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リカルド ロドリゲス監督 鹿島戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 第7節 鹿島アントラーズ戦【MATCH PARTNER 三菱UFJニコス】 試合後のコメント

「まず、前半はすごくいい入りができて、いい攻撃、そして相手のゴールに迫っていけていたと思います。残念だったのは前半の終了間際、リードして後半を迎えればというところで失点してしまったことです。ただその失点も、後半に向けてさらに引き締めるきっかけになったのかな、とも捉えることができると思います。

後半に関してはPK以外のところで得点が取り消されるシーンがありましたが、そういったところでチャンスを作れていたので、すごく良かったと思います。ディフェンスも、セットプレーで危ない場面がありましたが、流れの中ではしっかりと堅く守れていたと思います。すごくいい試合、コンプリートな試合ができ、パフォーマンスは良かったので、これを基準に続けていければと思います」

[質疑応答]
(ボールの奪い方やその後のつながりが非常に良かったが、トレーニングの効果がかなりあったのでは?)
「すごくいい試合だったと思います。今は攻守共に、すごく成長している段階だと感じています。今回はいつも出ていたメンバーだけでなく、普段なかなか試合に絡めなかった選手たちが試合に出ましたけど、その中でも遜色なくすごくいいパフォーマンスを見せてくれました。ありとあらゆる面が成長していると思うので、このままパフォーマンスを高めながら続けていければと思います」

(今日は柴戸 海選手を1ボランチにして4-1-4-1のようにしていたが、どのくらい前からアイデアを練ってきたのか?また、その通りに選手が機能しないと意味がないと思うが、選手のプレーの評価は?)
「こういった形は以前から考えていたことです。リーグの(北海道コンサドーレ)札幌戦の前後にも考えていましたし、エリートリーグでも札幌とそういった形で戦い、ある程度のアイデアは持ちながらやれていました。ただ、本当に重要なのはシステムではなく、選手それぞれの特長や組み合わせです。それがうまくかみ合って、すごく良かったと思います」

(2-1とリードした後、鹿島アントラーズがほとんどチャンスを作れなかった。前半の最初から積み重ねてきたボールを奪い返す素晴らしいプロセスが最後まで続いたと思うが、最後まで質実剛健なサッカーでできた一番の要因は?)
「すごくいい結果を取ることができたので、我々としては満足している部分がたくさんあります。ただ、試合に勝つためには簡単なミスも許されない、試合を完璧に進めていかないといけない、ということがあります。J1のチームはどこが相手でも気が抜けると一発でやられてしまう恐れがある、そういうことを試合前には選手に伝えてきました。その結果おっしゃる通り、相手にはチャンスをほとんど作らせなかったと思っていますので、すごくいいプレーができたと思っています。残念ながらVARで取り消された得点はありますが、チームが、そして全選手がいいプレーをしてくれたと思っています」

(誕生日と勝利おめでとうございます。バックスタンドに大きく「URAWA」と描かれたビジュアルサポートがあったが、それを見たときの感想は?また、試合中の手拍子などの応援や雰囲気については?)
「本当に、そういった部分はすごく大事なところだと思っています。今はスタジアムに来られるようになってきて、応援していただける、その力が我々にはすごく大事です。数多く来てくれた方々に、今日はすごくいい試合を届けることができましたので、すごくうれしく思います。いい内容を追求し、試合に勝って結果を求めて、観戦してくださった方々にはスタジアムに来る前よりもさらに楽しくうれしい気持ちで帰ってもらえるように努めるのが重要だと思っています。今日は本当に満足しています」

(今日はリーグで初めて武藤雄樹選手を先発で起用した。杉本健勇選手や興梠慎三選手と違った活躍をしてくれたと思うが、武藤選手を起用した意図や評価は?)
「すごくいいプレーをしてくれたと思います。彼は練習からすごくいいプレーをしていましたし、エリートリーグの試合でもいいプレーをして、結果も出しながらここまでやってきました。彼が今まで出してきたパフォーマンスを評価して、今日は彼をスタメンに起用しました。ただ、杉本健勇や興梠慎三が悪いかと言われればそうではなく、その中でも武藤がすごく際だっていいパフォーマンスを出していたということです。

彼はボールを引き出す動き、つなぎの流れを作ってくれる役割をやってくれました。3点目のゴールが取り消されたところは彼にとって残念だったと思いますが、いい試合をしてくれたと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

リカルド ロドリゲス監督 鹿島戦試合後会見

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