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第29節 vs C大阪「主導権を握り続けて鮮やかに勝利」

18日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第29節 セレッソ大阪戦【MATCH PARTNER キリン一番搾り】に臨んだ。

レッズは、立ち上がりから主導権を握ると、前半に江坂 任がゴールを決めて先制。後半も主導権を渡さずに汰木康也が追加点を挙げ、2-0で勝利した。

6月27日に行われた明治安田生命J1リーグ 第20節 アビスパ福岡戦【MATCH PARTNER セレモニー】以来、83日ぶりの埼玉スタジアムでの一戦。大雨の中でキックオフを迎えたが、レッズの選手たちは立ち上がりから熱い闘いを見せた。

ボールを支配し、スペースを突き、ボールを失えばすぐに切り替えてプレッシングをかけてボールを奪い返す。攻守にわたってスピーディーなプレーを展開した。

すると10分、酒井宏樹が相手のパスをインターセプトすると、後方から落ち着いてボールを動かし、最終ラインに落ちた平野佑一が右斜め前にグラウンダーのパス。これを受けた関根貴大がグラウンダーのパスを前線の中央に送ると、小泉佳穂がスルー。そしてボールを左寄りの位置で受けた江坂が相手のプレッシャーをものともせずにペナルティーエリアに侵入してシュートを放つと、ボールはゴール右隅へ。流麗な攻撃からゴールが決まり、幸先良く先制に成功した。

その後もペースを落とすことなく、攻撃を仕掛けていくレッズの選手たち。小泉が切り返して相手をかわしてから上げたクロスを江坂がヘディングで合わせた13分のシーンといったチャンス、または相手の守備を崩した数でも、いつ2点目が入ってもおかしくないような展開を続ける。

ボールを失ってもさぼらずにプレスバックし、もう1本パスが通れば危うい場面でもDF陣がしっかりと跳ね返す。序盤に比べれば相手がパスを回す時間もあったが、被シュートは遠い位置からの3本、崩されたシーンがほぼなかった守備面も、前半を優位に進めた大きな要因だった。

後半も立ち上がりからチャンスをつくる。ボールを下げる相手にプレッシャーをかけ続けると、相手GKがペナルティーエリア内から出したパスを関根貴大がダイレクトでシュート。ボールはわずかに枠の左に外れたが、レッズらしいプレッシングからの見事なボール奪取だった。

その後も攻守にわたってアグレッシブなプレーを続けると59分、岩波拓也がロングフィードを前線に送ると、汰木が相手DFの裏に抜け出しながらピタリとボールを止めて倒れ込みながらシュート。ボールは相手GKの股下を抜け、ゴールに吸い込まれた。

その後も気を抜くことなく自分たちがやるべきことを続けていくレッズの選手たち。選手交代を使いながら、ペースを掌握し続ける。

82分には途中出場の伊藤敦樹のスルーパスから同じく途中出場の田中達也が抜け出してシュート。87分にはFKのこぼれ球を拾うと、アレクサンダー ショルツがゴール前に送ったボールをゴール前でフリーになった伊藤がヘディングで合わせる。

これらは相手GKに防がれ、後半アディショナルタイムには右サイドを抜け出した酒井のクロスから途中出場のキャスパー ユンカーが放ったシュートは相手DFにブロックされるなど、3点目を奪うには至らなかったが、自分たちのペースで進めながら試合は終了。公式戦で連勝かつ9戦負けなし、J1リーグも連勝かつ6試合負けなしとした。

次戦は、9月25日(土)にアウェイの味の素スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第30節 FC東京戦となる。

【江坂 任】
(試合全体を振り返ってどうだったか?)
「自分たちがやりたいサッカー、しっかりとボールを握りながら勇気をもって前進してゴールを目指すことができました。その中で複数得点できて勝てたことと、ゼロで抑えて勝てたことはよかったと思います」

(江坂選手のゴールシーンは江坂選手の体の強さやシュートのうまさはもちろん、江坂選手にボールが渡るまでの流れもよかったと思うが、どうだったか?)
「ボールを運ぶ段階で各選手がいいポジションをとっていましたので、うまくボールがまわっていました。その中で関根(貴大)選手がいい状態で前を向けたので、自分も相手の背後にいいランニングができて、いいゴールになったと思います」

(今日は途中からキャスパー ユンカー選手が入ってからは右サイドにいったり近くでプレーしたりしていたが、ユンカー選手が入ってからの違いをどう感じながらプレーしていたのか?)
「ユンカーにはよりストライカーとしての役割を任せられますので、自分はボールを落ち着かせることや相手の最終ラインを突破する一つ前のところの仕事ができればと思っていました。うまく左右に顔を出しながらプレーできたと思います」

(小泉佳穂選手と2人で相手の最終ラインにプレスをかけるところの効果がクローズアップされていると思うが、どういうことを意識しているのか?)
「2人の距離感と相手を背中でどう消すかというところだと思います。スイッチのタイミングはお互いの距離とお互いのポジショニングを見ながらスイッチをかけられていますし、今はそこがうまくいっていると思います」

(レッズに加入してからYBCルヴァンカップを含めて3ゴール目となったが、レッズでどれくらい力を出せているのか?)
「ゴールを決められているところと、アシストができているところはいいことですし、それを求められていますので、勝てているということに関しては良かったと思います。ただ、今日の試合も含めて、まだまだ複数得点できた試合もありましたので、そういうところを決め切ることができるチームにしていきたいと思います」

(新加入の選手が多かった中でみんなが適応していろいろなバリエーションで戦えていると思うが、すぐに適応した秘訣はあるのか?)
「より多くコミュニケーションを取ることが大事だと思います。試合で起きた現象やトレーニングで起きた現象について、コミュニケーションを取っていくことが一番だと思います」

(シーズン終盤に向けてレベルアップしたいことは?)
「先ほど言ったように、ゴールを取れるところで取っておかないと、カウンター一発で失点して難しい試合になることもあると思います。取れるときにしっかりとゴールを取って、取れる追加点もしっかり取るということが今の課題だと思います」

その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
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