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マンチェスター・シティFC 試合前日会見

18日、キング・アブドゥッラー・スポーツシティ・スタジアムで、FIFAクラブワールドカップ サウジアラビア2023 準決勝 浦和レッズ vs マンチェスター・シティFCの試合前日公式会見が行われた。

マンチェスター・シティFCからはペップ グアルディオラ監督とベルナルド シウバ選手が出席し、試合に向けた意気込みを語った。

【ペップ グアルディオラ監督】
(サウジアラビアの気候をどう感じますか?また、前回のFIFAクラブワールドカップはアジア勢とヨーロッパ勢の力の差が縮まっていることを感じられたが、明日の試合で浦和レッズはマンチェスター・シティと対等に闘えると思うか?)
「みなさん、こんばんは。非常に気候がいいですね。我々は12月のマンチェスターから来ていますので、良く感じます。

このステージまで来ている全てのチームに言えることですが、浦和レッズは我々に対して問題を引き起こすことができるでしょう。(クラブ・)レオン戦で見せたプレーを我々も確認しました。我々は決勝での戦い方を知っていますので、明日はそれと同じように戦わなければいけません。良いパフォーマンスを見せて、勝利をものにしたいです」

(この大会は、選手や監督自身にとって最近の不調から少しリセットできるチャンスと考えているか?)
「違った大会です。なので、ここで起きることと、エヴァートン(FC)、シェフィールド(・ユナイテッドFC)、ニューカッスル(・ユナイテッドFC)となどイギリスで起きることとでは違いがあります。ですので、それよりももっと良い結果がでることを望んでいますし、アストン・ヴィラ(FC)戦以外では非常に良いパフォーマンスを披露することができました。試合の終わらせ方、試合中の判断など改善が必要なところもありますが、なによりレッズ戦では高いレベルでパッションを持ち続けることやボールを持っていてもいなくても高いレベルでプレーすることが必要です。この場にマンチェスター・シティが来ることは初めてですので、非常に光栄に思っています。この大会を獲り、得られる特権を勝ち取りたいです。各大陸の代表がここにいるわけですから光栄ですが、経済的にはヨーロッパのサッカー界は他と比べると大きいのが現実です。ただし技術面や監督の試合への準備の仕方などについては分かりません。彼らにリスペクトのないような振る舞いをすることを私はしません。ここにいること、明日闘う上では、過去の我々を塗り替えなければいけません。そうでないとここに来られないわけです。明日は良い試合をして、決勝に進みたいと思います。

私自身は4回この大会に参加しています、その中で準決勝の試合は非常にタフなものでした。準決勝はいつも非常に難しく、そこに例外はありません。その後に決勝にいければ当然勝ちたいと思います。この大会のトロフィーは持っていませんので、手に入れられる最後のトロフィーを、勝利することで得たいと思っています。

(マンチェスター・シティがこの大会に出場するのは初めてだが、この大会について監督自身にとっても特別なものと感じているか?)
「マンチェスター・シティでは全ての試合に4-0、5-0で勝利することを期待されている上で、我々は全ての大会で勝利してきました。その面では慣れています。ただし、この大会が非常に難しいことは理解していますし、過去になかったことをしなければいけません。プレミアリーグは毎週ありますし、中3日で試合がありますが、この大会は人生で一度か二度あるくらいのものです。それだけにここに来ることは難しいものです。この大会に出られるのは光栄で、ある種の特権です。我々には1週間のリカバリー期間もないですし、それは仕方がないことだと理解しています。その中でもリフレッシュして前に進むしかありません。レッズはシーズン終了後に我々より長くここにいますし、調整できている状態です。我々はそれとは違いますが、慣れています。シーズンに入るまで良い準備ができないこともよくありますし、試合を重ねて怪我人が出ることもありますが、調整していく他にありません。ここでそれらに文句を言う気は全くありません。明日、浦和レッズと対戦できることを光栄に、そしてうれしく思っています。良い試合をしたいと思います」

【ベルナルド シウバ選手】
「(FIFA)クラブワールドカップを戦う上で、疲れた、直近の試合が残念だったなどと言っている場合ではありません。この大会に対してモチベーションを持ってやってきました。ほぼ全ての選手がこの大会を勝ち取ったことはありません。クラブとしても同様です。明日の浦和レッズ戦で初めての勝利が必要ですので、そのための良い準備をしたいと思います」

(ここ数週間の状態の中で、この大会に臨むことはどのような利点があるか?)
「別の大会に出場し、勝ち得ることができる試合に勝利することは我々にとってとても重要なことです。確かに、最近の試合は結果や経緯を踏まえても、ややフラストレーションが溜まる結果でしたが、過去に目を向ける必要はありません。何もできることはありませんから。我々にできることは次の試合に向けて準備をすることだけです。この大会で勝利し、トロフィーを持って帰ることだけを考えています。」

(アーリング ハーランド選手が離脱してしばらく経つが、彼がいないことでプレーは変わってくるのか?明日の試合に影響は出るのか?)
「アーリングは我々にとって非常に重要な選手です。アーリングやケビン(デ ブライネ)など、誰がいなくても残念です。ただ、マンチェスター・シティの強みは私が加入した6年半前からそうでしたが、だれがいなくなってもチームとして同じマネジメントができ、タイトルに向かえることです。アーリングが出場するかどうかは分かりませんが、フリアン アルバレスがストライカーを務めることができます。チームを悪く見る必要はないのです。解決策を見つけてベストを尽くすことが何より大切です。

(マンチェスター・シティは少し揺らいでいるような時期だと思うが?)
「(プレミアリーグ前節のクリスタル・パレスFC戦では)最後にゴールを許し、追いつかれてしまったことは非常に残念に思っています。大切なポイントを失ってしまいました。ただ私の目からすれば、チームは良い状態を保っていると思います。チャンスの作り方や相手と比較したときのチャンスの状況を見てもそうです。試合はすぐそこにありますし、我々が変わることはありません。もちろんもっと効果的に動き、良いディフェンスをすることや、ゴールをとることなどはしていかないといけませんが、他のチームと比べても、アストン・ヴィラ(FC)戦より状態が悪くなっていることはありません。細部により注意していくことや勝ち点をしっかりと取ることなどは今必要なことだと思います。(シーズンが終了する)5月は来ますので、今はその状態ではないですが、我々であれば(優勝)できると信じて進んでいきます」

(さまざまな選手がサウジアラビアへ移籍しているが、ベルナルド シウバ選手がサウジアラビアでプレーする可能性はあるのか?)
「サウジアラビアのリーグは約2年前から非常に発展している印象があります。投資をして、この国で多くのトッププレーヤーがプレーしている状況です。この状況が続くと聞いていますし、さらにリーグは発展していくでしょう。(サウジアラビアでのプレーについては)私は今、マンチェスター・シティでのプレーにフォーカスしていますし、最高峰のヨーロッパでプレーすることに、とても喜びを感じています。ですので、サウジアラビアでプレーすることは考えていません」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
※一部文章で誤認がありましたので訂正いたしました。

マンチェスター・シティFC 試合前日会見

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