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「いいゲームをしてみなさんにパワーを伝えたい」大槻 毅監督(定例会見7/17)

7月17日にWEB会議システムを使って行われた会見でのコメント

【質疑応答】
(前節の鹿島アントラーズ戦では汰木康也選手がFW、長澤和輝選手がDFとして登録されていたが、どんな意図があったのか?)
「特段、大きな意味はありません」

(汰木選手にはゴールを取れ、長澤選手には相手の左サイドを抑えろ、というメッセージだと感じたが、実際にはどうか?)
「そういう受け取り方をしていただいて、そういう方がたくさんいると試合の前からいろんなことが想像できていいんじゃないかと思いますし、それ以上に試合が始まってからいろんな思いを感じてもらえるようにまたがんばりたいと思います。すごく良い話をしていただいてありがとうございます」

(青森山田高等学校の藤原優大選手の来季加入が内定したが、監督から見た彼の良さはどんなところか?また、プロになるまでの半年間でどんなところを成長させてほしいと思っているのか?)
「練習参加してもらったときに話をしましたし、一緒に練習をやってもらいました。年齢に対しての身体的な強さはありますし、コミュニケーション能力、周りにも
のを伝える、ものを聞く能力が非常に高いなと思って見ていました。当然、キャプテンをやるような人間性を持っていることもありますし、楽しみにしています。今、ユース年代は大会自体も難しくなってきていますし、(高円宮杯 JFA U-18サッカー)プレミアリーグも地域のリーグに編成されるような形です。青森山田は東北ではナンバーワンのチームになってくると思いますが、高校生はそういった試合の中で1試合1試合、プレーする喜びとチームメートとともに過ごせる時間から学ぶものは非常に多い時期だと思います。残り少ない時間を大事な時間として捉えて、一つ一つの試合だけではなく、仲間と過ごす時間などから学ぶ人間性を高めてプロの世界に来てくれればいいと思っています」

(FC東京は去年の上位チームの中でもレッズとキャラクターが似ているチームの一つだと思うが、似た相手に対してどういったことが勝敗を分けるポイントになりそうか?)
「セカンドボールの処理やリスタートなど、勝負の綾になる部分。いつもどのゲームもそうですが、そういった勝負事に本当に関わるところがクローズアップされるんじゃないかと思います。ボールの動かしがどうかとか、マッチアップがどうかとか、どの選手がどうだということよりも、点を取る、取られる、の前のところ。どっちにボールが落ち着くか落ち着かないか、そういうところの際みたいなところがゲームを分けるのではないかと思っています」

(FC東京は橋本拳人選手がラストマッチということで高いモチベーションで臨んでくると思うが、橋本選手の印象や対策は?)
「橋本選手一人と戦うのであれば彼の対策などいろいろすると思いますが、FC東京というチームと戦うので、チームに対するいろんなイメージは持っています。個人がどうかというとあまり大きな印象は持っていません」

(開幕4試合で3勝1分、再開してからは引き分けてから連勝しているが、この成績や内容についてどう捉えているか?それらの試合を踏まえてFC東京戦に向けてどう準備しているのか?)
「再開から2勝1分ということに関しては、その前の1試合を含めてまだ4試合しか終わっていないので、特段そこに対して大きな思いを持っていることはありません。それを踏まえてFC東京戦に臨むということもありません。FC東京に対して1試合の勝利、勝ち点3を目指して戦いにいくというメンタリティーでこの一戦に向かっていくつもりでいます」

(まだ上限5,000人でアウェー席が設けられないなど強い制限の試合となるが、画面越しで見る方々も含めたファン・サポーターにメッセージをお願いします)
「我々が活動している埼玉、並びに首都圏では新型コロナウイルスの感染者が増えている状況にあります。再開して5試合目ですが、スポーツには元気を与えたり、みなさんと一緒に社会を明るくするパワーがあると思っています。けれども、いろんな状況が背景にある中で、我々にできることは、サッカーができる喜びの場を与えられたことに対して本当に集中して取り組むことだと思っていますし、FC東京とともに良いゲームをして画面越しにでも、スタジアムに来るホームのFC東京のサポーターの方々にも、日本全体に少しでもパワーが伝わることを目指して戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」

(来季の加入が内定している伊藤敦樹選手が練習に参加していたが、どういうことに期待しているのか?)
「彼は大学にいってすごく良い経験をしてレッズに戻ってきてくれたと思っています。具体的には1年生のときから試合に絡めたこと、守備の面でそういうポジションを経験して守備者としての経験を積めて良かったのかなと思います。昨日まで練習に参加していました。キャンプのときから全く違和感なくやってくれているので、さらに慣れて強度が出てくるとすごく良いなと思って見ています」

(再開してから2勝1分という成績に関して「特段大きな思いを持っていることはない」と話していたが、客観的に見ると結果が出ていると思う。練習でやったことを試合に出せているという話を先日していたが、改めてその辺りについての手応えは?)
「トレーニングは選手が集中して継続してやってくれていることが大きな手応えで、当然ゲームの中でそれが出ている部分と、もう少しこういうところを出したかったけど出切らないということもあるわけです。それは時間帯で出切らない部分もあるし、中身として表現させてあげきれない部分もあります。ただ、局面については出ているところもあるので、もう少し表現させてあげたいというところはこれからの伸びしろだと思ってトライさせたいですし、少し出てきているところは継続して回数を増やせるようにやっていきたいと思っています。ただ、それにトライする練習の姿勢や彼らのモチベーションには手応えを感じています」

(FC東京戦は相性が良いというデータもあり、味の素スタジアムでもここ数年負けていない。一方で今の時期に東京にいく不安もあると思うが、どう考えているか?)
「味の素スタジアムで、ということに関しては、過去のことよりも明日の試合、またそれが続くのか続かないのかはわかりませんが、それが続かないと今、僕らが思っている目標は達成できないわけですから、まずは明日の試合でしっかり勝ち点3を目指して戦っていきたいと思います。東京に行くことに関して言うと、僕自身は先日、試合で仙台には行きましたが、練習場と自宅と近所ぐらいしか動いていません。ただ、クラブが移動や試合前の準備などいろんなことをしてくれているのであまり心配していません」

(鹿島戦の後に「ここまで試合に出場していない選手の力も必要になってくる」というような話をしていたが、トレーニングをしている中で試合に出ていなかった選手たちのパフォーマンスが上がっているという手応えはあるか?)
「『出られなかった人』という表現はあまりよくないと思っていて、『次の出番を待っている人たち』という表現がいいのかなと思います。そういう選手たちの状態は今、非常に良いと思っています。試合に出たい、出たときに活躍するんだ、というモチベーションを感じますし、モチベーションだけではなくて体のコンディション、パフォーマンスも非常に良い状態にあると僕は思っています」

(メンバー選びは悩んでいるか?)
「いつもすごく悩みます」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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