みなさん、こんにちは。4月17日(日)は13時から浦和駒場スタジアムで、プレナスなでしこリーグ1部第4節、コノミヤ・スペランツァ大阪高槻戦に臨みます。

前節のAC長野パルセイロ・レディース戦は、立ち上がりはこちらのペースだったのですけれど、横山久美選手のシュートで失点したところで動揺して押し込まれ、後半もペースを握ったところで、また横山選手にやられてしまいました。2本ともGKが止められないようなシュートで、相手が素晴らしかったと言うしかないですけど、警戒していた選手にやられてしまったのは残念です。

ここまで1分2敗と悪い立ち上がりですけれど、終わったことを悔いても仕方ないので、一戦一戦やっていくだけだと思います。

負ければ選手たちの気持ちが沈むのは当たり前ですけど、そこで選手たちが思い切りできるような形に持っていくことが大切だと思います。ただ、負けたということは、足りないものがたくさんあるわけで、すべてをOKとする訳にはいきません。修正するべきところは修正した上で、自信を持たせてゲームに臨ませるのが、指導者の役割だと思います。前の試合では相手の裏を狙いすぎるところがあったので、ボールを動かす、つなぐことがベースだというところを確認し、自分たちのやり方に対して、みんなが共通意識を持つ形にしていきたいと思っています。

AC長野戦で、清家貴子がケガから復帰したのは嬉しい限りです。ただ、ずっと休んでいたので、まだ昨年のいいときの状態ではありません。彼女が入ることで相手の脅威になるのは確かですけど、ケガが再発する可能性もあるので、様子を見ながら、慎重に使っていくつもりです。ゴールを決めた山守杏奈も、まだケガから復帰してきたばかりです。得点能力が高い選手なので、これからコンディションを上げて、活躍してほしいです。

コノミヤもここまで勝利がなく、お互い苦しい状態での対戦となります。相手も必死だと思いますし、こちらも必死です。昨年はアウェイで1-0、ホームで1-1の引き分けと競った試合になったので、今回も楽な試合にはならないと思います。

相手は、しっかりした守備から、丸山桂里奈選手や成宮 唯選手などの能力の高い選手が少ないチャンスをものにする、という形になると思います。しっかり攻撃を組み立て、チャンスを多く作って得点を狙いつつ、守備のところでは隙を作らないようにしたいです。

次は何としてもいい試合をして、支えてくださるファン・サポーターのみなさんに喜んでもらいたいと思います。ひとつ勝てば、必ず流れは変わります。まだ始まったばかりなので、ここを勝って、また次に向かっていきたいと思っています。この試合でも、選手たちの後押しをよろしくお願いいたします。