試合速報
2014Jリーグ ディビジョン1
第17節
2014年7月27日
(日)
18:04 KICK OFF
- 会場
- 埼玉スタジアム
- 観衆
- 39,205人
- 天候
- 晴
- 主審
- 西村 雄一
更新
浦和レッズ
1 - 1
1
前半
1
0
後半
0
鹿島アントラーズ
- 20分
- 興梠 慎三
GOAL
- 30分
- 柴崎 岳
選手交代
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警告
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退場
選手
- 21
- 西川 周作
GK
- 21
- 曽ヶ端 準
- 46
- 森脇 良太
- 4
- 那須 大亮
- 5
- 槙野 智章
DF
- 22
- 西 大伍
- 23
- 植田 直通
- 15
- 昌子 源
- 16
- 山本 脩斗
- 26
- 関根 貴大
- 13
- 鈴木 啓太
- 22
- 阿部 勇樹
- 3
- 宇賀神 友弥
- 8
- 柏木 陽介
- 7
- 梅崎 司
MF
- 20
- 柴崎 岳
- 40
- 小笠原 満男
- 33
- カイオ
- 19
- 豊川 雄太
- 28
- 土居 聖真
- 30
- 興梠 慎三
FW
- 11
- ダヴィ
- 18
- 加藤 順大
- 12
- 濱田 水輝
- 17
- 永田 充
- 14
- 平川 忠亮
- 16
- 青木 拓矢
- 11
- 関口 訓充
- 20
- 李 忠成
SUB
- 1
- 佐藤 昭大
- 4
- 山村 和也
- 24
- 伊東 幸敏
- 8
- ルイス アルベルト
- 27
- 梅鉢 貴秀
- 10
- 本山 雅志
- 32
- 杉本 太郎
スタッツ
9
シュート
11
7
GK
8
6
CK
4
17
直接FK
19
2
間接FK
2
2
オフサイド
2
0
PK
0
試合後コメント
ミハイロ ペトロヴィッチ
監督
- 「今日のゲームは両チームの非常にすばらしいプレーが見られたゲームだと思っています。日本でこれだけのゲームを見る機会は稀なのではないでしょうか。それくらい両チームともすばらしいプレーをしていたゲームだと思います。
両チームとも、最後まで勝利を目指して戦ったゲームでした。2つのチームが違うやり方で勝利を目指していました。鹿島はしっかりと自陣でブロックを作ってカウンターを仕掛けていましたし、そういった形で彼らが同点ゴールを決めたシーンが象徴しているように、彼らはカウンター狙いで勝利を目指していました。
相手が非常に自陣に引いてブロックを作って守ってくる中でも、我々は落ち着いてボールを動かしながら、後ろから数的優位を作り、非常に良い攻撃の形が作れたと思っています。相手がカウンター狙いで、前線にスピードのある選手を並べていました。そういった意味で、我々に取っては1つのミスが命取りになりかねない、非常に難しいゲームでした。しかしそうした中でも、自分たちの攻撃の形は出せたと思っています。この夏場の連戦、一週間で3試合目ということで、最後は体力的にきつい部分がありました。選手たちが最後のところでもう少しがんばれたら、2点目が取れたら、という思いもありましたが、今日選手たちが見せてくれたパフォーマンスというものは、私自身は非常に良かったと思っていますし、こういったゲームをできたことに関して、私自身は幸せであると感じています。2点目が取れていればもう少し違った展開になったかもしれませんし、あるいはもう少し選手がフレッシュな状態で試合に臨めていれば、もしかしたら勝利できたかもしれません。ただ、最終的に今日のようなすばらしいゲームができたことに関しては、選手たちに良くやったと言ってあげたいと思っています。
やはり、仕掛けていくチームの方がこういった気温の中、疲れている状況の中では難しいものだと思います。チーム全体がしっかりと連動して攻撃の時も動かなければ、相手の守備を崩すことはできません。ただ、そういう状況の中でも自分たちの狙いとするところは十分に出せたと思います。相手は守備をしたところから前線の選手がスペースに飛び出していくというところで、前線の選手は相当きつかったとは思いますが、我々は仕掛けていく、あるいはチーム全体で連動して動いていかなければいけない、それを90分間やりきるというのはなかなか簡単ではありませんでした。柏木、梅崎、関口と決定機は何度かありましたが、そういったシーンで決めきれていればというゲームではあったと思いますが、全体を通して自分たちの狙いとするサッカーができた、良いゲームだったと思います」
相手チームコメント
トニーニョ セレーゾ
監督
- 「質疑応答からお願いします」
(今日の試合はどうしたら勝ちきれたと思うか?)
「もう少し守備のパフォーマンスをよくすることはできたと思います。ただ、それも反面やむをえないところがあって、まだ19歳と21歳のセンターバック2人に、興梠選手のような経験値の高い選手を抑えろといっても、それは難しいと思います。真ん中に出て行くことは経験があってもできないところです。ハーフタイムに指示を出したので少しは改善できましたが、前半は興梠選手のところでボールを収められて、あるいはワンタッチプレーで、彼らがいつもやっているサイドから斜めに入れて、シャドー2枚がそこにサポートに入ったり、ウィングバックが入ったりといった形のところを抑えきれなかったところがあったので、そこが前半で残念だったところです。前半は拮抗した状況の中で、1-1というスコアは妥当だったと思います。
後半は鹿島にとってはいい内容でした。前半もそうでしたが、サイドの崩しまではよいのですが、ペナルティーエリアの角付近、あるいは横まで進入はしても、クロスの精度を欠いていました。あるいは、前半ではダヴィ選手が大外のセンターバックの後ろに入ってしまいました。ハーフタイムにペナルティーマークのあたりに入ってきてほしいと彼に伝えました。そうすればニアでもフォアでも瞬時に対応できるようになるので、そのポジション取りを要求したので、後半は少し改善できたと思います。
前半と後半の消耗度を踏まえた中で、鹿島のパフォーマンスは良かったと思うし、対戦相手の質やレベルを考えればすばらしい試合ができたと思います。そして、今日のレフェリングがすばらしかったと思います。緊迫した試合の中で、うまく両選手の感情を平常心にたもつことができたところですばらしかったと思います」
(この緊迫感ある試合で杉本選手を使ったが、彼のプレーについては?)
「今いる選手は僕が使えると思う戦力です。杉本選手はチームのために、そしてチームの一員になるために練習に取り組む意識を持っている選手です。それは、チームが苦しいときこそ一番必要なものであって、それを彼がやり続けていることを僕は見ていましたし、成長しようとする姿勢を見ていました。まだ足りないところは多くありますが、弱い相手に対して活躍することはどの選手でもできますが、強い選手に対してどれくらいできるかというところで、その選手がどのようなレベルにあるのかが分かってきます。それを僕は彼らにずっと言い続けていますし、杉本選手はそれを勇敢に示したと思います。今日のパフォーマンスは、僕が求めた部分では、全力で犠牲心を持って、勇敢に戦ったと思っていますし評価しています。ユースに4人ほど面白い選手がいますが、僕は使いたいのですが登録上できないので、もう少し待ちたいと思います。
若い選手は意欲があって、願望があって、ハングリーさがあります。彼らを使って失敗した方が明るい未来になります。しかし、ベテランや中堅の選手で欲がなくなった者は、前に進むことができなくなりますから、それを失った者を使うよりは、若い選手で戦った方が、クラブや、チーム、サポーターにとっても、明るい未来につながっていくと思います」