Match Day Information

22.09.17

MDI 2022-23 WEリーグカップ GS第5節 vs マイナビ仙台レディース




FIFA U-20女子ワールドカップ コスタリカ2022、お疲れさまでした。世界の舞台で同世代の選手と戦ったわけですが、ご自身の中で得られたものや、感じた課題などについてはいかがでしょうか
「海外の選手は体の強さやスピードが速い中で、私個人としては、フィジカル面においては相手に負けずにやれていたと思います。課題としては、私は途中から出場することが多く、シュートを打つシーンもあったのですが、そこで決めきれなかったところだと思います。

U-20女子ワールドカップでは3試合で途中出場しましたが、最初に出遅れてしまって、試合にはあまり絡むことができませんでした。もちろん悔しい気持ちが一番にあるのですが、その中でもチームのためにできることは全てやったつもりですし、そういう部分ではチームに貢献できていたのかな、と思います。個人的には、いろいろな収穫があった大会でした」

また、トップチームデビューをした昨シーズンは、リーグ18試合出場という結果でした
「昨シーズンは途中出場が多くて、私としては、試合に入るときにはチームの流れを変える役割を出していこうと思っていました。公式戦で得点できなかったことは私としてはすごく課題だと思っていますが、トップチームに昇格して試合に絡んでいく中で、シュートにいくまでの流れとか、前線から守備をしてボールを奪うようなところについては、個人としては収穫のあったシーズンだったと思います」



レッズレディースの前線には代表クラスの選手が多数そろっていて、ポジション争いも激しいと思います。そこに割って入っていく上で、もっと高めていかないといけないと考えている部分はどんなところでしょうか。
「やはり、決定力の部分です。昨シーズンにも何度か得点のチャンスはあったのですが、ポストやバーにシュートを当ててしまうシーンがありました。そこで決めきれるか決めきれないかが、本当に大事になってくると思います。レッズレディースでは、やはり菅澤優衣香選手などは決定力がすごいですし、その部分が、私にはまだまだ足りていないと思います」

得点力向上のために、プレーを参考にしている選手はいますか
「ジュニアユースの頃から、トップチームで活躍している菅澤選手の動きは本当に参考にさせてもらっています。今はチームメートとして身近でプレーしていますが、近くで見ていても学べることが本当に多いと、改めて思っています。菅澤選手からはゴール前での相手の背後の取り方だとか、ボールをキープするときのコツなどをアドバイスしてもらっています。私自身、そういうアドバイスをもらえたときはすぐに練習などでチャレンジしていますし、少しずつ自分でもできるようになっているという感覚はあります。その点でも、今は着実に成長できているなと感じています」

今シーズンは、昨シーズン以上の活躍が期待されます。個人の目標についてはいかがですか
「試合出場という面では、もっと増やしていかなければいけないと思っています。そしてスタメンに食い込んでいけるよう、まずは試合で結果を残すことが大事だと思います。得点については昨シーズンは0点でしたので、今シーズンは最低でも3得点はしたいですし、もちろん3点とは言わず、もっとたくさん取っていきたいです」

また、今シーズンのレッズレディースは昨シーズンまでの4-2-3-1から、新しいフォーメーションでのサッカーにトライしています。その中でプレーにするにあたり、どのように自分の特長を生かしていきたいですか
「1トップをやるときは、背後への抜け出しももちろんですけど、ボールを受けたときのポストプレーによって前線で時間を作るところが大事になってくるのではないかと思います」


WEリーグカップでは現在、勝ち点5で3チームが並び、得失点差で首位に立っている、という状況です。次戦では勝つことはもちろん、より多くのゴールを挙げて勝つことが求められると思います
「私自身が点を取りたい思いはもちろんありますけど、相手陣内に入ったときには、チームとして相手をしっかり崩していけるプレーをたくさん出していけたらと思っています」

その中で、個人としてファン・サポーターに注目してほしい、アピールしたいプレーはどんなところでしょうか
「力強いシュートと、味方を生かすプレーを見ていただければと思います!」

昨シーズンのマイナビ仙台レディース戦で対戦経験がありますが、相手のイメージについてはいかがでしょうか
「昨シーズンのマイナビ仙台レディースは3バックだったので、3バックの間のスペースに走り込んでいくところを意識してプレーしていました。でも、今シーズンのカップ戦を見ている限り、おそらく4バックでやっていると思います。その場合は足元で受けに行くこともそうですし、相手の背後へもどんどん飛び出していってプレーしよう、というイメージがあります」

島田選手はジュニアユースからレッズレディースでプレーしてきていますが、浦和駒場スタジアムでのプレーについてはいかがですか
「浦和駒場スタジアムは私にとって、本当に特別な場所です。これまで、あのピッチでプレーしている先輩たちを見てきていますし、どの試合でもそうですが、特に浦和駒場では負けられません。見に来てくださるファン・サポーターのみなさんに楽しんでいただけるいいサッカーを見せて、勝ちたいと思っています」



個人的な、浦和駒場スタジアムでの思い出はありますか
「ユース時代の高校3年生のときに、レッズレディースがプレナスなでしこリーグの優勝を決めた試合(2020年11月8日、愛媛FCレディース戦 5-1)で運営をしていました。そのときのことはすごく印象に残っています。たくさんのファン・サポーターの方々が来てくださって雰囲気も良かったですし、ゴールもたくさん決まりました。そのときの得点力は、個人的にもすごく参考になったと思っています」

今は島田選手がレッズレディースの選手として、同じシーンを作る立場になっていると思います。改めて、ファン・サポーターの方々に向けてのメッセージをお願いします
「WEリーグカップではまだ決勝進出のチームが決まっていない中で、この先はいかに得点を積み重ねるかもすごく大事になってくると思います。その部分では結果を残せるように、チームとしても個人としてもやっていきたいと思います。レッズレディースらしいサッカーを見せられるようにがんばるので、応援をよろしくお願いいたします」
2022-23 WEリーグカップ グループステージ第3節ハイライト

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