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16.10.02

2016プレナスなでしこリーグ1部 第15節 vs ベガルタ仙台レディース 選手インタビュー「結果が出ないときの励ましの言葉、その期待に応えたい」(猶本 光)

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【残り4試合、残留できるよう自分のパフォーマンスを出したい】
◆今季は、ここまでケガを抱えながらプレーしたり、リーグカップで離脱したりと、なかなか難しい状況だったと思います。
「3試合目でケガをしてしまって、コンディションが上がらないというか、ケガを気にしなければいけない状況でプレーをしていました。自分らしいパフォーマンスが出せない悔しさと、それでも勝ちたいという気持ち、それに通常のプレーができないので、チームに対して申し訳ない気持ちなどを抱え、葛藤の中でプレーをしていました」

◆そうした中で復帰したリーグ再開後は、よい形でプレーできている印象です。
「リーグカップの期間に思い切って休ませてもらったことがよい方向に出たと思います。これからのリーグ残り4試合、残留できるように自分のパフォーマンスを出せていけたらと考えています」

【点が取れているのはよいこと課題は状況に応じた戦い方】
◆リーグ再開後、3試合を戦って、チームとしての収穫や課題についてはどう感じていますか。
「まず点を取れているのはいいことだと思います。ただ、前節のI神戸はやはり相手のレベルが上がりましたし、こちらの想定した戦い方がはまらなかったときにどのように戦うか、状況に応じてやり方を変えられなかったことは課題だったと感じています」

◆リーグカップ期間中は外から試合を見ていて、どんなことを感じ、また、それを踏まえて、どのようにプレーしようとしていますか。
「どうボールを動かすかなどはチームで練習していて、その先の最後の部分では、個で勝てていた試合は、勝利という結果が出たと感じていました。自分が入ったときには、仕掛けるところやドリブルで運ぶところを出していけるようにイメージしていて、今は状況に応じて必要だと思えばロングシュートも狙っていきたいですし、飛び出す動きは私の特長でもあるので、しっかり行っていければと考えています。ここまでの試合でも出せている部分はありますが、まだ高めていかないといけないと感じています」

◆ボランチとしては、筑波大学の先輩である筏井選手とプレーする機会が増えています。
「(筏井)りささんはもともとボランチの選手ではないので、今までと感覚も違うでしょうから、守備面であればもう少し前から行くとか、日ごろからお互いによく話をしています。
自分が前に出るタイミングは、もう少し状況を見ていかないといけないと思いますけど、相手によっては私が前にいることで、りささんがフリーでボールを散らせるようになるということもあると思います。相手の守備の出方によっては、ポゼッションに関わらないといけないこともありますし、私が前の位置を取っていたほうが嫌がる相手もあると思うので、そこは試合の流れを見ながら取り組んでいきたいです」

【しっかり準備をして一つ一つ目の前の試合に臨む】
◆ベガルタの印象についてはどうですか。
猶本 前に速いFWがいて、そこにロングボールを入れてきて、DFの裏を突いてくるという印象があります。

◆今日の対戦では、どんなところがポイントになると思いますか。
「ベガルタのシステムや相手とのマッチアップに関して、私の感覚では苦手意識はあまりありません。私としては、どんどん仕掛けていきたいです。また守備では、前節、間延びしてしまったところがありました。ファーストディフェンダーになるFWとコミュニケーションを取って、チームでコンパクトな守備ができるように意識していきたいです」

◆冒頭に残留に関する言葉もありましたが、その意味でも非常に大切な試合ですね。
「残留に関しては、非常に危機感を持っていますし、ここまで来るまでのどこかでどうにかしなければいけなかったと思います。ただ、現実的に今の状況があるので、まずはそれを受け止めなければいけませんし、自分たちの力があれば、上位のチームにも勝っていけると思うので、毎週しっかり準備をして一つ一つ目の前の試合に臨んでいくことが大切だと思います」

◆最後にファン・サポーターのみなさんへメッセージをーー。
「ファン・サポーターのみなさんは、負け続けているときでも頑張れという励ましの言葉をくださいました。その期待に応えられるようにしたいですし、今日はホームゲームですから、みんなで喜んで終えられるよう、全力を尽くします。応援をよろしくお願いします」

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