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2017プレナスなでしこリーグ1部 第9節 vsアルビレックス新潟レディース 選手インタビュー「無失点試合は当たり前、自分が点を取る勢いで攻撃にも関わっていきたい」(23 MF 木崎あおい)
【自分からチャレンジする】
■今シーズン、ここまでの手応えはいかがですか。
「最初のほうは不安のほうが大きく、先輩方に頼ることが多かったのですが、最近は自信がついてきて、自分のやりたいプレーもさせてもらえるようになりました。自分からチャレンジできるところはしています。コンディションも上がってきて、今、とてもいい状態でやれています」
■チャレンジしていることはどんなことですか。
「以前は縦に突破したり、自分で勝負したりはしなかったのですが、最近は監督が『縦に行っていい』と言ってくださっているので、そこは思い切ってチャレンジしています。また、味方を生かすプレーや守備の1対1で負けないように意識してやっています」
■これからだんだん暑くなってきますが、何か意識してやっていることはありますか。
「暑さには慣れているほうだと思いますが、コンディションもちゃんと考えながら体調管理をしています。シーズン前に栄養講座や走り方のトレーニングを受けて、意識して取り組むようになりました。実家で暮らしているので、栄養講座で教えてもらった朝食や試合前のメニューを参考にして、母と一緒に作っています」
【憧れのプレーを試合で生かして】
■ご家族がサポートしてくださってるんですね。
「試合にも毎試合来てくれています。姉や兄も試合を見に来てくれてありがたいです。昔から家がレッズファンで、中学生の時にジュニアユースに入って、高校、レディースユースとレッズでプレーして8年目なんですが、まだまだ新人です。中学生の時は、鈴木啓太選手に憧れて、その献身的な守備のプレーやチャンスになる縦パスがすごいなと思ってよく見ていたんです。それが今の自分のプレーにつながっていて、守備の時には鈴木選手の体を入れるタイミングを意識しながらやっています」
■ユースのころは、鈴木選手と同じ背番号13番でしたね。
「たまたまなのかどうかわからないですが、監督からも『いいんじゃない』と言われて13番をつけました。13番をつけると鈴木選手に背中を押されているようで心強かったです。誕生日も13日なので自分でも好きな番号です。今は23番なんですが、レディースに入った時にスタッフの方に『いつか13番がつけられるといいね』と3がついている23番をもらうことができました」
■8年目とはいえ、周りは先輩ばかりですね。試合中のコミュニケーションはいかがですか。
「自分が一番年下なので頼ってしまう部分もあるのですが、結構自由にやらせてもらっています。サイドハーフの(加藤)千佳さんとは同サイドですごくやりやすいです。センターバックの(高畑)志帆さんが常に声をかけてくださって、上がるタイミングやラインの上げ下げの部分でしっかり合わせながらやっていて、4試合無失点というところにつながっていると思います」
【まずは無失点、そして得点も】
■今節の新潟L戦、どんな戦いをしたいですか。
「新潟Lは守備がしっかりしているチームなので、どう攻撃で打開していくのかがポイントになると思います。まずは無失点で抑えられるようにがんばって、攻撃参加もしたい。この前の試合ではサイドから突破してシュートも打ったのですが、残念ながらサイドネットでした。今節も守備やアシストにとどまらず、鈴木選手もゴールを決めることがあったように、自分が点を取る勢いで攻撃にも関わっていきたいです」