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ルヴァンカップ決勝 vs 福岡「勝利を目指して闘い続けたが、頂点には立てず準優勝」

11月4日、浦和レッズは国立競技場でJリーグYBCルヴァンカップ 決勝 アビスパ福岡戦に臨んだ。

レッズは、前半に2失点を喫したが、後半にPKのピンチを西川周作が救い、流れを取り戻すと途中出場の明本考浩がゴール。その後もゴールを目指して攻め続けたが、1-2で敗れ、準優勝で大会を終えた。

7年ぶりのYBCルヴァンカップ決勝の舞台。レッズの選手たちは、ゴール裏のファン・サポーターによるクラブエンブレムとYBCルヴァンカップのトロフィーから始まり、さらには「赤・白・黒」の三色旗と初タイトルを獲得した日付、歴代のトロフィーと今日の日付が記載された2種類のビジュアルサポートに迎えられ、決戦のピッチに入場した。

立ち上がりの5分に先制されてしまったレッズだったが、その後はボールを支配しながら、ショートパスとロングパスを織り交ぜ前進していった。37分にはオフサイドになったものの敵陣ペナルティーエリアで波状攻撃を仕掛けるなど、ゴールに迫っていく。

そのまま前半のうちに追いつきたいところだったが、前半アディショナルタイムに2失点目を喫してしまう。

後半、髙橋利樹と早川隼平に代わって大久保智明と安居海渡がピッチへ入り、レッズは立ち上がりから前半以上にアグレッシブに攻撃を仕掛けていく。

圧倒的に攻撃しながらも一瞬の隙からPKを与えてしまい、絶体絶命のピンチ。しかし、これまでの試合で何度もチームのピンチを救い、この試合でも41分、42分と続いた相手のセットプレーで好対応を見せていた西川が、PKを見事にストップ。さらなる失点を防いだ。

ここでのビハインドを2点に保ったレッズの選手たちは、フィールドプレーヤー全員が敵陣に入る形で福岡を押し込んでいく。そんな展開が続く中、61分には小泉佳穂と伊藤敦樹に代わってブライアン リンセン、明本と攻撃的な選手が交代でピッチに入っていった。

すると67分、酒井宏樹が自陣から大きく斜め前にフィードを送ると、相手ディフェンスラインの背後に抜け出し、体を当ててくる相手を制しながら胸トラップした明本が左足でシュート。ボールは相手GKの股下を抜け、ゴールに吸い込まれた。

あと1点。そのために猛攻を仕掛け続けたレッズの選手たち。8分が提示されたアディショナルタイムには、最後の交代カードとしてピッチに入ったエカニット パンヤも絡みながら、最後はホセ カンテがシュートを放ったが、ボールは左ポストに当たって跳ね返り、ゴールを決めきれない。

90+9分に敵陣で得たFKでは西川もゴール前に上がって攻撃参加したが、ゴールを奪うことはできず。1-2のままタイムアップのホイッスルを聞き、準優勝チームとして表彰を受けた。

次戦は、11月8日(水)19時からアウェイの浦項スティールヤードで行われる、AFCチャンピオンズリーグ2023/24 グループステージ MD4 浦項スティーラーズ戦となる。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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