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第23節 vs 仙台「大量得点でホーム6試合ぶりの勝利」
18日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第23節 ベガルタ仙台戦【MATCH PARTNER ぴあ】に臨んだ。
レッズは前半から躍動して仙台を圧倒すると、前半は長澤和輝、マルティノス、興梠慎三、後半は興梠、レオナルドが2点と次々にゴールを決めて、6-0で大勝した。
好ゲームを展開した前節の柏レイソル戦と同じ先発11人で臨んだレッズは、プロトコルの変更に伴い、この試合から使用可能となった太鼓を加えて迫力を増したファン・サポーターの応援に背中を押されるように、立ち上がりから相手を押し込む形でリズムをつかむ。
そして8分、幸先よく先制する。橋岡大樹が敵陣でボールを奪うと、武藤雄樹のドリブルからの鋭いパス、汰木康也のスルー、興梠のゴール前へのパスと鮮やかに相手にペナルティーエリア内に進入する。興梠のパスを受けた汰木のヒールパスは相手の足に当たったものの、興梠を追い越しながらゴール前に入っていた長澤がこぼれ球を押し込んだ。
高い位置からプレッシャーを掛けてボールを奪う、ボールを奪ったら素早く切り替えてゴールに向かう、複数の選手が関わりながらフィニッシュに持ち込む、という理想的な形によって先制に成功した。
得点直後は相手に押し込まれる時間もありながら守備陣を中心に集中して守り、再びペースを握り返す。
そして36分、ペナルティーアークの少し後ろ、右寄りの位置で得たFKをマルティノスが左足で直接狙う。美しいカーブを描いたボールはゴール右隅に吸い込まれた。
さらに38分には敵陣で相手のパスをインターセプトした汰木がスルーパスを送ると、抜け出した興梠がGKに倒されてPKを獲得。39分に興梠が短い助走からPKを冷静にゴール右に流し込み、仙台戦20ゴール目、J1通算得点ランキング単独5位となる153ゴール目を決めて3-0とした。
仙台を圧倒して前半を終えたレッズは後半も攻撃の手を緩めない。51分、興梠が左足で送ったサイドチェンジを左サイドで受けた汰木が中央に進みながら右足でクロスを送ると、ゴール前にフリーで走り込んだ興梠がヘディングシュート。今度はJ1通算得点ランキング4位タイとなる154点目を決め、4-0とリードを広げた。
その後もレッズは集中を切らさずに守るだけでなく、相手ディフェンスラインの裏を狙いながら高い位置でボールを奪い返して2次攻撃、3次攻撃につなげてゴールを狙い続ける。
67分にはコーナーキックから槙野智章のシュートは左ポストに直撃したが、こぼれ球を拾って攻撃につなげると、マルティノスがペナルティーエリア内の左で縦に突破してからクロス。これを、57分には右ポスト直撃の惜しいシュートを打っていた途中出場のレオナルドが押し込み、5-0とした。
その後も途中出場の選手を中心にアグレッシブな姿勢を貫くと、86分には自陣ゴール前からパスをつないで相手を崩し、最後は橋岡のクロスからレオナルドが右足でゴールを決めて6点目。
守備でも最後まで集中を保ち続け、ホーム5試合ぶりのゴール、ホーム8試合ぶりの無失点、そしてホーム6試合ぶりの勝利を果たした。
J1リーグ24試合を終えて、11勝4分9敗で勝ち点37としたレッズ。次戦は埼玉スタジアムで10月24日(土)17時にキックオフする、Jリーグガイドラインにおける厳戒態勢ステップ2-1【50パーセントを上限とする(1席空け)、ビジター席なし】を適用、かつ段階的に収容人数を引き上げていくという埼玉県の方針に則り、約24,000人での開催となるセレッソ大阪戦【MATCH PARTNER メディカル・ケア・サービス】に臨む。
【興梠慎三】
(チームが久しぶりにホームで勝てたこと、しかも大量得点、無失点ということについては?)
「ここ最近はふがいない試合が多かった中で、柏レイソル戦では結構内容が良かったのですが、僕を含めて多くのチャンスを外して勝ち点3を取れなかったので、今日はチャンスがたくさんある中でしっかり決められたことはすごく良かったと思います。何よりホームで勝てたことがすごく良かったと思います」
(今シーズンで初めての複数得点だと思うが、1点目で目標にしていたマルキーニョス選手のJ1通算ゴール数を抜いて、2点目でJ1通算ゴール数で4位の前田遼一選手と並んだ。それについては?)
「そうやって記録に残るのはすごくうれしいことですけど、自分としてはチームが勝つために得点するのが第一です。その記録は結果論というか、自分へのご褒美だと思いますので、特に深く考えることはないのかなと思います」
(槙野智章選手から、サガン鳥栖戦の後に選手間ミーティングをしっかりやったという話を聞いた。前線からプレスを仕掛けていくために、ディフェンス陣はあえて個人の力を信じて枚数を減らして前に出して行こうという話だったそうだが、そのあたりの効果は感じられたか?)
「僕の考えですけど、いい攻撃ができるときは、後ろのビルドアップがうまくいっているときです。逆にいい守備ができているときは、前線からのはめ方がうまくいっているから守備が安定すると思いますので、今日こういうふうに大量得点できたのは、前線の選手が良かったというよりは、後ろの選手の組み立てだったり、いい位置でのインターセプトとかがうまくできていたからこういう結果につながったのだと思います」
(そのミーティングの際、興梠選手やFW陣からはどういう意見が出たのか?)
「個人的にですけど、選手が集まってしゃべるというのは、僕はあまり好きではありません。なぜかというとうまくいっていないときに集まるわけで、それがない方がいいじゃないですか。集まるということに関しては僕はあまり好きではないので、僕はあまりしゃべらないようにしようかと思っていたんですけど、最後に少し『みんなは今、楽しくやっているの?』というのを聞きたかったので、聞きました。若手は生き生きしていないし、ベテランも若手が出ているときに若手をいい方向に持っていけているのかとやりながら思っていたので、そういうのはみんなには言いました。それぐらいで、僕はそんなに深くはしゃべっていません」
(今日は試合を楽しめたか?)
「自分なりには楽しくやったつもりですけど、自分たちが楽しくないと、見ているファン・サポーターのみなさんも面白くないでしょうし、こういう試合をもっと多く続けていきたいと思います」
(今日、一番きれいだったと思うのが、チームの1点目だった。興梠選手も素晴らしいタイミングでパスを出したが、興梠選手もこういうプレーがやりたかった、というプレーだったのでは?)
「あの1点目は非常に気持ちがいい得点だったと思います。どちらかというと僕は、一人でゴリゴリ行くよりはああいうふうに何人かが絡んだゴールが好きなプレーなので、あの1点目は今シーズンで一番いい得点だったと思えるくらい、いい崩しだったと思います。
みなさんも、新型コロナウイルスには気を付けてください」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
レッズは前半から躍動して仙台を圧倒すると、前半は長澤和輝、マルティノス、興梠慎三、後半は興梠、レオナルドが2点と次々にゴールを決めて、6-0で大勝した。
好ゲームを展開した前節の柏レイソル戦と同じ先発11人で臨んだレッズは、プロトコルの変更に伴い、この試合から使用可能となった太鼓を加えて迫力を増したファン・サポーターの応援に背中を押されるように、立ち上がりから相手を押し込む形でリズムをつかむ。
そして8分、幸先よく先制する。橋岡大樹が敵陣でボールを奪うと、武藤雄樹のドリブルからの鋭いパス、汰木康也のスルー、興梠のゴール前へのパスと鮮やかに相手にペナルティーエリア内に進入する。興梠のパスを受けた汰木のヒールパスは相手の足に当たったものの、興梠を追い越しながらゴール前に入っていた長澤がこぼれ球を押し込んだ。
高い位置からプレッシャーを掛けてボールを奪う、ボールを奪ったら素早く切り替えてゴールに向かう、複数の選手が関わりながらフィニッシュに持ち込む、という理想的な形によって先制に成功した。
得点直後は相手に押し込まれる時間もありながら守備陣を中心に集中して守り、再びペースを握り返す。
そして36分、ペナルティーアークの少し後ろ、右寄りの位置で得たFKをマルティノスが左足で直接狙う。美しいカーブを描いたボールはゴール右隅に吸い込まれた。
さらに38分には敵陣で相手のパスをインターセプトした汰木がスルーパスを送ると、抜け出した興梠がGKに倒されてPKを獲得。39分に興梠が短い助走からPKを冷静にゴール右に流し込み、仙台戦20ゴール目、J1通算得点ランキング単独5位となる153ゴール目を決めて3-0とした。
仙台を圧倒して前半を終えたレッズは後半も攻撃の手を緩めない。51分、興梠が左足で送ったサイドチェンジを左サイドで受けた汰木が中央に進みながら右足でクロスを送ると、ゴール前にフリーで走り込んだ興梠がヘディングシュート。今度はJ1通算得点ランキング4位タイとなる154点目を決め、4-0とリードを広げた。
その後もレッズは集中を切らさずに守るだけでなく、相手ディフェンスラインの裏を狙いながら高い位置でボールを奪い返して2次攻撃、3次攻撃につなげてゴールを狙い続ける。
67分にはコーナーキックから槙野智章のシュートは左ポストに直撃したが、こぼれ球を拾って攻撃につなげると、マルティノスがペナルティーエリア内の左で縦に突破してからクロス。これを、57分には右ポスト直撃の惜しいシュートを打っていた途中出場のレオナルドが押し込み、5-0とした。
その後も途中出場の選手を中心にアグレッシブな姿勢を貫くと、86分には自陣ゴール前からパスをつないで相手を崩し、最後は橋岡のクロスからレオナルドが右足でゴールを決めて6点目。
守備でも最後まで集中を保ち続け、ホーム5試合ぶりのゴール、ホーム8試合ぶりの無失点、そしてホーム6試合ぶりの勝利を果たした。
J1リーグ24試合を終えて、11勝4分9敗で勝ち点37としたレッズ。次戦は埼玉スタジアムで10月24日(土)17時にキックオフする、Jリーグガイドラインにおける厳戒態勢ステップ2-1【50パーセントを上限とする(1席空け)、ビジター席なし】を適用、かつ段階的に収容人数を引き上げていくという埼玉県の方針に則り、約24,000人での開催となるセレッソ大阪戦【MATCH PARTNER メディカル・ケア・サービス】に臨む。
【興梠慎三】
(チームが久しぶりにホームで勝てたこと、しかも大量得点、無失点ということについては?)
「ここ最近はふがいない試合が多かった中で、柏レイソル戦では結構内容が良かったのですが、僕を含めて多くのチャンスを外して勝ち点3を取れなかったので、今日はチャンスがたくさんある中でしっかり決められたことはすごく良かったと思います。何よりホームで勝てたことがすごく良かったと思います」
(今シーズンで初めての複数得点だと思うが、1点目で目標にしていたマルキーニョス選手のJ1通算ゴール数を抜いて、2点目でJ1通算ゴール数で4位の前田遼一選手と並んだ。それについては?)
「そうやって記録に残るのはすごくうれしいことですけど、自分としてはチームが勝つために得点するのが第一です。その記録は結果論というか、自分へのご褒美だと思いますので、特に深く考えることはないのかなと思います」
(槙野智章選手から、サガン鳥栖戦の後に選手間ミーティングをしっかりやったという話を聞いた。前線からプレスを仕掛けていくために、ディフェンス陣はあえて個人の力を信じて枚数を減らして前に出して行こうという話だったそうだが、そのあたりの効果は感じられたか?)
「僕の考えですけど、いい攻撃ができるときは、後ろのビルドアップがうまくいっているときです。逆にいい守備ができているときは、前線からのはめ方がうまくいっているから守備が安定すると思いますので、今日こういうふうに大量得点できたのは、前線の選手が良かったというよりは、後ろの選手の組み立てだったり、いい位置でのインターセプトとかがうまくできていたからこういう結果につながったのだと思います」
(そのミーティングの際、興梠選手やFW陣からはどういう意見が出たのか?)
「個人的にですけど、選手が集まってしゃべるというのは、僕はあまり好きではありません。なぜかというとうまくいっていないときに集まるわけで、それがない方がいいじゃないですか。集まるということに関しては僕はあまり好きではないので、僕はあまりしゃべらないようにしようかと思っていたんですけど、最後に少し『みんなは今、楽しくやっているの?』というのを聞きたかったので、聞きました。若手は生き生きしていないし、ベテランも若手が出ているときに若手をいい方向に持っていけているのかとやりながら思っていたので、そういうのはみんなには言いました。それぐらいで、僕はそんなに深くはしゃべっていません」
(今日は試合を楽しめたか?)
「自分なりには楽しくやったつもりですけど、自分たちが楽しくないと、見ているファン・サポーターのみなさんも面白くないでしょうし、こういう試合をもっと多く続けていきたいと思います」
(今日、一番きれいだったと思うのが、チームの1点目だった。興梠選手も素晴らしいタイミングでパスを出したが、興梠選手もこういうプレーがやりたかった、というプレーだったのでは?)
「あの1点目は非常に気持ちがいい得点だったと思います。どちらかというと僕は、一人でゴリゴリ行くよりはああいうふうに何人かが絡んだゴールが好きなプレーなので、あの1点目は今シーズンで一番いい得点だったと思えるくらい、いい崩しだったと思います。
みなさんも、新型コロナウイルスには気を付けてください」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】