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17.04.09

2017プレナスなでしこリーグカップ1部 グループB 第1節 vs ちふれASエルフェン埼玉 監督インタビュー「攻撃的に戦って勝利し、みなさんと共に喜び を味わいたい」(石原孝尚監督)

みなさん、こんにちは。本日は、浦和レッズレディースのホームゲームにお越しいただき、ありがとうございます。

先週に行われたリーグでのジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦では、ホーム開幕戦ということもあって、しっかり勝ちきることを考えていました。その一方で、継続の中で彼女たちの成長できるチャンスに変えていく、チャレンジしながらのゲームにしたいとも思っていました。守備のしっかりしているジェフLに対し、得点して
前半を終えることができましたが、後半の立ち上がりに5分で2失点したという点には課題も残りました。ただ、そこで慌てることなく、選手たちもしっかりゲームを作りながら、追加点を取って勝ち切れたのは、ポジティブなところだと思います。

ポゼッションして点を取りに行く、前からプレスをかけて相手ゴールにできるだけ近い位置でボールを奪い返すという、今シーズンに志向しているサッカーについては、プレシーズンと公式戦になって違いはありますが、自分たちがやろうとしていることは出せていると思います。ジェフL戦で菅澤が決めた3点目も、みんなでプレッシャーをしっかりかけたところから点を奪えています。そういう意味では、選手たちがしっかりトライしてくれていますし、良くなっている感じはあります。

プレナスなでしこリーグカップは、リーグとは違う大会になりますが、当然すべてのタイトルを目指して戦っているので、しっかりした形で勝利を重ねていきたいです。その中でチャンスがあれば、5つある交代枠をうまく使って、多くの選手がトライできるようなゲームにしていきたいと考えています。ただ、この後も試合が続いていきますから、大幅にメンバーや戦い方を変更するタイミングではありません。これまでの戦い方を継続し、いいアプローチをして、成長していきたいと考えています。

本日の対戦相手、ちふれASエルフェン埼玉は、日テレ・ベレーザやINAC神戸レオネッサと試合をして、共に1-2という惜しいゲームをしています。守備が本当にしっかりしていて、割り切って戦えている感じもありますが、そういう相手に得点して勝ちきれるチームになりたいという思いがあります。

公式戦に入って、選手たちが少し慎重になっていると感じるところがあるので、もう少しボールを動かすテンポを出したいと考えています。どんどんボールを動かして、スペースを使ってチャンスを作り、得点したいと思います。ポゼッションにはこだわっていきたいです。

ちふれは同じ埼玉で頑張っているチームなので、より多くの方々に見にきていただけると思います。そこでいい試合がしたいですし、来てくださった方とは、エキサイトしたり、喜んだりというところを、一緒に味わいたいと思います。

ジェフL戦には2000人以上の方が来てくださって、試合後には『楽しかったよ』という声も掛けていただけました。毎試合、そういうゲームができるようにしたいですし、また一緒に盛り上がりたいと思ってもらえるように、攻撃的に戦い、点をたくさん取れるようにやっていきたいと思います。この試合でも、最後まで選手たちへの声
援をよろしくお願いいたします。

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