレディースのサッカーを見に来てくださる方もいらっしゃるかもしれません。そういった方々にも私たちのレッズレディースらしさを表現したサッカーを見せることができたらと思っています。もちろん勝つことが一番なのですが、見に来てくださった方に「来て良かったな」と思ってもらえるようなプレーをみんなができるように戦いたいと思っていますので、今シーズンも熱い応援をよろしくお願いします。



みなさん、こんにちは。我々三菱重工浦和レッズレディースは、8月26日(土)18時キックオフのジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦から、今シーズンの戦いをスタートさせます。

昨シーズンはWEリーグとWEリーグカップで優勝という結果を残せましたが、それが今シーズンの成功を約束してくれるわけではありません。どうしても昨シーズンと比べられるところがありますし、追われる立場になるので、そこで選手たちがどう対応していくのかについては期待と不安が入り交じっています。

ただ、今週に入ってFIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023を戦った代表選手たちがチームに合流しましたが、そこで空気がガラッと変わったところがありました。彼女たちはどんな相手でもどんな時間でも気を抜かず手を抜かずにやるという当たり前の部分を、非常に高いレベルでやってくれています。代表選手たちにはそこで差を見せてほしいですし、それ以外の選手が彼女たちをいい目標として努力していくことで、チームとしてさらに水準を高めていければと思っています。

『2023-24シーズン トレーニングキャンプ 特別協賛:サイデン化学(株)』を経て、選手たちはすごく真剣にサッカーに取り組んでいます。その分、彼女たちの努力を昨シーズン以上に真剣に評価しなければいけないですし、そういう選手たちを試合に起用していくと共に、試合に出た選手たちに結果を出してもらえればと思っています。そして、よりシビアな評価になってくるとは思いますが、そんな中でも選手たちが前向きにやってくれるチームにしていきたいです。また、今シーズンは今のところ、幸いなことに大きな怪我人はほとんどいない状態です。それが甘さにつながらないよう、いい形での競争を維持していかなくてはいけないとも思っています。

今シーズンは「AFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament」というAFC女子チャンピオンズリーグ2024のプレ大会に参加します。個人的には以前からアジア圏での活動もしていければと思っていたので、非常に楽しみです。アジアでもタイなどでは女子サッカーが盛んですし、そういうところで試合をすることで選手の意識を世界に向けていくことは、日本の女子サッカー界にとってもすごく大事だと思っています。そして、今は男子のトップチームがACLのタイトルを持っているので、今回は男女でアジアを制する大きなチャンスです。ぜひ優勝して、レッズレディースの名をアジアの女子サッカー界に刻みたいなと強く思っています。

週末に対戦するジェフユナイテッド市原・千葉レディースさんは、最後まで手を抜かず戦う素晴らしい相手ですし、今シーズンの自分たちがどこまでやれるかという意味でも、非常に楽しみな試合です。お友達などを誘って浦和駒場スタジアムまで足を運んでいただけるとありがたいです。

昨シーズンは応援してくださるファン・サポーターのみなさんのお力添えのおかげで、良い成績を残すことができました。声出し応援が復活して、私もレッズレディースの一員として初めて声出し応援を体感し、鳥肌が立つ瞬間も経験させてもらいました。今シーズンも良い結果を残せるようにみんなで戦っていきたいと思います。

そして我々は、1試合で1万人の集客を目指したいと思っています。WEリーグのこともそうですし、何よりもレッズレディースのいい選手たちのプレーを多くの人に見てもらいたいので、何とかそれに近づけるように、スタジアムに来て損のないゲーム、楽しんでもらえるゲームをできるよう全身全霊で戦っていきます。今シーズンもよろしくお願いいたします。




 










 

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