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第23節 vs 札幌「明本がボレーシュート決めるも勝ち点を得られず」
9日、浦和レッズはアウェイの札幌ドームで明治安田生命J1リーグ 第23節 北海道コンサドーレ札幌戦に臨んだ。
レッズは、前後半ともにいい入りを見せたものの2失点を喫し、明本考浩のゴールで1点を返したが、1-2で敗れた。
レッズにとって約1ヵ月ぶりの公式戦となったこの試合、6月下旬に加入し、7月中旬に登録された江坂 任が先発出場、レッズの選手として初めてJ1リーグに出場した。
攻守において出足が早く、いい形で試合に入ったレッズの選手たちだったが、早々の8分にCKから深井一希にヘディングシュートを決められてしまった。
失点後は札幌にボールを持たれる時間帯もあったが、ディフェンスラインを高く設定。コンパクトな陣形を保ちながら、ボールを奪ってから素早い攻撃を狙う。
21分には小柏 剛にペナルティーエリア内でシュートを打たれたが、右ポストに直撃して失点は免れた。
その後は耐える時間が続いたが、34分には下がってボールを受けた興梠慎三の縦パスを中央に絞った関根貴大が受けて右斜め前に展開。サイドに流れた江坂がクロスを入れると、ゴール前に宇賀神友弥が飛び込む。江坂のクロスはクリアされたが、レッズらしい流動的な攻撃を展開した。
後半に入ると立ち上がりの49分、勢いのあるプレスとスライディングによって柴戸 海が高い位置で奪ったボールが興梠に渡ると、興梠はGKの位置を確認しながらループシュートを狙う。しかし芝生に引っかかりボールは浮き切らず、GKにキャッチされた。
立ち上がりから前半以上に攻守にわたって前方に向かっていくレッズの選手たち。プレスから高い位置でボールを奪う場面や敵陣でボールを保持する時間、ゴール前にボールを送る回数を増やしていった。
しかし58分、ロングボール1本から小柏にゴールを奪われてしまった。
2点のリードを許したレッズだったが、士気を落とすことなくゴールを目指していく。すると66分、関根のフィードを直前のCKからゴール前に残っていた岩波拓也が頭で落とすと、明本が左足でダイレクトボレー。これがゴール左に決まり、1点を返した。
さらに70分にはセカンドボールを拾った西 大伍のパスを受けた関根が右サイドからクロスを送ると、ペナルティーエリアのすぐ外から伊藤敦樹がダイレクトボレー。勢いのある攻撃からの見事なシュートだったが、GKのセーブに防がれた。
その後は選手交代を使い、途中出場の汰木康也や大久保智明が積極的な突破を見せる。終了間際の90+5分には左サイドでパスをつないでから汰木がクロスを送ると、キャスパーがヘディングシュート。しかしボールは右ポストをかすめてゴールならず。2点目を奪えぬまま試合は終了した。
次戦は、8月14日(土)19時から浦和駒場スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第24節 サガン鳥栖戦となる。
【明本考浩】
(前半と後半で守り方を大きく変えたと思うし、特に左サイドの明本選手の役割が変わったと思うが、どういう形で変化させていったのか?)
「前3枚からボールを追おうということになりましたので、僕がスイッチを入れるような役割が後半からはっきりできたと思います」
(前半はサイドハーフの右か左が5枚の端になるようなことも想定しながらやっていたと思うが、バランスはどうだったのか?)
「こちらは守れていましたが、失点して点を取りにいかなければいけない、ボールを奪いにいかなければいけない、前からいかなければいけないとなったときに、アドバイスがあって前3枚からということになりました」
(次戦以降に向けてチームとしてこういう声を掛けてやっていきたいということは?)
「誰一人、下を向いていませんし、次の試合もありますし、9連戦もあります。その中で『いい方向、いい方向』ということはみんなに声掛けしていますし、次節の(サガン)鳥栖戦に向けていい準備をしていきたいです」
(素晴らしいダイレクトボレーだったが、ゴールの場面を振り返ってどうだったか?)
「クロスが入るとき、ファーに槙野(智章)選手と岩波(拓也)選手がいて、そこに入った折り返しを狙おうと思っていたところで岩波選手にボールが入りました。ゴールしか見えていませんでしたので、当てることを意識して思い切り振り抜きました」
(前半の入りは悪くなかったと思うが、相手の個に対する圧力に苦戦したのか?後半はスペースを使って流れをもってこられたと思うが、前半にもっとこうしたらよかったと思うことはあるか?)
「自分がもっと動いて、(興梠)慎三さんのスペースを空けることができたと思います。前線の選手がもっと流動的に動ければ、スペースがもっと空いて後半のようなサッカーができたと思っています」
(チームとして約1ヵ月ぶりの公式戦となったが、試合勘はどうだったのか?選手1名に新型コロナウイルス感染症PCR検査で陽性判定が出たこともあり、トレーニングに影響が出たとリカルド ロドリゲス監督が言っていたが、どう感じているか?)
「それでもしっかりと対応して、ピッチに立つ以上は100パーセントのプレーをしないといけないですし、その準備はしてきました。もっとコンディションを上げて次節に向かいたいと思います」
(この敗戦から次に生かしていきたいと思うことは?)
「もっとシュートシーンを増やすこともそうですし、ボールを保持しながら前進していくということもそうです。それは改善点だと思います」
(セットプレーでの失点から崩れてしまったという印象だが?)
「相手は(この期間)J1リーグの試合を戦っていましたし、僕たちは1ヵ月空いていた中で、試合の入りはしっかりしようとチーム全員で声を掛けていました。その中で一番気を付けなければいけないセットプレーでやられてしまいましたので、もう一度チームとして気を引き締めて次節に向かいたいと思っています」
(その中でも相手のショートカウンターの際に必死に戻るなど、苦しい中でも守備で貢献していたと思うが?)
「そこは僕の持ち味ですし、汗をかかなければ僕がいる意味はないと思っています。その部分は毎試合出していかないといけないと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
]その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。
レッズは、前後半ともにいい入りを見せたものの2失点を喫し、明本考浩のゴールで1点を返したが、1-2で敗れた。
レッズにとって約1ヵ月ぶりの公式戦となったこの試合、6月下旬に加入し、7月中旬に登録された江坂 任が先発出場、レッズの選手として初めてJ1リーグに出場した。
攻守において出足が早く、いい形で試合に入ったレッズの選手たちだったが、早々の8分にCKから深井一希にヘディングシュートを決められてしまった。
失点後は札幌にボールを持たれる時間帯もあったが、ディフェンスラインを高く設定。コンパクトな陣形を保ちながら、ボールを奪ってから素早い攻撃を狙う。
21分には小柏 剛にペナルティーエリア内でシュートを打たれたが、右ポストに直撃して失点は免れた。
その後は耐える時間が続いたが、34分には下がってボールを受けた興梠慎三の縦パスを中央に絞った関根貴大が受けて右斜め前に展開。サイドに流れた江坂がクロスを入れると、ゴール前に宇賀神友弥が飛び込む。江坂のクロスはクリアされたが、レッズらしい流動的な攻撃を展開した。
後半に入ると立ち上がりの49分、勢いのあるプレスとスライディングによって柴戸 海が高い位置で奪ったボールが興梠に渡ると、興梠はGKの位置を確認しながらループシュートを狙う。しかし芝生に引っかかりボールは浮き切らず、GKにキャッチされた。
立ち上がりから前半以上に攻守にわたって前方に向かっていくレッズの選手たち。プレスから高い位置でボールを奪う場面や敵陣でボールを保持する時間、ゴール前にボールを送る回数を増やしていった。
しかし58分、ロングボール1本から小柏にゴールを奪われてしまった。
2点のリードを許したレッズだったが、士気を落とすことなくゴールを目指していく。すると66分、関根のフィードを直前のCKからゴール前に残っていた岩波拓也が頭で落とすと、明本が左足でダイレクトボレー。これがゴール左に決まり、1点を返した。
さらに70分にはセカンドボールを拾った西 大伍のパスを受けた関根が右サイドからクロスを送ると、ペナルティーエリアのすぐ外から伊藤敦樹がダイレクトボレー。勢いのある攻撃からの見事なシュートだったが、GKのセーブに防がれた。
その後は選手交代を使い、途中出場の汰木康也や大久保智明が積極的な突破を見せる。終了間際の90+5分には左サイドでパスをつないでから汰木がクロスを送ると、キャスパーがヘディングシュート。しかしボールは右ポストをかすめてゴールならず。2点目を奪えぬまま試合は終了した。
次戦は、8月14日(土)19時から浦和駒場スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第24節 サガン鳥栖戦となる。
【明本考浩】
(前半と後半で守り方を大きく変えたと思うし、特に左サイドの明本選手の役割が変わったと思うが、どういう形で変化させていったのか?)
「前3枚からボールを追おうということになりましたので、僕がスイッチを入れるような役割が後半からはっきりできたと思います」
(前半はサイドハーフの右か左が5枚の端になるようなことも想定しながらやっていたと思うが、バランスはどうだったのか?)
「こちらは守れていましたが、失点して点を取りにいかなければいけない、ボールを奪いにいかなければいけない、前からいかなければいけないとなったときに、アドバイスがあって前3枚からということになりました」
(次戦以降に向けてチームとしてこういう声を掛けてやっていきたいということは?)
「誰一人、下を向いていませんし、次の試合もありますし、9連戦もあります。その中で『いい方向、いい方向』ということはみんなに声掛けしていますし、次節の(サガン)鳥栖戦に向けていい準備をしていきたいです」
(素晴らしいダイレクトボレーだったが、ゴールの場面を振り返ってどうだったか?)
「クロスが入るとき、ファーに槙野(智章)選手と岩波(拓也)選手がいて、そこに入った折り返しを狙おうと思っていたところで岩波選手にボールが入りました。ゴールしか見えていませんでしたので、当てることを意識して思い切り振り抜きました」
(前半の入りは悪くなかったと思うが、相手の個に対する圧力に苦戦したのか?後半はスペースを使って流れをもってこられたと思うが、前半にもっとこうしたらよかったと思うことはあるか?)
「自分がもっと動いて、(興梠)慎三さんのスペースを空けることができたと思います。前線の選手がもっと流動的に動ければ、スペースがもっと空いて後半のようなサッカーができたと思っています」
(チームとして約1ヵ月ぶりの公式戦となったが、試合勘はどうだったのか?選手1名に新型コロナウイルス感染症PCR検査で陽性判定が出たこともあり、トレーニングに影響が出たとリカルド ロドリゲス監督が言っていたが、どう感じているか?)
「それでもしっかりと対応して、ピッチに立つ以上は100パーセントのプレーをしないといけないですし、その準備はしてきました。もっとコンディションを上げて次節に向かいたいと思います」
(この敗戦から次に生かしていきたいと思うことは?)
「もっとシュートシーンを増やすこともそうですし、ボールを保持しながら前進していくということもそうです。それは改善点だと思います」
(セットプレーでの失点から崩れてしまったという印象だが?)
「相手は(この期間)J1リーグの試合を戦っていましたし、僕たちは1ヵ月空いていた中で、試合の入りはしっかりしようとチーム全員で声を掛けていました。その中で一番気を付けなければいけないセットプレーでやられてしまいましたので、もう一度チームとして気を引き締めて次節に向かいたいと思っています」
(その中でも相手のショートカウンターの際に必死に戻るなど、苦しい中でも守備で貢献していたと思うが?)
「そこは僕の持ち味ですし、汗をかかなければ僕がいる意味はないと思っています。その部分は毎試合出していかないといけないと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
]その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
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