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第8節 vs 清水「岩波の今季初ゴール、杉本のスーパーゴールが決まって連勝!」
7日、浦和レッズはアウェイのIAIスタジアム日本平で明治安田生命J1リーグ 第8節 清水エスパルス戦に臨んだ。
レッズは、序盤から主導権を握ると、セットプレーから岩波拓也が今季初ゴールを決めて先制。後半は耐えるべき時間帯をしっかり耐えると、杉本健勇がスーパーボレーを決め、2-0で勝利した。
2-1で勝利した前節の鹿島アントラーズ戦同様、レッズは序盤からアグレッシブなプレーを展開する。
後方からボールをつなごうとする清水に対し、素早い切り替えからのプレッシングや、コースを限定しながら相手を追い込みボールを奪う。そして、ロングボールに対してもセカンドボールを回収してマイボールにした。
ボールを持てば、誰かが動いて空いたスペースに他の誰かが入りながらテンポ良くパスをつなぎ、複数人が連動したワンタッチプレーを絡めてスピードアップ。清水の急所を突こうと試みる。
主導権を握っているときこそ一瞬の隙に注意したいところ。21分にはロングボールから守備の人数がやや薄くなっている状況でペナルティーエリア内までボールを運ばれてシュートを打たれたが、槙野智章がスライディングでブロックして隙を与えなかった。
時間の経過と共に清水に攻撃される回数も増え、チャンスらしいチャンスをつくらせずに迎えた40分、左からのCKだった。山中亮輔の鋭いキックを岩波が打点の高いヘディングで合わせる。完璧なタイミングで放たれたボールはゴール左へ突き刺さり、レッズが先制に成功した。
前半アディショナルタイムには左サイドを突破されたものの、最後は山中がスライディングでクロスを上げさせず、失点を許さなかった。
後半は清水が前からの圧力を強めてきたものの、レッズのテンポの良いパス回しと球際で激しく強度の高い守備は変わらない。
66分には明本考浩が前線から激しい守備を見せる。奪い切ればチャンスになる場面で惜しくもファウルの判定とはなったが、リカルド ロドリゲス監督の「後半も体を張って守ろう」というハーフタイムの指示を体現したプレーの一つだった。
69分には左サイドから入れられた低いクロスをゴール前のニアサイドで合わされたが、西川周作がスーパーセーブで防ぎ、失点を許さない。78分にもペナルティーエリアのわずかに外から枠内に勢いのあるシュートを打たれたが、西川がしっかりと反応して防いだ。
終盤になってもボールをつなぐ姿勢を崩さず、清水に押し込まれた際にはしっかりと体を張って耐えるレッズ。
すると終了間際の90分、宇賀神友弥のスローインから杉本と興梠慎三の競り合い、汰木康也の空中戦でのボール奪取と興梠のパス、伊藤敦樹の飛び出しからクロスと途中出場の5人が絡んでチャンスをつくり、最後は走り込んだ杉本がペナルティーエリア付近からボレーシュート。杉本の右足から放たれたボールは低い弾道かつ凄まじい勢いでゴール右に突き刺さる。ワールドクラスのスーパーゴールで試合を決定付けた。
その後も気を緩めることなく試合を締めて2-0で勝利。今季初の連勝を果たした。
次戦は4月11日(土)16時から埼玉スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第9節 徳島ヴォルティス戦となる。
【岩波拓也】
(背番号4をつけての初ゴールだが、今の気持ちは?)
「まずは無失点で勝てたことと、ここ最近はチームがいい中でも自分のパフォーマンスには納得がいっていない試合が何試合かあったので、その意味ではやっとチームに貢献できたと思います。出続けている中でなかなか勝てない試合もありましたし、その辺の責任は自分で感じていたつもりでした。こうやって一つ結果で返せたのは個人的にはすごく大きいですし、無失点で勝てたのがチームにとっては一番大きいと思います。自分のゴールはもちろんうれしいですけど、やっぱり(杉本)健勇君が点を取ってくれたのは、自分にとってもそうですけどチームにとってもすごくうれしいことだと思います」
(無失点ということについて、チームとして良くなってきている部分は?)
「今日はボールを奪われた中でも高い位置からボールを取り返しに行く姿勢を90分間見せられたと思います。最後のところでも粘り強く戦えたと思います」
(ここ最近、ビルドアップからアタッキングエリアへの進入がすごくスムーズに見えるが、後ろから見ていての選手の立ち位置や、最近のゲームで良い意味で変化を感じていることは?)
「まずは全体的に、ある程度監督がやろうとしていることを理解してきていると思います。無駄な動きよりもいいポジションを取ってボールを動かすことができていると思います」
(鹿島アントラーズ戦から続いて柴戸 海選手が中盤の底に1枚いるような形で、相手のFWの少し後ろをとってくれることで、岩波選手と槙野智章選手の前が空いてボールを運べていると思うが、そこの整理された感じについては?)
「まずは1ボランチになって、相手の2トップの背中で(柴戸)海が駆け引きすることによって僕たちがフリーになる場面もありますし、逆に海がフリーになって、そこから運んでいける場面も練習からすごくいい形ができています。そこはチームとしての形として、最近手応えをつかみ始めたかなと思います」
(これで2連勝、3月もやっていることが間違っている感覚はなかったと思うが、結果が出ることによる変化は?)
「まず、結果が自信を生んでくれますし、この自信が3連勝、4連勝と続いていけばいいと思います。結果が出ていない試合でも、ある程度自分たちのやっていることを信じてできていましたし、いい試合ができている中でも勝てていない試合がありましたが、内容に結果も伴って2連勝できているのは大きいと思います。次の試合もすごく大事になると思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。
レッズは、序盤から主導権を握ると、セットプレーから岩波拓也が今季初ゴールを決めて先制。後半は耐えるべき時間帯をしっかり耐えると、杉本健勇がスーパーボレーを決め、2-0で勝利した。
2-1で勝利した前節の鹿島アントラーズ戦同様、レッズは序盤からアグレッシブなプレーを展開する。
後方からボールをつなごうとする清水に対し、素早い切り替えからのプレッシングや、コースを限定しながら相手を追い込みボールを奪う。そして、ロングボールに対してもセカンドボールを回収してマイボールにした。
ボールを持てば、誰かが動いて空いたスペースに他の誰かが入りながらテンポ良くパスをつなぎ、複数人が連動したワンタッチプレーを絡めてスピードアップ。清水の急所を突こうと試みる。
主導権を握っているときこそ一瞬の隙に注意したいところ。21分にはロングボールから守備の人数がやや薄くなっている状況でペナルティーエリア内までボールを運ばれてシュートを打たれたが、槙野智章がスライディングでブロックして隙を与えなかった。
時間の経過と共に清水に攻撃される回数も増え、チャンスらしいチャンスをつくらせずに迎えた40分、左からのCKだった。山中亮輔の鋭いキックを岩波が打点の高いヘディングで合わせる。完璧なタイミングで放たれたボールはゴール左へ突き刺さり、レッズが先制に成功した。
前半アディショナルタイムには左サイドを突破されたものの、最後は山中がスライディングでクロスを上げさせず、失点を許さなかった。
後半は清水が前からの圧力を強めてきたものの、レッズのテンポの良いパス回しと球際で激しく強度の高い守備は変わらない。
66分には明本考浩が前線から激しい守備を見せる。奪い切ればチャンスになる場面で惜しくもファウルの判定とはなったが、リカルド ロドリゲス監督の「後半も体を張って守ろう」というハーフタイムの指示を体現したプレーの一つだった。
69分には左サイドから入れられた低いクロスをゴール前のニアサイドで合わされたが、西川周作がスーパーセーブで防ぎ、失点を許さない。78分にもペナルティーエリアのわずかに外から枠内に勢いのあるシュートを打たれたが、西川がしっかりと反応して防いだ。
終盤になってもボールをつなぐ姿勢を崩さず、清水に押し込まれた際にはしっかりと体を張って耐えるレッズ。
すると終了間際の90分、宇賀神友弥のスローインから杉本と興梠慎三の競り合い、汰木康也の空中戦でのボール奪取と興梠のパス、伊藤敦樹の飛び出しからクロスと途中出場の5人が絡んでチャンスをつくり、最後は走り込んだ杉本がペナルティーエリア付近からボレーシュート。杉本の右足から放たれたボールは低い弾道かつ凄まじい勢いでゴール右に突き刺さる。ワールドクラスのスーパーゴールで試合を決定付けた。
その後も気を緩めることなく試合を締めて2-0で勝利。今季初の連勝を果たした。
次戦は4月11日(土)16時から埼玉スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第9節 徳島ヴォルティス戦となる。
【岩波拓也】
(背番号4をつけての初ゴールだが、今の気持ちは?)
「まずは無失点で勝てたことと、ここ最近はチームがいい中でも自分のパフォーマンスには納得がいっていない試合が何試合かあったので、その意味ではやっとチームに貢献できたと思います。出続けている中でなかなか勝てない試合もありましたし、その辺の責任は自分で感じていたつもりでした。こうやって一つ結果で返せたのは個人的にはすごく大きいですし、無失点で勝てたのがチームにとっては一番大きいと思います。自分のゴールはもちろんうれしいですけど、やっぱり(杉本)健勇君が点を取ってくれたのは、自分にとってもそうですけどチームにとってもすごくうれしいことだと思います」
(無失点ということについて、チームとして良くなってきている部分は?)
「今日はボールを奪われた中でも高い位置からボールを取り返しに行く姿勢を90分間見せられたと思います。最後のところでも粘り強く戦えたと思います」
(ここ最近、ビルドアップからアタッキングエリアへの進入がすごくスムーズに見えるが、後ろから見ていての選手の立ち位置や、最近のゲームで良い意味で変化を感じていることは?)
「まずは全体的に、ある程度監督がやろうとしていることを理解してきていると思います。無駄な動きよりもいいポジションを取ってボールを動かすことができていると思います」
(鹿島アントラーズ戦から続いて柴戸 海選手が中盤の底に1枚いるような形で、相手のFWの少し後ろをとってくれることで、岩波選手と槙野智章選手の前が空いてボールを運べていると思うが、そこの整理された感じについては?)
「まずは1ボランチになって、相手の2トップの背中で(柴戸)海が駆け引きすることによって僕たちがフリーになる場面もありますし、逆に海がフリーになって、そこから運んでいける場面も練習からすごくいい形ができています。そこはチームとしての形として、最近手応えをつかみ始めたかなと思います」
(これで2連勝、3月もやっていることが間違っている感覚はなかったと思うが、結果が出ることによる変化は?)
「まず、結果が自信を生んでくれますし、この自信が3連勝、4連勝と続いていけばいいと思います。結果が出ていない試合でも、ある程度自分たちのやっていることを信じてできていましたし、いい試合ができている中でも勝てていない試合がありましたが、内容に結果も伴って2連勝できているのは大きいと思います。次の試合もすごく大事になると思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
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